鉄分不足は薄毛を引き起こす?効率的な摂取方法について

私たちの髪の毛は食べ物の栄養から作られているため

栄養バランスのよい食生活を心がけることが大切だと

言われていま 

 

髪の生成に必要なたんぱく質やビタミン、亜鉛などとともに、

髪のためにとくに意識して摂りたい栄養素が「鉄分」 

 

鉄分不足貧血が起こることは有名ですが、

実は薄毛の原因の一つでもあることはご存じでしょうか? 

 

なぜ鉄分が不足すると薄毛に結びつくのか、

セルフチェックのポイント、鉄分不足の予防法、

効率的な摂取方法など、薄毛と鉄分について

詳しく解説いたします。 

 

薄毛と鉄分の関係性は?

髪の毛は、頭皮の内側の毛根と言われる部分で、

毛母細胞が分裂を繰り返すことで作られています。 

 

毛母細胞が分裂するためには、「栄養」「酸素」

必要不可欠ですが、この2つを毛乳頭まで運んでいるのが血液です。 

 

さらに詳しく説明すると、血液中のヘモグロビン」に

酸素と結びつき体の隅々まで酸素を届けるという重要な働きが

あります。 

 

このヘモグロビンを作る原料となっているのが、「鉄」なのです。 

 

ところが、栄養不足などが原因で体内の鉄分が減少すると、

ヘモグロビンがうまく作れなくなり、量が減少してしまいます。 

 

すると、酸素の運搬という役割がうまく果たせなくなるため、

体のさまざまな細胞や組織が酸欠状態になってしまうのです。 

 

これは毛根でも同様で、酸素不足によって毛母細胞の働きが衰え、

髪の毛を生み出したり、太く長く成長させたりできなくなります。

 

その結果、髪がやせ細って抜けやすくなり、

薄毛に結びつくというわけです。 

 

また、肌の弾力を生み出す「コラーゲン」の合成にも

鉄分が欠かせません。 

 

鉄分が足りないとコラーゲンの合成がうまくいかず、

頭皮が硬くなます。 

 

柔軟性のない硬い頭皮では健康な髪が生えにくく、

抜け毛も増えるため、やがて薄毛になってしまうのです。 

 

鉄分が足りているかセルフチェックしよう

鉄分が足りているか、それとも不足しているかを自分で知るための

「鉄不足度チェックリスト」をご紹介します。 

 

3つ以上当てはまったら黄色信号、6つ以上なら赤信号なので、

食生活の改善が必要です。 

 

・爪が割れやすい・丸みが少ない 

・爪が白っぽい 

・爪が反りかえる 

・まぶたの裏側が白い 

・頭痛・耳鳴り 

・動悸・息切れ 

・めまい・立ちくらみ 

・顔色が青白い 

・疲れやすい 

・よくあくびが出る 

・集中力が続かずぼんやりしてしまう 

・イライラする 

・朝起きるのがつらい 

・手足が冷える 

・氷が食べたくなる 

 

鉄分不足による薄毛を予防するには

鉄分不足による薄毛を予防するには、

どのようにすればよいのでしょうか? 

 

薄毛を予防するには、鉄分不足にならないように

日頃から意識して食事で鉄分を摂る必要があります。 

 

女性には生理があり毎月血液を失うため、

どうしても鉄分不足に陥りがち。 

 

男性より女性の方が貧血になる人が多いのも、そのせいです。 

 

そのため、積極的に鉄分を摂取して鉄分を補い、

不足しないように注意しましょう。 

 

鉄分を摂取する際の注意点

鉄分には「ヘム鉄」「非ヘム鉄」があります。 

 

このうち、吸収率が高いのはヘム鉄の方です。 

 

鉄分不足を解消するには、ヘム鉄を中心に摂取することを

おすすめします。 

 

ヘム鉄が多く含まれているのは

豚レバー・鶏レバー・アサリ缶詰・わかさぎ・かき・

牛ヒレ肉など 

 

非ヘム鉄が多く含まれているのは、

干しひじき・のり・ほうれん草・大豆・高野豆腐などです 

 

吸収効率を考えるとヘム鉄を中心に摂取した方がよいのですが、

非ヘム鉄にも必要な栄養素が含まれているので

一緒に摂ることで、吸収率もアップします。 

 

また、非ヘム鉄はビタミンCや良質なたんぱく質を

一緒に摂取することで、吸収しやすくなります。 

 

ビタミンCを多く含む赤ピーマン・黄ピーマン・レモン・

ブロッコリー・キウイとともに、肉や魚、卵などの

たんぱく質をプラスするとよいでしょう。 

 

日々の生活習慣や栄養不足も薄毛と関係する?

薄毛と関係しているのは、鉄分だけではありません。 

 

他の栄養素や生活習慣なども大きく影響しています。 

 

鉄分の他に薄毛予防のために積極的に摂取したいのが、

「たんぱく質」「ビタミン」、「亜鉛」です。 

 

たんぱく質は髪の主成分である「ケラチン」の原料となる栄養素。 

ビタミンと亜鉛は、ケラチンの合成に必要不可欠です。 

 

また、薄毛には生活習慣の乱れも大きく影響しています。 

 

たとえばインスタント食品やジャンクフードばかりとって、

野菜や果物などを食べずにいると、髪の生成に必要な栄養素が

足りなくなり、髪の生成に支障が出てしまいます。 

 

また、生活リズムの乱れや睡眠不足が重なると、

成長ホルモンの分泌が減少し、頭皮や髪の健康に影響を

及ぼすことになります。 

 

さらに、運動不足は血行不良を引き起こします。 

 

食生活・睡眠・運動の3つを改善して、はじめて髪にとって

良い環境を整えることができるのです。 

 

薄毛の予防のためには、鉄分やたんぱく質などを中心とした

栄養バランスのとれた食生活と、生活習慣の改善が必要です。 

 

常日頃から、薄毛にならないように食生活を含めた

よい生活習慣を心がけましょう。 

 

まとめ:鉄分不足は薄毛を引き起こす?効率的な摂取方法について

鉄分不足は、薄毛を引き起こす原因となります。 

 

その理由は、鉄分が不足すると血中のヘモグロビンが減少し、

髪の生成に必要な酸素が不足するために髪の毛を

作りにくくなるためです。 

 

とくに女性は生理があるため、鉄分不足に陥りがちなので

注意しなければなりません。 

 

鉄分不足による薄毛を予防するためには、

食事で鉄分を補うしかありません。 

 

そのためには、肉類や魚に多く含まれている

「ヘム鉄」を意識して摂取しましょう。 

 

また、鉄分の吸収率を上げるために、野菜や果物に含まれている

ビタミンCや良質なたんぱく質も一緒にとるとよいでしょう。 

 

その他にも、全体的な栄養バランスを整えることや、

生活習慣の改善も薄毛予防に効果的です。 

 

日頃から鉄分が不足しないように食生活に配慮し、

健やかな髪を保てるように心がけましょう。 

 

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この記事を書いた人

いいねヘアケアラボ院長 成田峻輔

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