円形脱毛症の治療薬はローション剤も存在!薬の種類もさまざま

脱毛症というと、円形脱毛症をイメージする人も

多いのではないでしょうか。

 

年齢や性別関係なしに、誰でも発症するのが円形脱毛症です。

 

円形脱毛症の原因は確定されていませんが、

自己免疫疾患のひとつと考えられるようになってから、

効果的な治療が行われるようになりました。

 

その中のひとつが、薬を用いた治療です。

 

そこで今回は、円形脱毛症にはどのような薬を使うのか

解説していきたいと思います。

 

そもそも円形脱毛症とは

円形脱毛症というと、頭に一つだけできた円状のハゲ(脱毛斑)

というイメージが強いと思いますが、

実は円形脱毛症には様々なタイプがあるのです。

 

みなさんがイメージする脱毛班が一つのタイプが単発型で、

円形脱毛症の多くは単発型です。

 

他にも、脱毛斑が複数できるタイプの多発型

頭髪がすべて脱毛する全頭型

頭髪だけでなく眉毛やまつ毛、体毛が抜ける全身型などがあり、

脱毛が広範囲に及ぶものも。

 

円形脱毛症の多くは自然治癒しますが、

単発型以外のタイプや、広範囲に脱毛した場合は、

自然治癒は難しく治療が必要になります。

 

中には再発をくり返したり、完治が難しい場合もありますが、

いずれにしても専門家の指示に従い、

根気強く治療を続けることが大切です。

 

円形脱毛症の原因は遺伝やストレスと言われてきましたが、

メカニズムの解明が進み、自己免疫疾患のひとつであることが

わかってきました。

 

自己免疫疾患とは、体を守ってくれるはずのリンパ球(白血球)が、

なんらかの異常により自分の細胞を攻撃してしまうことをいいます。

 

円形脱毛症の場合は、リンパ球が毛包(毛根を包む組織)

を攻撃してしまうため、髪が抜け落ちてしまうのです。

 

円形脱毛症は大人だけではなく子供も発症し、

性別も関係ありません。

 

脱毛以外にも、爪に症状が出ることがあり、

爪がくぼむ、黄色く変色してもろくなるなどします。

 

円形脱毛症には内用薬と外用薬が存在

円形脱毛症で使われる薬には、内用薬と外用薬が存在します。

 

内用薬とは、経口で服用する飲み薬のことです。

 

円形脱毛症の内用薬としてよく処方されるのが、

セファランチン、グリチロン、ステロイドです。

 

セファランチンやグリチロンは副作用の少ない内用薬で、

補助的な治療薬として他の治療に併用されます。

 

症状によっては処方されないことも。

 

ステロイドは主に成人が重症化した時に処方されることが多く、

短期的に効果を発揮しますが、副作用も強めに出やすいため、

学童期のお子さんに処方されることはほとんどありません。

 

脱毛斑にぬる外用薬には、ミノキシジル外用、フロジン液、

ステロイド外用液などがあります。

 

ミノキシジル外用には血管を広げる作用があり、

脱毛斑の血流を改善し発毛を促進させる効果があります。

 

フロジン液は緑色で、カルプロニウム塩化物を含んでおり、

他の治療と併用することで効果が出ると考えられています。

 

ステロイド外用液には、皮膚の炎症を落ち着かせ、

赤みや腫れを解消させる働きがあります。

 

短時間で効果が出ますが、

その分副作用も出やすいとされています。

 

フロジン液と併用することも多く、

その場合はどちらを先にぬってもかまいません。

 

参考:https://www.tomiyoshihifu.com/symptoms_10/

 

円形脱毛症の外用薬はクリームやローション剤で処方される

外用薬には、軟膏、クリーム、ローション、スプレーなど

いろんなタイプがあります。

 

同じ薬を使っても、部位によって薬剤の吸収しやすさは違うので、

医師が判断をして処方を行います。

 

円形脱毛症の外用薬は、クリームやローション剤で処方されます。

 

頭部には毛髪があるため薬剤がぬりにくいことや、

皮脂や汗が多く分泌されるのでベタベタした薬剤だとかえって

刺激になってしまうことなどから、ぬりやすくベタベタしない

クリープタイプや、細かいところもぬりやすいスプレータイプ

が使われます。

 

代表的なステロイド剤はアンテベートローション

円形脱毛症の外用薬でよく使われる代表的なステロイド剤は、

アンテベートローションです。

 

ステロイド剤は、ステロイドの強さ別に分類されており、

ストロングゲスト(最も強い)からウィーク(弱い)

まで5段階に分かれています。

 

アンテベートローションは、

ストロングゲストの次に強いベリーストロング(非常に強い)

に分類されています。

 

頭部はステロイド剤を吸収しにくい部位のため、

強めのステロイドが使われるのです。

 

アンテベートローションには、皮膚の炎症を鎮める働きがあります。

 

短期間で効果が出る分、刺激や副作用も強めなので、

自己判断で他の部位に使用することは避ける方がいいでしょう。

 

ローションタイプなので、

べたつきが少なく乾きやすいという特徴があり、

細かいところまで薬剤が届くよう作られています。

 

光によって分解しますので、

開封したら遮光した状態で保管するようにしましょう。

 

参考:https://www.machino-hifuka.com/exam/

 

ステロイド剤の塗り薬を使う際の注意点について

ステロイド剤は、人間の体内で作られる副腎皮質ホルモンと

同じ成分を用いて、人工的に作られています。

 

副腎皮質ホルモンの働きのひとつに、

炎症や免疫、アレルギーを抑えることがありますが、

ステロイドも同じように働くため、多くの治療に使われています。

 

短期間で効果が出る分、副作用が強く出ることもあるので、

正しく使うことが大切。

 

使用の際には必ず医師から処方をうけ、

医師が指示した用法容量を守り、正しく使うようにしましょう。

 

外用薬の場合は、ぬる回数や量が決められて処方されますので、

それに従うようにしましょう。

 

回数や量がちがうと効果が出にくくなり、

場合によっては副作用が強く出てしまうことも。

 

状態や症状によっては、ぬる時間帯を指定されるケースもあります。

 

また、自己判断で使用を止めてしまうと、

症状が再燃する可能性がありますので避けるようにしましょう。

 

ステロイドをぬる時は、まず手をしっかり洗い、

清潔な状態にしてください。

 

手が汚れたままステロイドを使うと、

患部だけでなく薬まで感染させてしまう可能性があります。

 

ステロイドには、

光や温度の影響を受けやすいという特徴があります。

 

ぬり薬の場合は、室温保存(30℃まで)が適切とされているので、

夏場は特に注意し、涼しい場所に保管するようにしましょう。

 

暑い時期に、

車内や30℃を超える室内に置いておくのはとても危険です。

 

冷蔵庫に保管する場合は、

0℃以下になると凍結しますのでご注意を。

 

凍結したクリームやローションは効果が出にくいだけでなく、

刺激になって症状が悪化する可能性もありますので、

使用は避けるようにしましょう。

 

参考:

https://www.pharmarise.com/paper/list/201704.pdf

参考:

https://www.dermatol.or.jp/uploads/uploads/files/AA_GL2017.pdf

 

まとめ:円形脱毛症の治療薬はローション剤も存在!薬の種類もさまざま

円形脱毛症の治療に使われる薬には、

内用薬や外用薬があります。

 

他の治療と併用するマイルドで副作用が少ないタイプの薬と、

短期間で効果が出るが副作用も強いタイプの薬があり、

ステロイドは後者です。

 

内用薬のステロイド剤は重症化した成人男性に使われることが

ほとんどで、子供に処方されることはほとんどありません。

 

円形脱毛症の外用薬は脱毛班にぬりやすいよう、

ローションやスプレータイプで処方されます。

 

円形脱毛症でよく処方されるアンテベートローションは

ステロイド剤で、非常に強いステロイド作用があり、

短期間で皮膚の炎症をおさえてくれます。

 

ステロイド剤は効果がある分、強い薬です。

 

自己判断で他の部位に使う、使用をやめる、

使用回数や量を変えるなどするのはやめましょう。

 

症状の悪化や再燃、副作用が強く出る可能性があり危険です。

 

手をきちんと洗い、清潔な状態にしてから薬をぬり、

薬の保管にも注意をはらってくださいね。

 

ステロイド剤を使う際は、医師の指示をきちんと理解し、

正しく使うようにしましょう。

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