薄毛をセルフ診断!チェック方法を解説
「薄毛かどうか気になるけれど、人に見せるのは恥ずかしい」
そういう方でも、現在は情報も多くなり、頭皮や毛根で薄毛をセルフ診断できるようになってきました。
そこで今回は「頭皮と毛根で見るセルフ診断のチェック方法」と「薄毛診断で薄毛だった場合の対策」をご紹介します。
頭皮で薄毛レベルを診断
まずは頭皮で薄毛レベルを診断しましょう。
チェックするポイントは3つです。
・頭皮の固さ
・頭皮の色
・かゆみやフケの有無
これらをセルフ診断することで、薄毛になりやすい頭皮かわかります。
頭皮の固さ
まず頭皮をボールを掴むように鷲掴みにして前後左右に動かします。
掴んだときに、「痛い」「頭皮があまり動かない」「掴んでいる感覚があまりない」状態なら、頭皮が血行不良を起こしている可能性が高いです。
血行不良を起こすと血液が頭皮を巡らず、発毛や育毛に必要な新鮮な酸素や栄養が頭皮や毛根に届かないので、対策が必要です。
頭皮の色
健康な頭皮は青白いです。頭皮の色をチェックして赤色やピンク色だと、頭皮が炎症を起こしています。
さらにベタベタしている頭皮は、皮脂が過剰分泌していると思われます。
頭皮の炎症は放置していると薄毛だけでなく、皮膚炎を起こすことがありますので、注意が必要です。
かゆみやフケの有無
異常なかゆみやフケはありませんか?
間違ったヘアケアなどで頭皮が乾燥していると、かゆみやフケが増えます。
かゆみがあると、爪で頭皮をかくため、さらに頭皮環境を悪化させる危険性も。
かゆみやフケが多いと感じたら、薄毛になりやすい頭皮だと考えられます。
3つの診断ポイントで当てはまることはありましたか?
頭皮の薄毛チェックで1つでも診断が当てはまりますと、薄毛になる可能性が高いです。
3つとも当てはまるのでしたら、薄毛レベルは高いので早めの対策をしてくださいね。
毛根で薄毛レベルを診断
次に毛根で薄毛レベルを診断しましょう。
薄毛をチェックするポイントは2つ。
・毛根の有無
・毛根の付着物
これらをチェックして毛根で薄毛レベルを診断しましょう。
毛根の有無
抜けた髪の毛の毛根を見てください。太くふっくらしている毛根は健康です。
しかし栄養が足りない毛根や、頭皮に炎症を起こしている毛根は、先が細くなっています。
先が細い毛根は成長するのが難しく、抜け毛が増えて薄毛になりやすくなります。
毛根の付着物
毛根に白い付着物がついていませんか?白い付着物の正体は皮脂です。
毛根に皮脂が付いていると皮脂の過剰分泌で、毛穴に皮脂が詰まっている可能性が高いです。
皮脂が詰まっていると新しい髪の毛も生えにくく、頭皮が炎症を起こしやすくなり薄毛の原因にもなります。
「白い毛根は薄毛になりやすい」という情報もありますが、メラニンの比率により個人差が大きいので、判断が難しいです。
「毛根の有無」か「毛根の付着物」で、薄毛の診断をしてください。
参考:http://kompas.hosp.keio.ac.jp/contents/000332.html
毛根での診断も、1つでも当てはまると薄毛になる可能性が高いです。
頭皮・毛根で薄毛レベルが高かったなら、今すぐ対策をする必要があります。
薄毛診断で薄毛だった場合の対策
薄毛診断の結果はいかがでしたか?
診断で薄毛レベルが高くても、対策をすることで改善が期待できます。
しかし薄毛の対策といっても、特別なことをするわけではありません。
まずは生活習慣を見直しましょう。
睡眠不足は髪の毛の成長に必要なホルモンが出にくくなり、血行不良にもなりやすいため、薄毛が進行しやすくなります。
成人男性の理想の睡眠時間は8時間と言われています。8時間は難しくても、極端な睡眠不足にならないように気をつけましょう。
さらに運動もおすすめです。
運動をすると心肺機能もあがり、血行促進されます。血行が良くなると、頭皮にも新鮮な酸素と栄養が届きやすくなるため、薄毛改善が期待できます。
ハードな運動ではなく「1駅分歩く」「エレベーターではなく階段を使う」など出来るところから運動を取り入れてください。
食事も薄毛に大きく関わっています。
コンビニ弁当やインスタント食品などの偏った食事は、栄養不足となり薄毛につながります。
脂っこい食品は頭皮の皮脂が過剰分泌する原因になりますので、食べ過ぎ注意です。
外食が多い方は、「選ぶときは単品より定食にする」「コンビニでお弁当を買うときはサラダも追加する」など工夫しましょう。
「タンパク質」「亜鉛」「ビタミンA・B2・B6・C・E」は髪の毛を作るのに必要な栄養素です。薄毛改善のためにも、積極的に摂取してください。
生活習慣を見直すことで、薄毛が改善されやすくなりますので、心当たりのある原因を取り除いてくださいね。
他にも間違ったヘアケアは、薄毛を進行させます。
シャンプーのとき、強い力で頭皮を洗っていませんか?刺激が強すぎると、頭皮の乾燥や皮脂の過剰分泌につながります。
シャンプーのやりすぎも皮脂を必要以上に落としますので、1日1回までとしましょう。
パーマやヘアカラーも頭皮や髪の毛にダメージを与えます。
頭皮や髪の毛のためにパーマやヘアカラーをする頻度を減らしたりすると良いですよ。
薄毛は何も対策をしなければ進行していきます。
一気に全ての対策をするのは難しいですが、できるところからはじめてください。
そして定期的に薄毛の診断をして、改善具合を確認してみてくださいね。
まとめ:薄毛をセルフ診断!チェック方法を解説
頭皮と毛根の状態から、薄毛になりやすいかのチェックをすることができます。
薄毛の診断レベルが高い方は、早めの対策が重要です。
生活習慣の見直しは頭皮と髪の毛だけでなく、健康維持にも関わります。
積極的に生活習慣を見直し、正しいヘアケアをして、薄毛を改善させてくださいね。
~この記事を読んだあなたにはこちらの記事もオススメです~
この記事を書いた人
いいねヘアケアラボ院長 成田峻輔