汎発型円形脱毛症の特徴と原因について。免疫力が関係している?

丸い形に脱毛する、円形脱毛症

 

硬貨のような形・大きさであることから、

10円ハゲや100円ハゲ、500円ハゲなどと呼ばれますよね。

 

しかし悪化すると脱毛部分が広がり、

頭全体の毛が抜けたり頭髪以外の毛が抜けたりすることがあります。

 

体のいたるところに脱毛が起こる汎発型円形脱毛症とは、

どのようなものなのでしょうか?

 

汎発型円形脱毛症の特徴的な症状、免疫力との関係をご説明します。

円形脱毛症には種類がある

円形脱毛症にはさまざまな種類がありますが、

多くは次の5つに分類されます。

 

1.単発型

直径2~3㎝程度の、丸い形の脱毛部分ができる円形脱毛症です。

典型的な円形脱毛症で、多くの場合がこの種類に分類されます。

 

発症しやすいものの治りも早く、

単発型円形脱毛症の約8割は1年以内の対策が可能だとされています。

自然に治るケースも多く見られます。

 

2.多発型

単発型の症状で現れる丸い脱毛部分が、2つ以上現れる円形脱毛症です。

 

多くの場合は離れた場所に別の脱毛が発生しますが、

進行により近い場所に別の脱毛が起き、

くっついて大きな脱毛部分となる場合もあります。

 

単発型円形脱毛症よりも治りにくく、

2年近くを必要とするケースもしばしばです。

 

3.蛇行型

多発型円形脱毛症の脱毛部分がより増え、

連なった症状となる円形脱毛症です。

 

後頭部から耳の方へと向けて、

蛇行するように脱毛部分が現れるのが蛇行型円形脱毛症の特徴。

 

多発型円形脱毛症よりもさらに長い施術期間が必要とされます。

 

4.全頭型

脱毛部分が頭全体に広がり、頭髪のほとんど全てが

抜け落ちてしまうと全頭型円形脱毛症になります。

 

対策は大変に困難で、治すまでに数年かかるとされています。

 

5.汎発型

脱毛が頭から全身へと広がり、体のいたるところで脱毛が

引き起こされる円形脱毛症が汎発型です。

 

全身型とも呼ばれ、円形脱毛症の中でもっとも進行した、

悪化度の高い種類とされています。

 

対策も困難で、10年や20年といったスパンで対策が

必要になることも多くなっています。

 

汎発型円形脱毛症ってなに?

汎発型円形脱毛症は頭部以外のところにも脱毛が起きる

円形脱毛症です。

 

頭髪だけでなく、まつげや眉毛、脇の下やデリケートゾーンの毛などが

抜けます。

 

円形脱毛症の中でも症状がもっとも進んだ状態で、対策も大変に困難。

 

完治には相当な時間が必要になるため、

対策中は精神的負担を軽減するような工夫も必要とされています。

 

その1つにあげられるのが、ウイッグ(かつら)の使用

 

ウイッグを着けることで外見の問題を解決することができ、

外出などの日常生活で感じるストレスを減らすことができます。

 

また、まつげや眉毛の脱毛をわからなくするメイクも効果的で、

とくに女性に積極的に取り入れられています。

 

汎発型円形脱毛症の特徴的な症状

汎発型円形脱毛症は脱毛が頭部だけに留まらず体全体に広がる、

円形脱毛症のもっとも進行が進んだ状態を指しています。

 

頭髪の他、まつげや眉毛、脇毛、陰毛が抜け落ち、

悪化のスピードが速いことが特徴。

 

脱毛部分が広がることを防いで治していくためには、

一刻も早くケアを始めることが大切です。

 

そもそも円形脱毛症は発症がわかりにくく、

気がついたときはある程度まで進んでいることが多い病気です。

 

汎発型円形脱毛症へと症状が進行すること、

さらなる悪化を防ぐためには、

早く円形脱毛症の発症に気づけることが大切。

 

髪の毛や頭皮に異変を感じたら、

放っておかないで必要なケアをすることをおすすめします。

 

汎発型円形脱毛症と免疫力の関係は?

円形脱毛症は免疫との関係は非常に密接で、

切っても切れないものだとされています。

 

たとえば円形脱毛症の原因として近年、

自己免疫疾患が有力視されていることはご存じでしょうか。

 

体内に侵入してきた異物を攻撃して排除するはずの免疫が、

異常な働きをすることでさまざまな症状が引き起こされる病気が

自己免疫疾患です。

 

円形脱毛症の場合は頭髪に関わる細胞が免疫によって

誤って攻撃され、抜け落ちて円形の脱毛部分ができるということ。

 

免疫の正常な働きが損なわれることで

円形脱毛症が引き起こされるという説で、

それまでのストレス原因説に代わって主流となっています。

 

免疫力が低下しているときに

免疫機能の異常が起こりやすくなるのは、当たり前ですよね。

 

当然、発症だけでなく進行・悪化にも免疫力は深く関わっています。

 

円形脱毛症が進んで汎発型円形脱毛症となってしまうことも、

免疫力の低下に大きく関係していると考えるのが自然。

 

つまり円形脱毛症の汎発型円形脱毛症への進行、

汎発型円形脱毛症のさらなる悪化防止のために、

免疫力アップはとても重要だということになります。

 

まとめ:汎発型円形脱毛症の特徴と原因について。免疫力が関係している?

汎発型円形脱毛症の種類の1つで、

もっとも症状が進んだ状態の脱毛症です。

 

頭髪だけでなく、体のいたるところの毛が抜け落ちます。

 

進行スピードの速さが特徴で、

対応が遅れるとどんどん脱毛が進むので要注意。

 

免疫力と深い関係があるので、

免疫機能を高めると予防や進行防止につなげることができます。

 

汎発型円形脱毛症にならないようにするため、

さらなる悪化を防ぐために、免疫力を高めるようにしましょう。

 

 

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この記事を書いた人

いいねヘアケアラボ院長 成田峻輔

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