円形脱毛症の対策では注射をすることもある?円形脱毛症の対策法!

円形脱毛症の対策方法はいくつかあり、

内服薬や外用薬だけでなく脱毛部分に注射をすることも。

 

注射は即効性があり抗炎症や発毛効果が期待できますが、

すべての方に使用できるわけではありません。

 

注射ができない方も、

内服薬や外用薬といった選択肢があります。

 

そこで今回は、注射による円形脱毛症の対策はどのようなものか、

その他の方法と副作用についてご紹介いたします。

 

円形脱毛症では注射による処置も存在する

病院によって方法は異なりますが、

多くのクリニックでは『円形脱毛症診療ガイドライン2017』

に書かれている、推奨度の高い方法や効果が期待できる

処置を取り入れています。

 

その中に「ステロイド注射」という円形脱毛症の対策法があります。

 

脱毛している部分に炎症や免疫を抑える効果が

期待できるステロイドを局所麻酔と混合し、

注入する方法です。

 

即効性があり高く発毛効果の期待できますが、

注射するときに痛みを伴ったり

強い副作用が起こる可能性があるため、

小児には使用しません。

参考:http://hirohataiin.com/aropearia.html

 

また注射部分だけ髪の毛が生えてくるので、

円形脱毛症が初期の、脱毛斑が狭い

円形脱毛症の方のみの対策になります。

 

円形脱毛症の注射を打つ間隔は?

円形脱毛症の注射を打つ間隔はだいたい2週間~1か月ほどで

数か所に分けて少量ずつ脱毛斑に注射していきます。

 

保険適用されますので費用は比較的安価です。

 

しかし長期間注射すると頭皮が薄くなったり、

注射したところが凹んでしまう副作用があります。

 

円形脱毛症診療の対策に

ステロイド注射を希望する方は、

お医者さんに注射を打つ間隔や副作用など

しっかりと確認しましょう。

 

参考:http://cocoro-hihuka.com/alopechia.html

 

注射以外の円形脱毛症の対策法について

円形脱毛症の対策は注射以外にもいくつかあります。

 

内服薬では

「ステロイド内服」

「抗アレルギー薬」

「セファラチン」、

 

塗り薬では

「ステロイド外用」

「塩化カルプロニウム外用」

「ミノキシジル外用」

などがあります。

 

そして人工的にかぶれを起こして発毛を促す『局所免疫療法』。

 

円形脱毛症の初期の方だけなく、

広範囲に脱毛斑が広がっている方や

お子さんの場合も行えます。

 

そのほか、

冷却法や紫外線照射などを行う病院や

クリニックが多いです。

参考:https://www.dermatol.or.jp/qa/qa11/q09.html

 

円形脱毛症の対策による副作用については押さえておこう

薬による円形脱毛症の対策を希望するのでしたら、

副作用についても押さえておきましょう。

 

ステロイド内服は肥満や糖尿病、生理不順、

セラファランチンの副作用は胃の不快感、

食欲不振や発疹、かゆみなどが報告されています。

 

塗り薬は内服薬よりも軽いですが、

こちらも副作用が起こる可能性があり

ステロイド外用は顔が丸くなったり、

皮膚が薄くなったりすることも。

 

塩化カルプロニウム外用は、一過性の発赤やかゆみ、

発汗などが発生する場合があります。

 

副作用が起こる確率は低くても、

完全に起こらないとも限りません。

 

また今、薬による対策中の方は急に服用をやめることで、

再び円形脱毛症になることも。

 

円形脱毛症が悪化しないために、

処方前に医師に疑問点は必ず確認し、

薬の服用や使用方法は指示に従いましょう。

参考:https://www.enkei-datsumou.com/enkei/chiryou/

 

円形脱毛症は注射などによって治ったとしても再発することがある?

円形脱毛症は注射などによって治ったとしても、

数週間後や数ヶ月後に再び進行することが多々あります。

 

円形脱毛症になる原因ははっきりとわかっていませんが、

生活環境や体質など複数の要因が重なり合っていること

多いです。

 

そのため、脱毛しているところだけを薬で治そうと思っても、

根本原因取り除くことができなければ再発しやすくなります。

 

円形脱毛症を薬や注射で対策することは選択肢の一つであり、

他の方法もあります。

 

整体なら体質を変えることで、

薬を使わずに円形脱毛症になりにくい体作りを

することも可能です。

 

また円形脱毛症の薬を使用している方は、

ご自身の判断で薬の使用を中止せず、

医師に相談しながら整体に通うなどの方法もあります。

 

円形脱毛症には注射による対策のみだと思いこまずに、

あなご自身のご希望にあった方法で

円形脱毛症の改善を目指してくださいね。

 

まとめ:円形脱毛症では注射をすることもある?円形脱毛症の対策法!

円形脱毛症の対策はいくつかあり、注射をすることも

 

円形脱毛症の注射の場合は2週間~1か月の間隔で

少量ずつ脱毛斑に注射していきます。

 

即効性があり発毛効果が高い一方で、

大人や狭い範囲の脱毛斑の方に限られます。

 

また注射による円形脱毛症の対策は、

長期間注射することで頭皮が薄くなったり

注射部分が凹むこともあるので、

注射前に方針や副作用はしっかりと確認しましょう。

 

円形脱毛症の対策は注射以外にも内服薬や外用薬があり、

子どもや広範囲に脱毛斑が広がっている方にも

使用できる薬もあります。

 

しかし薬の使用は副作用が起こることもあります。

 

副作用を確認し、

必ず薬の服用や使用方法は医師の判断に従いましょう。

 

また薬を使わず、整体で体質改善をして

円形脱毛症の改善をする方法もありますので、

あなご自身のご希望にあった方法で

円形脱毛症の改善を目指してくださいね。

 

 

 

 

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この記事を書いた人

いいねヘアケアラボ院長 成田峻輔

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