首こりは薄毛の原因?こりをほぐして血行を良くしよう
長時間デスクワークをすると、首こりがひどくなると
悩んでいませんか?
うなじや首の後ろがこる以外にも、首の左右や上下の動きが悪い、
重だるい痛み、頭痛や目のかすみ、耳鳴りがするなど、
「首こり」はさまざまな不調を引き起こします。
実は、首のこりは薄毛の原因のひとつとされています。
こちらでは、首のこりをほぐして血行を良くすることで、
薄毛を予防する方法をお伝えいたします。
首こりで薄毛に?
首こりとは、首の筋肉が硬くこわばった状態のことで、
筋肉の疲れと血行不良が原因です。
筋肉には伸び縮みすることによって血液の循環を促し、
全身に酸素や栄養を届けるポンプのような働きがありますが、
重たい頭を支えている首の筋肉に負担がかかると、
筋肉が硬くこわばって血行が悪くなってしまうのです。
すると、乳酸などの疲労物質がたまり、こわばりやだるさ、
重さといった首こりの症状がでてきます。
頭へ血液を運んでいる血管は首を通っているので、
首の血行が悪くなれば頭(頭皮)の血行も悪くなってしまい、
髪の毛にとって必要な栄養が届きにくくなり
薄毛につながってしまうのです。
長時間のデスクワークが首こりを引き起こす理由
長時間のデスクワークによって重たい頭を支えている
首の後ろ側の筋肉(後頭下筋群)に疲労がたまり首の筋肉が
硬くなってしまうと、顎が突き出した姿勢になってしまいます。
頭の重みは体重の約10%と言われており、
体重が50㎏の人であれば約5㎏の重みを首の筋肉で支えています。
デスクワークなどで首を15度下に傾ければ、
頭の重みは12㎏になると言われています。
デスクワークなどで長時間顎が突き出た前かがみの姿勢でいると、
筋肉が緊張したままになって血液の循環が悪くなり、
首こりが起こってしまうのです。
さらに、集中してディスプレイを見続けることで眼精疲労となり、
目の筋肉の硬くなって首こりにつながってしまうのです。
首こりを防ぐ方法を知って薄毛を予防
前かがみで顎が突き出した姿勢は、首の筋肉にさらに大きな負担を
かけ続け、首の後ろ側のこりや痛みを感じるようになってしまいます。
首こりを予防するために一番効果的なことは、
長時間同じ姿勢でいないように意識して姿勢を変えることです。
たとえば、30分~1時間おきに立ち上がって歩いたりして姿勢を
変えることで、筋肉がほぐれ、血液の流れがよくなります。
首の筋肉に負担をかけない理想的な姿勢は、
「頭が胴体の真上にある姿勢」です。
椅子に深くこしかけて、肩を後ろに持っていくイメージで、
背筋を伸ばします。
デスクワークをするときに首への負担を減らすためには、
「頭が胴体の真上にある姿勢」をとれるようにデスク環境
をととのえます。
デスクの高さは肘が垂直になるくらいで、椅子は足裏全体が
しっかりつく高さ、モニター画面は目線の高さに合わせて、
前かがみにならないような環境をつくりましょう。
参考:https://allabout.co.jp/gm/gc/195519/all/
首こりの原因のひとつとされる「眼精疲労」を予防するために、
1時間に1回は遠くを眺めたりして目を休ませましょう。
首こりを緩和させる方法を紹介!
首こりを緩和させるのに効果的な首の後ろのマッサージと
ストレッチを紹介いたします。
デスクワークの合間に机に肘をついて、首の後ろの頭と首の
つなぎ目あたりをマッサージしてみましょう。
首を温めると血行が良くなるので、使い捨てカイロや首用の湯たんぽ、
ドライヤーなどで温めたあとにすると、首こりを緩和させる効果が
高まります。
イスに座っているときにできるストレッチをご紹介しますので、
こちらもデスクワークの合間に試してみましょう。
両手を頭と首のつなぎ目あたりにおき、
あごを引いて首の後ろの筋肉を伸ばします。
椅子に座ったまま背中を丸めて、起き上がったら
しっかり背筋伸ばして両ひじを後ろに引いて胸を張りながら
開きましょう。
参考:
https://r.nikkei.com/article/DGXNASFK1000I_Q2A510C1000000/?s=1
薄毛と首こりにお悩みの方はいいねヘアケアラボまで
いいねヘアケアラボでは、首こり予防のためのストレッチや
生活面でのアドバイスなども可能です。
鍼やお灸、整体などの体に負担をかけない東洋医学の施術を通して、
首こりなど根本的な体質改善を行いながら体調をととのえることで
育毛をサポートしています。
薬や育毛剤を使わない対策をご希望であれば、
いいねヘアケアラボまでご相談ください。
まとめ:首こりは薄毛の原因?こりをほぐして血行を良くしよう
同じ姿勢を長時間継続しやすく、無意識に顔がうつむいている姿勢に
なりやすいデスクワークは首こりの大きな原因となり、
薄毛の原因のひとつになってしまいます。
頭が胴体の真上にある姿勢が首への負担が少ない姿勢ですが、
デスクワークを長時間している方は、集中しているときの
自分の座り姿勢をチェックしてみてはいかがでしょうか。
姿勢を時々変える、こちらで紹介したマッサージやストレッチ行って
血行を良くすることで、髪の毛が健やかに育つ土壌をつくりましょう。
~この記事を読んだあなたにはこちらの記事もオススメです~
この記事を書いた人
いいねヘアケアラボ院長 成田峻輔