円形脱毛症の多発型とは?そもそも円形脱毛症の原因はどのようなことが考えられる?

髪の毛が部分的に抜けてしまう円形脱毛症は、

年齢や性別に関係なく誰もが発症する可能性があります。

 

自分や身近な人がいつ発症するかわからないのですから、

症状や原因について知っておくことがとても大切です。

 

意外と知られていないのが、

円形脱毛症はコイン大の脱毛にとどまらず、

さらに脱毛面積が広がるタイプも存在しているということ。

 

そこで今回は、

円形脱毛症のタイプのひとつである多発型について、

また、発症の原因についても解説します。

 

円形脱毛症の多発型は円形脱毛症の種類のひとつ

円形脱毛症の多発型は、

いくつかある円形脱毛症の種類のひとつです。

 

円形脱毛症のタイプには

単発型、多発型、全頭型などの種類があり、

タイプによって軽症のものから重症のものまであります。

 

コイン大の脱毛斑ができるのは単発型という種類で、

円形脱毛症の中では最も患者さんの数が多いと

いわれています。

 

単発的な脱毛の場合は、自然に治るケースがほとんどです。

 

しかし、一部の方は多発型に移行してしまう

ことがあるため注意が必要です。

 

脱毛が複数の場所で起こるタイプが、

多発型の円形脱毛症です。

 

最初は1つだけだった脱毛が2つ、3つと増えてきたり、

小さかった脱毛面積が広がったりして、

広範囲の毛が抜けてしまうこともあります。

 

一つの脱毛が治っても、違う場所に脱毛斑ができるという

繰り返しで、治療に時間がかかるのが特徴です。

 

脱毛するのは頭とは限らず、腕や足の毛、眉毛などでも

起こることもあります。

 

多発型が進行し、脱毛が頭全体に広がったものが全頭型です。

 

参考:https://www.glowing.jp/column/datsumosho_20180608

 

円形脱毛症が多発型になる前になるべく早く専門院にいくべき

円形脱毛症が多発型になってしまう前に、

なるべく早く専門院に相談した方が良いでしょう。

 

円形脱毛症は症状の進行が早いのが特徴です。

 

そのため、脱毛している部分を見つけたら、

できるだけ早く専門家にみてもらうことが大切です。

 

単発型が進行しない場合は自然治癒するケースが多いですが、

一度進行しはじめると、脱毛するスピードは思っている以上に

早いので、気をつけなければいけません。

 

多発型に移行するまでのスピードが早いので、

わずかでも変化が起きたときは、

早急に対策を行うことが重要です。

 

参考:https://www.enkei-datsumou.com/enkei/first/

 

多発型の円形脱毛症が重症となると全頭型になる可能性も

多発型の円形脱毛症が進行すると、

重症化して全頭型になる可能性もあるので注意が必要です。

 

頭の毛が全て抜けてしまう全頭型になると、

治療にも時間がかかります。

 

また、このタイプは難治型といって完治が難しいため、

何年もの間治療を行っても改善がみられない場合、

治療をあきらめてしまう方もいるといいます。

 

円形脱毛症は早めの対策がとても重要です。

 

円形脱毛症の考えられる原因について

円形脱毛症が発症するのはなぜか、

考えられる原因についてみていきましょう。

 

ストレスによる象徴的な病気と思われてきた円形脱毛症ですが、

ストレスだけが原因ではなく、自己免疫や遺伝的要素なども

深く関係していることがわかってきています。

 

ストレスが原因

 

ストレスが円形脱毛症の発症原因となることもあります。

 

コイン大にハゲている場所を発見したとき、

多くの方の頭に浮かぶのは「ストレス」という

言葉ではないでしょうか?

 

確かに、精神的なストレスが原因で

円形脱毛症を発症することはあります。

 

しかし、どんな場合でもストレスが原因になるかといえば、

そうとは限りません。

 

ストレスはあくまでも

たくさんある原因の中のひとつなのです。

 

自己免疫疾患が原因

 

自己免疫疾患が円形脱毛症の原因と考える説が

有力といわれています。

 

人間には免疫機能が備わっていますよね。

 

外から何らかの異物が体の中に入ってきた際、

免疫細胞のTリンパ球が異物を攻撃するのが通常の反応です。

 

しかし、何らかの異常が起こると、

このTリンパ球が異物ではなく正常な細胞を

攻撃してしまうことがあります。

 

これが自己免疫反応と呼ばれるもので、

これによって起こるのが自己免疫疾患です。

 

円形脱毛症は、免疫機能の異常によって起こる

自己免疫疾患が原因と考えられているのです。

 

遺伝的要素が原因

 

遺伝的要素が原因で円形脱毛症になることもあります。

 

円形脱毛症を発症した患者さんを調べてみたところ、

アトピー性皮膚炎や気管支喘息、アレルギー性鼻炎などの

アトピー素因を持っている方が多かったというデータがあります。

 

また、家族内での発症率が高くなる傾向もあります。

 

このことから、アレルギー体質や円形脱毛症になりやすい体質は

遺伝すると考えるのが自然です。

 

円形脱毛症は、遺伝的要素が原因で発症することもあるのです。

 

参考:https://www.enkei-datsumou.com/enkei/genin/

参考:https://doctorsfile.jp/medication/31/

 

まとめ:円形脱毛症の多発型とは?そもそも円形脱毛症の原因はどのようなことが考えられる?

円形脱毛症は悪化するスピードが早いのが特徴の脱毛症です。

 

多発型になると脱毛斑がいくつもでき、

進行すると全頭型に移行してしまう可能性もあるので

注意が必要です。

 

円形脱毛症を発症する原因はひとりひとり違いますが、

ストレスや自己免疫疾患、遺伝的要素などが考えられます。

 

最初は小さなコイン大の脱毛からはじまることが多いので、

少しでも変化を感じたときは、できるだけ早く専門院などに

相談するようにしましょう。

 

 

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この記事を書いた人

いいねヘアケアラボ院長 成田峻輔

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