ビタミンは薄毛の救世主?ビタミンが髪の毛に良い理由とは

5大栄養素の1つ「ビタミン」は、私たちの体に欠かせない栄養素です。

ビタミンには体の調子を整える働きがありますが、

薄毛の予防や改善の救世主となるのでしょうか?

 

そこで今回は、

ビタミンの薄毛に対する作用や薄毛予防に良いとされるビタミンの種類、

その理由についてご紹介します。

 

ビタミンの薄毛に対する作用

ビタミンの薄毛に対する作用をご紹介する前に、

「ビタミン」が私たちの体の中で

どのような働きをしているのかについて解説しておきましょう。

 

三大栄養素と呼ばれる「タンパク質」「脂質」「糖質」は、

私たちの体を作り、エネルギーとなります。

 

ビタミンやミネラルは、

体を作ることもエネルギーになることもできませんが、

三大栄養素の分解や合成には欠かせないもの。

私たちの体の調子を整えるために、とても大切な栄養素です。

 

また、ビタミンは体内で作ることができないため、

食品から摂る必要があります。

不足してしまうと体に様々な不調をきたしてしまうので、

意識的に摂ることが重要です。

 

では、ビタミンは薄毛に対して、どのような作用があるのでしょうか?

健康な髪を生やし、成長させるためには、

髪に良い頭皮環境を作ってあげることが大切です。

 

そのために必要なのが、頭皮の血流を良くすること、

そして、髪の成長に必要な栄養素を過不足なく摂取することです。

 

ビタミンには、血行を促進したり、新陳代謝を促したりする作用があります。

また、髪の主成分であるケラチンの生成や、

頭皮や血管に大切なコラーゲンの生成を助けてくれる作用などもあります。

 

ビタミンなしで体を健康に保つことが難しいように、

健康な髪を維持するために、ビタミンはとても重要な役割を果たしているのです。

参考:https://www.otsuka.co.jp/nutraceutical/about/nutrition/functions/#tab03

 

薄毛予防に必要なビタミンの種類は?

薄毛予防に必要なビタミンは、どのような種類のビタミンなのでしょうか?

まずは、ビタミンの種類についてみていきましょう。

ビタミンは全部で13種類。

 

水に溶ける水溶性ビタミン(ビタミンB1、B2、B6、B12、ビタミンC、葉酸、パントテン酸、ナイアシン、ビオチン)と、

水には溶けない脂溶性のビタミン(ビタミンA、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンK)があります。

薄毛予防に必要なビタミンは、

主にビタミンA、ビタミンB、ビタミンC、ビタミンEです。

 

では、それぞれのビタミンについて、具体的な作用や髪に良い理由をみていきましょう。

 

ビタミンA

ビタミンAは、皮膚や粘膜を健康に保つ働きがあります。

抜け毛の原因となる頭皮の乾燥を防ぎ

良い頭皮環境を保つために必要なビタミンです。

 

ただし、ビタミンAは脂溶性ビタミンのため、

過剰に摂取すると体に悪影響を及ぼすこともあります。

特に慢性的な過剰摂取は、

頭蓋内圧亢進性や口唇炎、脱毛症や食欲不振、

筋肉痛などを起こす可能性があるので注意が必要です。

 

ビタミンB

ビタミンB群は、タンパク質や脂質、糖質の代謝に必要な栄養素です。

タンパク質は髪の主成

脂質や糖質は体のエネルギー源となる重要な栄養素です。

 

これらの主要な栄養素の代謝や生成に欠かせないのが、ビタミンB群

髪の成長や良い頭皮環境を保つために、

ビタミンB群はなくてはならない存在です。

 

ビタミンC

ビタミンCは、

タンパク質の一種でもあるコラーゲンの生成に必須のビタミンです。

コラーゲンは肌にハリや弾力を与えるだけでなく、

骨や血管などを丈夫に保つ働きもあります。

ビタミンCが不足してしまうと、コラーゲンの生成ができず、

頭皮や髪を健康に保つことができません。

 

また、ビタミンCには抗酸化作用があることも知られています。

動脈硬化の予防、ストレスや病気に対する抵抗力を高める働きがあるなど、

髪だけでなく身体にとっても欠かせないビタミンです。

 

ビタミンE

ビタミンEには抗酸化作用があり、

老化予防や生活習慣病の予防に良いとされています。

 

また、血管の拡張を促し、末端の血液循環を良くすることから、

薄毛の原因となる頭皮の血行不良を予防するために必要なビタミンといえるでしょう。

参考:https://www.glico.co.jp/navi/dic/dic_14.html

 

薄毛に効果的なビタミンを含む食べ物は?

薄毛に効果的なビタミンを含む食べ物についても、みていきましょう。

 

ビタミンAを多く含む食べ物は、

うなぎやレバー、チーズや卵、緑黄色野菜など。

 

ビタミンB群を多く含む食べ物は、

豚肉、レバー、玄米、納豆、魚介類、バナナなど。

 

ビタミンCを多く含む食べ物は、

果物(特に柑橘類)、野菜、芋類、緑茶など。

 

ビタミンEを多く含む食べ物は、

ナッツ類、植物油、緑黄色野菜など。

 

ビタミンB群やビタミンCは、

たくさん摂っても尿と一緒に排出されるので問題ありませんが、

ビタミンAとEの過剰摂取は、体に悪影響を及ぼす可能性もあります。

摂りすぎないように注意しましょう。

 

残念ながら

「このビタミンさえ摂っていれば、薄毛にならない」というものはありません。

栄養バランスを考えた食事を摂ることが、

健康のためにも薄毛のためにも効果的なことなのです。

 

 

まとめ:ビタミンは薄毛の救世主?ビタミンが髪の毛に良い理由とは

ビタミンは、

頭皮環境を整え、健康な髪を維持するために欠かせない栄養素です。

 

ビタミンA、B群、C、Eのどれかが不足しても、

健康な体や髪を保つことはできません。

 

肉、魚、野菜、果物、乳製品、大豆製品などバランス良く食べることが、

体の調子を整え、それが薄毛予防にもつながるのです。

 

 

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この記事を書いた人

いいねヘアケアラボ院長 成田峻輔

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