肥満は薄毛になりやすい?偏った食生活は悪影響も

太っていると「薄毛」になる可能性がある。

 

ちょっとドキッとする話ですが、実は薄毛と肥満は関連しています。

 

どちらも「容姿」に大きく影響するので、

できれば避けたいところですよね。

 

今回は、なぜ肥満と薄毛が関連しているのか、

肥満と薄毛を予防するための食事や生活のポイント

について解説いたします。

 

肥満は薄毛になる可能性が上がる!?

そもそも、肥満の定義は、「見た目がぽっちゃりしている」とか

「お腹がぽっこりして二の腕もぷにぷに」などいう

あいまいな表現では測れません。

 

ずばり、「肥満」は数字で確認できます。

 

世界的にも使われているBMI(Body Mass Index)

 

このBMIの数値が25以上になると肥満、

35以上は高度肥満と定義されています。

 

BMIは、体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)で算出できます。

 

この数値が25以上だと「肥満」ですが、

肥満=薄毛ということでは、ありません。

 

厳密にいうと、肥満になる人の生活習慣は、

薄毛を発症させやすい条件が揃っているのです。

 

そういう意味で、「薄毛」と「肥満」は関連性があると

言ってもいいでしょう。

 

「肥満」の人の生活習慣は、

・高カロリーの食事やジャンクフードを好み、栄養が偏っている。

・運動の習慣がほとんどなく、あまり体を動かさない。

・強いストレスを抱えている

以上のような傾向があると考えられます。

 

「高カロリーの食事」や「ジャンクフード」は、塩分、脂質、糖質、

カロリーは高めですが、良質のたんぱく質やビタミン、ミネラルなどの

栄養素が足りてない可能性があります。

 

髪の毛は、たんぱく質(ケラチン)でできていますが、

ケラチンを作るために必要なアミノ酸、ビタミン、ミネラルは、

食事から摂取しなければなりません。

 

しかし、偏った食事によってこれらの栄養素が不足すると、

健康な髪の毛を育てることができなくなるため、

薄毛をまねいてしまうのです。

 

また、揚げ物やラーメンなど脂質の多い食事を摂っていると、

皮脂の過剰な分泌にもつながり、

頭皮の毛穴の詰まりを引き起こすきっかけにもなります。

 

毛穴の詰まりはヘアサイクルの乱れにも大きく影響しており、

薄毛につながりやすいので注意する必要があります。

 

また、運動不足になると、血流が悪くなり、

新陳代謝にも影響が出てきます。

 

新陳代謝がにぶくなると、細胞の生まれ変わりが

スムーズにできなくなり、

頭皮のターンオーバーにも乱れが生じます。

 

適度な運動の習慣は、頭皮の血流を促し、

よい頭皮環境を維持していくためにも欠かせません。

 

さらに、「ストレスでドカ食い」、「ストレス解消にスイーツ」など

と言われるように、過剰なストレスは食欲を増加させるため、

肥満へとつながりやすくなります。

 

さらに、過度なストレスは頭皮環境を悪化させる恐れもあるので、

自分なりのストレス解消法を見つけることが大切です。

 

栄養バランスが偏っていると頭皮環境に影響も

生活習慣の中でも、一番大切なのは、

「栄養バランスのとれた食事」です。

 

体は食べた物からできており、髪の毛や頭皮も例外ではありません。

 

栄養には

「骨や筋肉など体を作るもの」、

「体の調子を整えるもの」

があり、このどれか一つが欠けても、

健康な身体づくりはのぞめません。

 

具体的には、

「主食」、「主菜」、「副菜」の揃ったバランスの良い食事を

とることが大切。

 

主食・・・ごはん、パン、麺

主菜・・・魚、大豆製品、肉、卵

副菜・・・野菜、海藻、きのこ

 

こういった献立の食事をすることで、

肥満対策と薄毛対策ができるのです。

 

とくにビタミンやミネラルは不足しがちなので、

食事をするときは、副菜にサラダやおひたし、

温野菜、具沢山の味噌汁などを組み合わせるようにしましょう。

 

髪に必要なたんぱく質を摂ろうと肉や魚ばかり食べても、

亜鉛やビタミンB6などの栄養素が足りなければ、

ケラチンの合成がうまくできず、髪が作れなくなってしまうのです。

 

カレーライス、パスタ、ラーメンといった1品だけの食事が多い人は、

栄養が偏りがちになるので、次の食事で野菜を多めにとるように

心がけるとよいでしょう。

 

過度なダイエットも栄養不足に繋がって薄毛の原因になることも

肥満につながる食生活は薄毛にも影響しますが、反対に、

過度なダイエットも危険です。

 

食事を抜く、特定のものだけを食べ続ける、

極端に食事の量を減らすといった過度なダイエットは、

筋肉量を減らして身体に脂肪をため込みやすくするだけでなく、

髪の毛の栄養不足を招きます。

 

薄毛を予防・改善するには、

髪の生成に必要な栄養が不足しないように、

栄養バランスを考えながら食事をとることが大切です。

 

健康を損なうような事態にもなりかねませんので、

健康的な食生活を心がけながら、

ゆっくりとしたペースで減量できるようなダイエットを

行いましょう。

 

肥満予防や薄毛対策の為に運動がおすすめ

次におすすめなのは、適度な運動習慣を取り入れること。

 

適度な運動は、肥満予防はもちろん、薄毛対策にも最適です。

 

ウォーキングなどは、手軽に始められますが、なかなか時間が

取れないという方は、通勤の時に1駅分歩く、

エスカレーターは使わないで階段を使うなど、

毎日の生活に取り入れやすい方法で運動の機会を

増やすことをおすすめします。

 

適度な運動は、カロリー消費につながり、

血行をよくしてくれます。

 

また、運動すると「幸せホルモン」と呼ばれる「セロトニン」

が分泌され、薄毛の大敵であるストレスを和らげてくれる効果も

期待できます。

 

「肥満」と「薄毛」対策に大きな力となってくれる運動を

取り入れ、無理せず継続していきましょう。

 

まとめ:肥満は薄毛になりやすい?偏った食生活は悪影響も

肥満=薄毛ではありませんが、肥満の人の生活習慣は、

薄毛にも影響を及ぼします。

 

肥満の人は、

・高カロリーの食事やジャンクフードを好む傾向がある。

・運動の習慣があまりない。

・強いストレスを抱えている

 

こういった傾向がありますが、

この要素は、薄毛の発症にも関係しているからです。

 

生活習慣の中でも、

特に重要なのは「栄養バランスのとれた食事」です。

 

身体は、食事からできているので、

「エネルギーになるもの」

「骨や筋肉など体を作るもの」

「体の調子を整えるもの」

この3つの栄養素をバランスよく摂ることで、健康が保たれます。

 

具体的には、

主食(ごはん・パン)、

主菜(魚・大豆製品・肉・卵)、

副菜(野菜・海藻・きのこ)、

こういった食事を心がけることが大切です。

 

肥満解消のために過度なダイエットをすると、

栄養不足によって薄毛の発症を促してしまうことに

なりかねません。

 

極端なダイエットは、健康を損なうことにつながりますので、

バランスの良い食事を心がけ、ゆるやかなダイエットを行いましょう。

 

また、肥満と薄毛の対策のためには、

適度な運動を取り入れることも有効です。

 

ウォーキングなどを習慣にすることにより、

カロリー消費とともに、血行もよくなり、

ストレス解消にもつながるので肥満や薄毛が気になる方は、

ぜひ実践してみてくださいね。

 

時間がとれないという方は、通勤時に一駅分歩いてみる。

 

エスカレーターではなく、階段を使うことからはじめてみましょう。

 

 

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この記事を書いた人

いいねヘアケアラボ院長 成田峻輔

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