液体窒素などを脱毛部位に当てて円形脱毛症を治療する冷却治療について

窒素を冷やして液状にしたものが液体窒素です。

 

窒素の沸点は-196℃という超低温のため、

それ以上の温度になると気化してしまいます。

 

この液体窒素は冷却剤としていろいろな分野で使われていますが、

実は円形脱毛症の治療にも用いられることがあります。

 

そこで今回は、

円形脱毛症の治療方法の中でも特に

冷却治療注目して解説していきます

 

円形脱毛症の治療方法はさまざま

円形脱毛症を改善させるための治療方法には、

いろいろな種類があります。

 

日本皮膚科学会の円形脱毛症診療ガイドラインでも、

さまざまな治療法と推奨度が紹介されています

 

皮膚科などで実際に行われている治療は、

その中でも「行うように勧める」

「行ってもよい」という推奨度のものがほとんどです。

 

病院でよく行われる治療は、

ステロイド外用ステロイド局所注射、局所免疫療法です。

 

これらはいずれもガイドラインで

「行うように勧める」という推奨度Bの治療法です。

 

塗り薬として使うステロイド外用は、

有効性も実証されていることもあり、

皮膚科での治療に広く使われています。

 

ステロイド局所注射は副作用の心配もあることから、

子供には使用しません。

 

局所免疫療法は、脱毛している部分にわざとかぶれを起こし、

発毛させようという方法です。

 

この方法は子供にも用いることができる治療法ですが、

脱毛面積の広いタイプの方に行うように勧められています。

 

高い確率で改善がみられたという報告もありますが、

じんましんや皮膚炎などの副作用が起こることもあり、

もともとアトピー性皮膚炎などがある場合は症状が

悪化することもあるので注意が必要です。

 

ステロイド内服は「行ってもよい」治療法とされていますが、

成人のみに使用が可能で、肥満や糖尿病、消化器不全などの

副作用が出る可能性もあります。

 

また、ステロイド内服を中止すると、

改善した脱毛が再発する確率が高いといわれています。

 

これ以外にも冷却療法や紫外線療法、抗ヒスタミン薬の内服や

セファランチン内服などの治療方法も症状に合わせて

行われています。

 

参考:

https://www.enkei-datsumou.com/enkei/chiryou/

参考:

https://www.dermatol.or.jp/uploads/uploads/files/AA_GL2017.pdf

 

液体窒素やドライアイスを脱毛部位に当てる冷却治療について

液体窒素やドライアイス使い、

それを脱毛部位に直接当てる「冷却治療」という方法も

円形脱毛症の治療方法の一つです。

 

以前はドライアイスを使っていたようですが、

今はほとんどが液体窒素を使用しています。

 

皮膚科で液体窒素を使用する治療法は一般的で、

主にイボの治療などに用いられています。

 

冷却治療とは、綿棒などに染み込ませた-196℃の液体窒素を

イボや患部に直接当てて、組織を壊死させてしまうもの。

 

何度か繰り返し行うことが多いようですが、

液体窒素を直接当てることで患部は徐々かさぶたになり、

かさぶたがとれると治ってしまうといいます。

 

この方法は凍結療法」ともいい

皮膚科では特に珍しくない治療法です。

 

円形脱毛症に対して冷却治療を行う場合は、

-196℃の液体窒素を脱毛部位にスプレーなどを

使って当てていきます。

 

冷却した刺激により症例の半数以上に改善がみられた

というデータもあります。

 

参考:http://cocoro-hihuka.com/alopechia.html

参考:http://www.kozukata-clinic.jp/15475451215592

 

冷却治療には副作用がないとされている?

冷却治療は副作用がない治療法といわれていますが、

本当なのでしょうか?

 

液体窒素がに触れたときにはピリピリとした痛みがあり、

治療後も痛みが続くこともあります。

 

脱毛部位は軽い凍傷ややけどをした状態になるため、

多少の痛みや水ぶくれができることはありますが、

これも一時的なもの。

 

それ以外の副作用は特にありません。

 

保険適用外ではありますが、治療費は比較的安いようです。

 

参考:https://shinjo-hifuka.com/alopecia-areata/

 

冷却治療以外の円形脱毛症の治療方法について

冷却治療の他にも円形脱毛症の治療方法は多数存在しています。

 

推奨されている治療法以外にもいろいろな治療法はありますが、

科学的な根拠が乏しい治療法に関しては、

ガイドラインでは「行わないほうがよい」とされています。

 

漢方薬、精神安定剤、星状神経節ブロック、催眠療法

鍼灸治療、分子標的治療などは、

十分な検証が行われていないため、おすすめはできません。

 

クリニックや病院ではなく体質改善で薄毛に対処する専門院も存在する

クリニックや病院で治療するという方が多いですが、

体質改善をすることで薄毛の対策を行う専門院も存在しています。

 

脱毛症や薄毛が気になるとき、

多くの方はクリニックや病院での治療を考えますよね。

 

血液検査や必要な検査を行い、

正しく診断してもらうためにクリニックや病院を

受診することは間違ってはいません。

 

しかし、治療を受ける場合の選択肢は、他にも存在しています。

 

体質改善を行うことで

薄毛や脱毛症に対処する専門院もその一つです。

 

投薬治療を望んでいるのか、

根本的な体質から改善していきたいのかなど、

治療を受ける前にどのような治療を行っていくのかを確認し、

納得した上で治療に望むようにしましょう。

 

まとめ:液体窒素などを脱毛部位に当てて円形脱毛症を治療する冷却治療について

液体窒素などを使う冷却治療は、

皮膚科ではイボの治療などでごく普通に行われている治療法です。

 

冷却治療を行う際、

多少の痛みはあるものの深刻な副作用はありません。

 

子供でも大人でも受けることができる治療方法なので、

単発型や多発型の円形脱毛症の併用療法として行われています。

 

しかし、他にも円形脱毛症の治療法は何通りもあり、

根本の体質から改善していく専門院も存在しています。

 

治療をはじめてから副作用で悩まされることがないよう、

望む治療を受けられるよう、

事前に確認してから治療を受けるようにしましょう。

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