円形脱毛症のステロイド局所注射は1ヶ月に1度程度の頻度で行う
円形脱毛症になると早く治したいですよね。
円形脱毛症にはさまざまな対策法があり、
その中の一つにステロイド局所注射があります。
ステロイド局所注射は1ヶ月に1度程度の頻度で行う注射で、
短期間で発毛効果が認められています。
そのステロイド局所注射とはどのような方法なのでしょうか。
そこで今回は
円形脱毛症の対策法であるステロイド局所注射の方法と
副作用についてご紹介いたします。
円形脱毛症の対策はさまざま存在する
円形脱毛症の対策は内服薬や外用薬だけではなく、
さまざま存在します。
・内服薬
抗アレルギー薬やセファラチン・グリチロン、ステロイドを
内服することで、円形脱毛症の炎症状態を抑えたりします。
・外用薬
ステロイドや塩化カルプロニウム、ミノキシジルを
処方されることが多いです。
ステロイドは怖いイメージがあるかもしれませんが
正しく使うと効果的です。
塩化カルプロニウムやミノキシジルは、
と実績は多いですがエビデンスは少し弱いと言われています。
・局所免疫療法
円形脱毛症の脱毛斑に人工的にかぶれを起こす物質を塗布して、
かぶれを起こします。脱毛範囲の広い方にも行える対策です。
・液体窒素冷却療法
脱毛斑に液体窒素を押し付ける対策です。
軽い痛みを感じますが効果があります。
・光線療法
エキシマレーザーを患部に照射する方法です。
・局所ステロイド注射
ステロイドの懸濁液と局所麻酔を合わせたものを
はげている部分に注射します。
即効性があり、早い方で1ヶ月ほどで発毛が認められています。
参考:https://mitakahifu.com/alopecia/
このように円形脱毛症にはさまざまな方法がありますが、
今回は局所ステロイド注射を詳しくご紹介いたします。
円形脱毛症対策のためのステロイド局所注射は1ヶ月に1度程度
ステロイド局所注射は1回に打つ量の限度があり、
多くの量は打てません。
また発毛効果や副作用の確認もあり、
円形脱毛症の処置として1ヶ月に1度程度で
ステロイド局所注射をするところが多いです。
発毛が認められるまで
1ヶ月に1回程度のステロイド局注射は続けます。
局注時は疼痛がありステロイドの副作用も考えて、
小児に使用することはできません。
そのほか妊娠中や授乳中の方も安全のため他の対策を行います。
参考:
http://www.yuurinkouseikai.or.jp/shinryo/hifuka/alopecia_areata.asp
1ヶ月に1度程度のステロイド局所注射はどのような対策?
1カ月に1度程度のステロイド局所注射は
ステロイドの懸濁液と局所麻酔を混ぜたものを
脱毛部分に注射します。
ステロイド局所注射は発毛効果が証明されている方法で、
円形脱毛症の方で1ヶ月以内に発毛が認められた方が
いらっしゃいます。
懸濁液の1回の投与量は10mgが限度とし、
総量は5ml程度注射します。
総量に制限があり、
脱毛範囲が広すぎると1回ですべてのところに
注射することはできません。
このステロイド局所注射は
円形脱毛症発症後6ヶ月以上経っている方や
単発型および多発型の第一選択肢としてすることが多いです。
参考:http://cocoro-hihuka.com/alopechia.html
1ヶ月に1度程度のステロイド局所注射には副作用がある
1ヶ月ほどで円形脱毛症の方の発毛が認められる
ステロイド局所注射ですが、
発毛効果がある一方で副作用も存在します。
長期間ステロイド局所注射をすることで皮ふが薄くなったり、
副腎皮質ホルモンの分泌に影響を与えることも。
注射部分が陥没することもあります。
また女性は生理不順になるという副作用も確認されています。
参考:
https://aizu-hifuka.jp/about/skindisease/enkeidatsumosho/
円形脱毛症に気付いたら1ヶ月以内になるべく早く専門院へ相談しにいこう
円形脱毛症は病院では
1ヶ月に1度程度ステロイド局所注射などで
対策をすることもできますが、
根本的な問題を改善してはいないので再発することも多くあります。
また再発を繰り返すたびに脱毛斑の数が増えたり、
脱毛範囲が増えたりすることも。
そのため円形脱毛症に気付いたら1ヶ月以内に
なるべく早く専門院へ相談し、根本原因の改善を目指しましょう。
円形脱毛症や薄毛に詳しい専門院なら、
頭皮や髪の毛以外の問題点を探し出し
一人ひとりに合った施術やアドバイスをします。
円形脱毛症を本格的に治したいなら早期対策が必要です。
円形脱毛症1ヶ月以内だと対策することで
早めに改善しやすくなるので、
1人で悩む前に相談してくださいね。
まとめ:円形脱毛症のステロイド局所注射は1ヶ月に1度程度の頻度で行う
円形脱毛症の対策法の一つにステロイド局所注射があります。
円形脱毛症発症後6ヶ月以上経っている方や
単発型および多発型の第一選択肢として
することの多いステロイド局所注射は、
1ヶ月に1度程度の頻度で行います。
ステロイド局所注射は発毛効果が証明されている方法で、
円形脱毛症の方で1ヶ月以内に発毛が認められた方が
多くいらっしゃいます。
しかし長期間ステロイド局所注射をすることで
皮ふが薄くなったり、副腎皮質ホルモンの分泌に
影響を与えるといった副作用が出ることも。
円形脱毛症を根本的に改善したいのであれば、
薬を使わず副作用の心配がない薄毛の専門院がおすすめです。
早く行くほど改善しやすくなるので、
円形脱毛症に気付いたら
なるべく1ヶ月以内に相談してくださいね。
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この記事を書いた人
いいねヘアケアラボ院長 成田峻輔