円形脱毛症が使用用途の薬の塗り方について
円形脱毛症は薬で頭皮の血流を良くしたり、
毛母細胞を活発化させることで改善が期待できます。
病院やクリニックで円形脱毛症を治療すると
血管拡張するなどの外用薬が出されることも。
円形脱毛症で処方される外用薬の多くは
フロジン液やミノキシジル外用、ステロイド外用がメインで、
正しい塗り方をしないと効果が出ません。
そこで今回は円形脱毛症を治療するときに
出される薬の種類や塗り方をご説明いたします。
円形脱毛症の薬には内服薬と外用薬がある
円形脱毛症の薬には内服薬と外用薬があり、
クリニックの治療方針や症状などに合わせて処方します。
円形脱毛症で出される内服薬は主に下記の薬です。
・ステロイド内服薬
発毛を促進する効果が期待できます。
・抗アレルギー薬、抗ヒスタミン薬
アレルギーをお持ちの方に処方される薬で、
アレルギーを抑えることで円形脱毛症の原因となる
自己免疫疾患が起こりにくくします。
抗アレルギー薬、抗ヒスタミン薬は
他の治療と併用することが多いです。
・漢方
セファランチンやグリチロンは円形脱毛症の方に
よく処方される漢方で、血流促進し毛根に
栄養が届きやすくなる効果が期待できます。
外用薬は下記の薬が主に処方されます。
・フロジン液
頭皮の血流改善作用があります。
・ミノキシジル外用
毛母細胞を活性化させ、発毛効果が認められている薬です。
・ステロイド外用
頭皮の炎症を抑えるので湿疹のある方などに
処方されることが多いです。
参考:https://shinjo-hifuka.com/alopecia-areata/
円形脱毛症に用いられる薬であるフロジン液の塗り方について
それでは円形脱毛症に用いられる薬の塗り方について
ご紹介いたします。
まずは円形脱毛症でよく処方される薬である
フロジン液の塗り方についてです。
フロジン液は皮膚にほてりがある状態での使用はNGです。
フロジン液は血管を広げて血流をよくし、
発毛を促進させる作用があります。
入浴した後などに使用すると熱感が強くあらわれやすくなります。
そのため体がほてっていないときに
1日2~3回患部に塗りましょう。
目に入らないようにし、フロジン液の塗布後は
マッサージをすることでさらに血流が良くなります。
フロジン液は薬を正しい塗り方で使用することで、
円形脱毛症改善の効果が見られます。
発毛効果が感じられるのは1~2か月以上かかることが多く、
有効率は約56%ほどです。
参考:
https://pharmacista.jp/contents/skillup/academic_info/dermatology/4220/
円形脱毛症に用いられる薬であるミノキシジル外用の塗り方について
次に円形脱毛症に用いられる薬であるミノキシジル外用
の塗り方についてです。
1日2回、1回あたり1mlを目安として使用しましょう。
8時間以上空けるのが好ましく、
毎日朝晩塗布するのがおすすめです。
ミノキシジル外用の塗り方は、
薄毛が気になる部分にのみつけるようにし、
頭皮をマッサージするように塗り込むことで
薬が浸透し円形脱毛症改善が期待できます。
発毛効果が認められているミノキシジル外用は
濃度によりますが、4ヶ月~半年以上がかかるため
気長に使用しましょう。
1年以上使用しても円形脱毛症の改善が認められない方は、
ミノキシジル外用の塗り方が間違っているか、
薬が効かないタイプの脱毛症であったり
生活環境が乱れているなどが考えられます。
参考:https://www.eastcl.com/minoxidil-top/external-medicine/
円形脱毛症に用いられる薬であるステロイド外用の塗り方について
最後に円形脱毛症に用いられる薬である
ステロイド外用の塗り方についてです。
頭皮の炎症のある部分に塗りましょう。
人差し指の第一関節くらいまでチューブから出すと
手のひら1枚分くらいの大きさを塗ることができます。
ローションの場合は1円玉くらいの量が手のひら2枚分くらい
塗ることができるので目安にしてください。
塗る回数が少なくても多くても改善効果が期待できないので、
医師や薬剤師に決められた回数を塗りましょう。
皮膚の炎症がおさまったと思ってもステロイド外用薬は
急にやめるとリバウンドし、皮膚の炎症が再び起こる
こともあるので、円形脱毛症の方は塗り方だけでなく
やめるときもきちんと医師に確認し正しく使用してください。
参考:https://www.pharmarise.com/paper/list/201704.pdf
薬は副作用があることも知っておこう
円形脱毛症の外用薬であるフロジン液、ミノキシジル外用、
ステロイド外用は正しい塗り方をすることで改善効果が
期待できます。
しかし薬は副作用が起こる可能性もあります。
フロジン液は全身性発汗や局所発汗 、 そう痒感、刺激痛など
があります。
ミノキシジル外用は浮動性めまいや頭痛、動悸、
そう痒感や発疹、皮膚炎などが報告されています。
ステロイド外用はニキビや毛包炎ができたり、
皮ふが薄くなることもあります。
このように円形脱毛症の薬は正しい塗り方をしていても、
体調や体質などにより副作用が起こることがあります。
さらにステロイド外用は自己判断で使用を中止すると
リバウンドして再発することもあるので、薬を使う場合は
副作用などきちんと確認してから使い始めてください。
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まとめ:円形脱毛症が使用用途の薬の塗り方について
円形脱毛症の薬には内服薬や外用薬があります。
外用薬はフロジン液、ミノキシジル外用、ステロイド外用が
出されることが多いです。
円形脱毛症が使用用途の薬の塗り方は、
フロジン液、ミノキシジル、ステロイド外用
それぞれ違いますので、
医師や薬剤師に言われたとおりに塗りましょう。
また薬の塗り方が正しくても、
円形脱毛症改善効果が見られない方や副作用を起こす方も
いらっしゃいます。
副作用まできちんと知ってから使い始めてください。
副作用が心配な方は、薬に頼らず鍼などで体質改善して
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この記事を書いた人
いいねヘアケアラボ院長 成田峻輔