円形脱毛症になる中学生は意外と多い?焦らずじっくり対策しよう
ある日突然、髪が丸く脱毛してしまう円形脱毛症。
円形脱毛症を発症するのは、大人だけだと思っていませんか?
実は、円形脱毛症の方の4分の1は15歳以下の子供だと言われており、
中学生で発症するケースも意外と多いのです。
中学生の円形脱毛症は、親の理解とフォローが大切です。
円形脱毛症になった中学生の子に、
親はどのように対応すればよいのか、
円形脱毛症の基礎知識とともにご紹介します。
円形脱毛症は中学生でも起こり得る
円形脱毛症の発症頻度は、人口のおよそ1~2%程度と言われており、
性別や年齢に関係なく発症します。
そのうち15歳以下の子供が占める割合は、全体の4分の1くらい。
全頭型や汎発型など重度の円形脱毛症も、小児に多く見られます。
ですから、中学生でも円形脱毛症になる可能性は十分あります。
円形脱毛症はとくに前兆などもなく、突然髪が抜けてしまう病気です。
後頭部など自分では見えない部分が脱毛すると、
まわりの人に教えてもらうまで気づかないことも多いのです。
枕に髪の毛がたくさん落ちていたり、
お風呂の排水口に大量の髪がたまっていたりしたら、
一度頭皮をチェックしてみた方がよいでしょう。
次のような症状が出たときは、円形脱毛症の可能性があるため、
早めに専門家に相談することをおすすめします。
・急激に抜け毛が増えた
・突然、境目のはっきりした丸や楕円の脱毛斑(脱毛している部分)
ができた
・脱毛斑の数が増えたり、大きくなったりしている
円形脱毛症に中学生の子が発症した際に親ができることとは
では、中学生の子が円形脱毛症になったら、
親はどのように対応すればよいのでしょうか?
親にできることは、大きく分けると2つあります。
1つ目は、円形脱毛症を改善するための行動です。
■早めに専門家に相談する
大量の抜け毛や脱毛斑があり、円形脱毛症が疑われるときは、
早い段階で専門家に相談しましょう。
円形脱毛症には脱毛箇所が少ない軽度のものから、
脱毛斑が複数できるタイプや髪が全部抜けるタイプ、
髪だけでなく体毛も抜ける重度のタイプまであります。
最初は数ヶ所脱毛している程度だったのが、
急激に悪化することもあるので、早めに診てもらい、
適切な対策を始めた方がよいのです。
中学生の子だと突然の脱毛に戸惑ったり、恥ずかしがったりして、
専門家に診てもらうことを嫌がる場合があります。
そういうときは、親が子供に対策の必要性を話して聞かせ、
子供が納得して対策を受けられるように促してあげることが
大切です。
■生活習慣を見直す
円形脱毛症に大きな影響を与える要素の1つが、生活習慣です。
生活リズムを整えて、十分な睡眠をとれるように声掛けしましょう。
また、髪の生育のためには食生活にも気をつける必要があります。
髪の主成分であるたんぱく質や、亜鉛、ビタミンを欠かさずに、
全体的な栄養バランスに注意しながら献立を考えましょう。
親にできることの2つ目は、精神面のフォローです。
中学生といえば思春期真っ只中で、自分の容姿が気になる時期です。
そんな時期に突然髪が抜けてしまうわけですから、
大きなショックを受けたり、
自分に自信をなくしてしまったりする子も少なくありません。
小さな脱毛ならヘアスタイルを工夫してうまく隠すこともできますが、
脱毛箇所が増えたり、大きくなったりするとそれも難しくなります。
そうなると、人目を気にするあまり「誰にも会いたくない」、
「学校に行きたくない」などと言い出すこともあるかもしれません。
ともすると親もつられて暗い気持ちになりがちですが、
うまく気持ちを切り替えてなるべく明るく前向きに、
子供を励まし支えてあげましょう。
それと同時に、できるだけ子供のストレスを減らすために、
脱毛箇所が見えない工夫を一緒に考えてあげることも必要です。
バンダナやキャップでカバーするのも一つの手ですが、
もっと自然にカバーしたいというときは、
子供用のウィッグ・部分ウィッグを検討してみるのも
いいかもしれませんね。
円形脱毛症だからと言って
子供を特別扱いする必要はありませんが、
できるだけ子供のストレスを軽減し、
精神面が安定するようにうまくフォローしてあげましょう。
円形脱毛症の中学生でも薬を使用することができる?
円形脱毛症に使われる主な薬は、ステロイドです。
ステロイドを使用した方法には、
「ステロイド内服薬」、「ステロイド外用薬」、
「ステロイド局所注射」、「点滴静注ステロイドパルス療法」
があります。
このうち、中学生が使用することができるのは、
「ステロイド外用薬」のみ。
その他の方法は、ステロイドによる副作用を考慮し、
子供には行われていません。
大人と比べると、使える薬や処置も限られています。
中学生が円形脱毛症になってしまう理由は?
円形脱毛症の原因は、はっきり解明されていません。
現在有力視されているのが、自己免疫疾患とする説です。
本来なら体内に侵入したウィルスや細菌などの異物を攻撃し、
排除するはずのTリンパ球が、
毛根を異物とみなして攻撃・破壊してしまうことにより発症する
とされています。
また、円形脱毛症と密接な関係があるのが「アトピー素因」です。
アトピー素因とは、アトピー性皮膚炎や気管支喘息、結膜炎、
アレルギー性鼻炎のいずれか、または複数持っていること。
このようなアトピー素因を持っていると、
円形脱毛症を発症する確率が高くなります。
円形脱毛症方のうち、
本人もしくは家族にアトピー素因があるものが54%、
本人にあるものが41%、
アトピー性皮膚炎を併発しているものが23%
だという報告があります。
アトピー素因がある場合は、円形脱毛症に注意しましょう。
その他の原因として、遺伝があげられます。
円形脱毛症の8.4%に家族内発症があるとの報告があります。
本人に近い家族であるほど、発症率も高くなります。
親が円形脱毛症を発症したことがあると、
子供の発症率も上がるので気をつけましょう。
また、ストレスも円形脱毛症の一因と考えられています。
円形脱毛症とストレスの関連性は明確になってはいませんが、
何らかのストレスにより円形脱毛症を発症したとの報告があるのも
確かです。
ただ、ストレスから自律神経が乱れて血行不良になり、
抜け毛などの髪のトラブルを招く可能性は否定できません。
健康な髪の生育のためには、ストレスを溜めないように
気をつける必要があります。
円形脱毛症を発症してしまったお子さんをお持ちの方は薬を使わないいいねヘアケアラボまで
お子さんが円形脱毛症を発症してしまった場合、
選択肢の1つとしておすすめしたいのが、
「いいねヘアケアラボ」です。
いいねヘアケアラボ最大の特徴は、
薬や育毛剤を一切使わずに円形脱毛症の回復を目指している点です。
病院やクリニックでは、薬を使った対策が中心となります。
成人と違い子供の円形脱毛症において、
使用できる薬や処置が限られている理由は、
薬の副作用が懸念されるからです。
中学生はまだまだ成長途中の大事な時期です。
その成長を妨げるような事態は、極力避けなければなりません。
お子さんが安心して円形脱毛症の改善に向き合うためには、
薬による副作用の心配がない方法を選ぶ必要があります。
そのためには、薬を使わずに円形脱毛症の改善を
目指している「いいねヘアケアラボ」が最適なのです。
いいねヘアケアラボでは、
お子さんの円形脱毛症の根本原因を見極め、
その原因に応じて最適な施術を行っています。
単に今現れている症状を抑えるだけでなく、
円形脱毛症を根本から改善することを重視しているのです。
大切なお子さんのために
「薬を使いたくない」、
「副作用の心配をしたくない」、
「根本から改善していきたい」と考えていらっしゃる方は、
ぜひ「いいねヘアケアラボ」に相談してみてくださいね。
まとめ:円形脱毛症になる中学生は意外と多い?焦らずじっくり対策しよう
円形脱毛症の4分の1は子供で、中学生も意外と多く見られます。
中学生が円形脱毛症になった場合、
親は改善に向けての行動と精神面のフォローをする必要があります。
具体的には、円形脱毛症が疑われるときは
早めに専門家に相談すること、
生活習慣を見直して食事に気を配ること、
明るく前向きに子供に接しながら
外見の変化によるストレスを減らすために、
ウィッグの使用を考えることなどが挙げられます。
中学生の場合、使える薬や方法も限られるため、
最初から薬を使わずに円形脱毛症の回復を目指している
「いいねヘアケアラボ」に相談してみるのもいいかもしれません。
お子さんの気持ちに寄り添いながら、
体に優しい方法で円形脱毛症の改善を目指していきましょう。
~この記事を読んだあなたにはこちらの記事もオススメです~
この記事を書いた人
いいねヘアケアラボ院長 成田峻輔