薄毛対策には栄養を!効果的な食べ物と逆効果の食べ物
皆さんは栄養を気にせずに好きなものを食べていませんか?
薄毛は食べ物の栄養で大きく関わってきますので、食事内容によっては薄毛を進行させてしまうかもしれません。
そこで今回は「薄毛に効果的な食べ物」、
「反対に薄毛になりやすい食べ物」についてご紹介いたします。
まずは薄毛と栄養の関係を知ろう
薄毛と栄養にはどのような関係があるのかご存知でしょうか?
薄毛に効果的な食べ物は、頭皮の老化を防いでくれる効果があるため、薄毛の改善や育毛に繋がります。
さらに血行促進する食べ物は、髪の成長に必要な栄養が頭皮や毛母細胞にも届きやすくなりますので、発毛効果も期待できます。
抜け毛を減らし頭皮の状態を良くするには、頭皮と髪の毛に十分な栄養を届けることが大切です。
しかし薄毛になりやすい食べ物の1つとしての「脂っぽいもの」は、血管が詰まりやすいため、髪の毛まで栄養が届きにくくなります。
栄養が頭皮に届かないと、髪の毛が細くなり新しい髪の毛をつくるのも困難で、抜け毛が増えてしまいます。
このように栄養と薄毛の進行は大きく関係してくるのです。
薄毛に効果的な栄養を持つ食べ物は?
薄毛に効果的な栄養を持つ食べ物をご紹介します。
1. タンパク質
薄毛に効果的な食べ物として代表的なのが、タンパク質です。
タンパク質は新しい髪の毛をつくり、育毛効果もあります。
タンパク質が不足すると髪の毛に栄養が届かず抜け毛も増え、
薄毛が進行しやすくなるので、毎食食べるように意識してください。
また、植物性と動物性は同時に摂取すると吸収率が上がるとの研究結果も出ています。
参考:
https://www.fnn.jp/posts/000000129_000003705/201909021430_PRT_PRT
タンパク質を食べ物で摂るのでしたら、
肉や魚、卵、大豆がおすすめです。
肉は脂身が少ない部分を選んでくださいね。
2. 亜鉛
亜鉛も薄毛に効果的な食べ物です。
タンパク質を合成し新しい髪の毛をつくる亜鉛ですが、意識して摂取しないと不足しがちな栄養です。
亜鉛は牡蠣、アーモンド、レバー、肉に多く含まれていますので、上手に普段の食事に取り入れてください。
3. ビタミン
数多くあるビタミンの中で、
特にビタミンA、ビタミンC、ビタミンD、ビタミンEも薄毛に効果的な食べ物です。
ビタミンAは肌が老化するのを抑えて肌トラブルの予防にもなり、健康な頭皮を保ってくれます。
タンパク質の1種であるコラーゲンを作りだしてくれるのがビタミンC。
髪の毛や丈夫な血管を作るので、薄毛に効果的とされている食べ物です。
ビタミンDは薄毛の人の血中量に少ないと言われています。
髪の毛が成長するときに効果的な栄養なため、減らさないように気をつけましょう。
血行の流れをよくしてくれるビタミンEは、
頭皮の老化を防ぎ、薄毛の予防にもなる栄養です。
参考:https://hair-growth-science.com/multi-vitamine-alopecia
ビタミンが多く含まれる食べ物は、
レバーや緑黄色野菜、魚介類、果物、植物油などです。
薄毛に効果的な栄養をご紹介しましたが
「タンパク質だけ毎日食べる」といった、1種類の栄養だけ食べ続けても意味はありません。
肉や魚介類、野菜に果物など、バランス良く食べることで薄毛に効果が出て、薄毛予防にもなりますよ。
薄毛になりやすくなってしまう食べ物
それでは薄毛になりやすい食べ物とはどのようなものでしょうか?
脂質や油分多い食べ物が、薄毛になりやすいと言われています。
ファーストフードや揚げ物などの脂質や油分の多い食べ物は、血管が詰まりやすいです。
皮脂の分泌量が増えて頭皮の毛穴に詰まり、抜け毛の原因にもなります。
他にも和菓子や洋菓子、スナック菓子などの甘い食べ物も、脂質が多く、
ビタミンなどの育毛に必要な栄養がほとんど入っていないため、薄毛になりやすいので注意が必要です。
さらにお菓子を食べると満腹になり、薄毛に効果的な食べ物を食べる量が減ってしまいます。
バランスの悪い食事は、薄毛を進行させる悪循環にもなるので気をつけましょう。
しかし薄毛になりやすい食べ物だからといって、絶対に食べてはダメというわけではありません。
いきなり食べなくなるとストレスも溜まります。
今まで週5日食べていたのを週2日に減らす、というように
徐々に食べる量や頻度を減らすといいでしょう。
薄毛になりやすい食べ物を減らした分、薄毛に効果的な食べ物を今までより多く食べるようにしてください。
まとめ:薄毛対策には栄養を!効果的な食べ物と逆効果の食べ物
薄毛には栄養が大きく関係していることが、わかっていただけましたか?
薄毛に効果的な食べ物であるタンパク質や亜鉛、ビタミンはバランス良く摂ることが大切です。
頭皮や髪に必要な栄養を摂ることによって、頭皮や髪の毛に栄養が行き届き、発毛や育毛に繋がりやすくなります。
薄毛に逆効果なのは、脂質や油分の多すぎる物です。
髪に必要な栄養が含まれず、皮脂の分泌量も増えて薄毛を進行しやすくなる危険も。
薄毛になりやすい食べ物であるファーストフードは週末だけにする、
お菓子は週1回だけにするなどルールを決めて食べるのは、髪の毛や健康にとって大切なことです。
今まであまり食生活に関心がなかった方は、
薄毛予防のためにも毎日の食べ物を見直してみてくださいね。
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この記事を書いた人
いいねヘアケアラボ院長 成田峻輔