円形脱毛症の薬を用いても治らないこともある?そもそも自然に治ることもある?

丸い脱毛斑が特徴的で、

昔はよく10円ハゲや100円ハゲと呼ばれた円形脱毛症

 

ストレスを取り除けば治る、きちんとした治療が必要、

など、治し方については様々な説があります。

 

病院で処方された薬を飲んでも治らなかった、

という人も少なくありません。

 

反対に何もしなくても自然に毛が生えてきた人も、

たくさんいます。

 

円形脱毛症はどうしたら治せるかについて、ご紹介しますね。

 

円形脱毛症は自然に治ることもある?

円形脱毛症の多くはある日突然、

髪の毛が円形に抜けていて気づきます。

 

どのように発症が判明するかで円形脱毛症とはまったく逆なのが、

中年以降の男性が発症するAGA(男性型脱毛症)

 

髪の毛が薄くなっているという自覚がまずあり、

進行するにつれて発症に気づくことが多いのがAGAの特徴です。

 

円形脱毛症はAGAとは異なり、

丸い脱毛斑ができて初めて気づくことが多い脱毛症です。

 

免疫機能に異常が発生し、

暴走して自毛を攻撃することで発症するとされています。

 

円形脱毛症は治り方でも、AGAと決定的に違う点があります。

 

それは自然治癒が可能かどうか、と言う点。

 

AGAは自然に治ることは考えられませんが、

円形脱毛症は薬を使うなどの何かしらの治療を行わなくても

治ることがあります。

 

とくに重症化していない円形脱毛症はかなり高い確率で自然に治り、

脱毛斑が1つだけの単発型円形脱毛症が自然治癒する割合は

70~80%にも上ります。

 

脱毛斑から気づくことがほとんどである円形脱毛症は

心理的に大きなダメージとなりますが、

軽症であれば早期の自然治癒が期待できる脱毛症。

 

脱毛斑の数が増えず、また範囲も広がらなければ、

それほど深刻に受け止める必要はありません。

 

治癒までにかかる期間も短くて済みます。

 

参考:https://www.asahi.com/articles/ASL9T46Y9L9TUBQU00F.html

 

円形脱毛症は薬を使わずとも自然に治ることもあるが放置をしないことが大切

円形脱毛症は薬を使うなどの治療を行わなくても、

自然に治ることがよくある脱毛症です。

 

しかし自然に治るからと言って、放置するのは良くありません。

 

何も特別なことをしなくても大丈夫、と言うことと、

放置しても良い、と言うこととは違います。

 

円形脱毛症について経過を観察することなく放っておくと、

悪化していることに気づかず、重症化させてしまう恐れが

あるので注意が必要です。

 

何もしないで治る病気と言えば、ほとんどの人は

風邪を思い浮かべるのではないでしょうか?

 

風邪は秋から冬にかけて毎年たくさんの人がかかる病気。

 

市販薬を飲んだり病院に行ったりする他、

自然に治るのを待つという人も多いでしょう。

 

しかし自然に治るのを待つとは言っても、

体調変化に注意して過ごしますよね。

 

体をいたわり、症状がひどくならないかに

特に注意を払いながら回復を待つと思います。

 

円形脱毛症も同じです。

 

自然に治るのを待つこと自体は、決して間違いではありません。

 

しかし放置は禁物。

 

症状が悪化した場合にすぐに対応できるように、

きちんと様子を見ながら適切ヘアケアを行うようにしましょう。

 

円形脱毛症が薬を使っても治らないこともある

円形脱毛症はストレスによって引き起こされるとされてきましたが、

最近は自己免疫疾患の1つだと言うことが分かり、

広く知られるようになってきています。

 

病気であることから病院での診察・診断後、症状に応じて

薬や注射、光線照射といった治療を受けることができます。

 

円形脱毛症の治療では、ステロイド薬が主に用いられます。

 

ステロイド薬には炎症や免疫機能を抑える作用があり、

抜け毛を防いだり自毛への攻撃を沈静化させたりする効果が

期待できます。

 

外用薬として患部に塗ったり、内服薬として服用したりします。

 

注射を用いて脱毛斑の皮膚の下に注入する治療法もあります。

 

ステロイド薬は優れた効果を持つ薬で、

円形脱毛症に対してもよく効きます。

 

しかし全ての円形脱毛症患者に効くと言うわけではなく、

中にはステロイド薬が効かない場合もあります。

 

優れた効果が期待できる反面で副作用が出る確率も高く、

合わない人は使用できません。

 

長期にわたる使用は避けるべきと言う問題点もあり、

とくに内服薬は効果が全身に及んでしまうため

細心の注意を払って治療を受ける必要があります。

 

参考:https://www.asahi.com/articles/ASL9T46Y9L9TUBQU00F.html

 

円形脱毛症は再発を繰り返すこともある

円形脱毛症で気をつけなければならないことには再発もあります。

 

一度治ってもまた発症する可能性が高いことが、

円形脱毛症の特徴の1つに挙げられます。

 

治るまで時間がかかった人、脱毛斑がいくつもできる

多発型を発症した人は、とくに再発の危険が高くなっています。

 

またもともと円形脱毛症になりやすい体質の人は、

再発もしやすい傾向にあります。

 

参考:https://medicalnote.jp/contents/150629-000003-TMYANZ

 

円形脱毛症の薬を使っても治らない…という場合にはウィッグなどの検討でストレス緩和も

薬を使っても円形脱毛症が治らない場合、薬が効きにくかったり、

もともと円形脱毛症になりやすかったりする体質だと言うことが

考えられます。

 

薬で早く治すことができなかったり再発を繰り返したりすると、

ストレスも溜まってしまいます。

 

しかし円形脱毛症にとってストレスは1番の大敵。

 

悪化の原因になり余計に治りにくくしてしまうので、

ストレスはできるだけ減らす必要があります。

 

円形脱毛症のストレスを減らす方法の1つに、

ウィッグの使用があります。

 

ウィッグを着けると髪のボリュームの少なさからの憂鬱な気持ち、

脱毛斑を他人に見られてしまうのではないかという心配から

解放されることができます。

 

おしゃれを楽しめるようになり、

明るく前向きな気持ちにもなれますよ。

 

いろいろなものがあるので、

ウィッグを選んでいる時間も楽しめるでしょう。

 

ぜひ検討してみてはいかがでしょうか?

 

円形脱毛症が薬でも治らないという場合は体質改善や生活習慣の見直しをしてみては?

薬で治らない円形脱毛症の改善には、

体質改善と生活習慣の見直しも効果的です。

 

体を健康な状態にすると、円形脱毛症も自然治癒が期待できます。

 

悪い生活習慣は改め、体のためになる習慣を取り入れましょう。

 

具体的には

バランスの良い栄養ある食事、

十分で良質な睡眠、

適度な運動、

規則正しいリズムでの生活などです。

 

食事ではタンパク質、亜鉛、ビタミン、ミネラルと言った栄養を

しっかりと取るようにしましょう。

 

これらが不足すると髪の毛が正常に生み出されません。

 

運動はウォーキングや軽めのジョギングなどの

有酸素運動をするようにしましょう。

 

まとめ:円形脱毛症の薬を用いても治らないこともある?そもそも自然に治ることもある?

円形脱毛症の多くは自然に治るものの、

反対に薬を用いてもなかなか治らないこともあります。

 

再発を繰り返す人もいれば、体質でなりやすい人もいます。

 

自然に治るからと言って放置せず、

状態や経過をよく観察して適切に対応するようにしましょう。

 

薬で治らない場合でもストレス軽減や体質改善、

生活習慣の見直しで治せる可能性があります。

 

ウィッグを使用する、体のためになる習慣を身につけるなどして、

円形脱毛症改善を図りましょう。

 

 

 

 

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この記事を書いた人

いいねヘアケアラボ院長 成田峻輔

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