円形脱毛症に用いられる「局所免疫療法」ってなに?

円形や楕円形の脱毛している部分が突然生じる「円形脱毛症」

 

円形脱毛症に悩む方は年々増え続けており、

年齢や性別の偏りもないといわれています。

 

円形脱毛症の症状は一つではなく、

その程度も軽度〜重度とわかれるため、

個人の症状に合わせて対策することが大切だとされています。

 

いくら対策をしたとしても、

ご自身の症状に合った方法を選ばなければ

円形脱毛症を改善することは難しくなります。

 

今回は、円形脱毛症の対策法の1つであり、

有効と考えられている

「局所免疫療法」について、解説していきます。

 

円形脱毛症に行われる「局所免疫療法」ってなに?

円形脱毛症では、脱毛箇所も少なく単発型であれば、

半年ほどで自然に治る場合も多いですが、

円形脱毛症の症状によっては、治療や対策をしても効果がなく

生涯にわたり脱毛が続く場合もあります。

 

円形脱毛症に対する対策法の種類はさまざまで、

100%有効で副作用のないものは

今のところ残念ながらありません。

 

円形脱毛症の対策法の中には

局所免疫療法」というものがあります。

 

「局所免疫療法」とはどういったものなのでしょうか。

 

「局所免疫療法」は、

SADBE(スクアレン酸ジブチルエステル)

DPCP(ジフェニルシクロプロペノン)といった、

かぶれを起こす薬剤を使い、円形脱毛症を改善に導きます。

 

円形脱毛症の脱毛した部分に上記の薬品を塗り、

人為的にかぶれを起こすことで、

毛根を攻撃するリンパ球などの免疫反応を変調させて、

発毛が促進するようにする方法です。

 

円形脱毛症の進行により、脱毛が広い範囲で起こり、

半年以上継続して症状が出ている場合は、

局所免疫療法が適用されます。

 

局所免疫療法は、薬剤でかぶれを起こした後、

弱いかぶれの皮膚炎を繰り返し起こさせるというもので、

1~2週に1回の間隔で行います。

 

改善の有効率は60%以上であり、

現在、円形脱毛症の対策方法の中では

最も有効といわれています。

 

この有効率とは、

「円形脱毛症を発症した100人に局所免疫療法を行えば、

60人が発毛する」

ということではなく、

「円形脱毛症だが局所免疫療法を行なっていない」の人の

発毛しない率を「1」 とすると

「円形脱毛症で局所免疫療法を行なった」の人の

発毛しない率が 「0.4」 に なる場合、

その差「0.6」をパーセントで表したものです。

 

円形脱毛症を発症した人のうち

局所免疫療法を行わなかった人の60%は、

「免疫療法を行なっていれば発毛していた」

という結果になるというものです。

 

また、円形脱毛症が広がり、広範囲に脱毛している場合や、

円形脱毛症の治療や対策が難しいと考えられるケースでも、

局所免疫療法により改善が進むのではないかといわれています。

 

局所免疫療法は、

円形脱毛症を発症した子供にも使うことができます。

 

ただ、施術期間が半年から1年以上と長めであるため、

じっくりと気長に取り組む必要がある対策法です。

 

途中で中止すると再び脱毛してしまい、

何年も局所免疫療法を繰り返さすことになるので

注意しましょう。

 

円形脱毛症に有効性があると考えられている局所免疫療法について

次項でもう少し詳しく解説していきます。

 

円形脱毛症の局所免疫療法の費用は?

円形脱毛症の対策を進めていく上で気になるのは、費用の問題です。

 

局所免疫療法をスタートさせると、

円形脱毛症が回復するまでにかかる時間は、

約半年程度といわれています。

 

局所免疫療法にはどれくらいの費用がかかるのか

気になる方もおられるのではないでしょうか。

 

できれば円形脱毛症の処置にかかる金銭的な負担は

減らしたいですよね。

 

円形脱毛症に効果があるとされる局所免疫凌法は、

特殊な方法とされています。

 

日本では保険適応外のため、

自費診療の扱いとなりますので注意しましょう。

 

また、

局所免疫療法で使う薬剤ですが、

健康保険では認められていないため、

使用に当たっては、ご本人様の同意が必要になります。

 

局所免疫療法は、

2週間に1回くらいの割合で通院するケースが多いので、

それも目安にしてみてください。

 

参考:

http://medical.radionikkei.jp/kansenshotoday_pdf/kansenshotoday-191118.pdf

 

円形脱毛症の局所免疫療法に副作用はないの?

円形脱毛症の局所免疫療法ですが、

副作用の心配はないのでしょうか。

 

円形脱毛症を改善させる方法のひとつである局所免疫療法では、

約90% もの人に発毛効果があると言われています。

 

また、局所免疫療法は、比較的副作用が少ないと言われていますが、

じんま疹やリンパ節腫脹、かぶれなどを起こすこともあります。

 

また、元々アトピー性皮膚炎や湿疹、じんま疹がある人は

一時的に症状が悪化するケースもあるので注意が必要と

いえるでしょう。

 

局所免疫療法は、円形脱毛症により脱毛した部位に薬を使い、

人為的なかぶれを起こします。

 

それにともなう上記のような副作用の可能性

あることを知っておきましょう。

 

脱毛している箇所には、

段階をふんで濃いSADBEを使用していきますが、

突然強いかぶれを生じることがあったり、

脱毛した部分だけではなく、顔面や全身にかぶれや湿疹などが

みられることがよく起こります。

 

これらの症状は、頭皮のかぶれが全身に影響して湿疹が生じ、

自家感作性皮膚炎と呼ばれています。

 

特にSADBEを使用した部分に水ぶくれや炎症が起きたり、

治った後に色素沈着が残ったりすることもあるため

注意が必要です。

 

局所免疫療法を円形脱毛症の対策法として選択する上で、

これらの副作用が起きる可能性があることを覚えておく

といいですね。

 

参考:http://cocoro-hihuka.com/alopecia_sadbe.html

 

円形脱毛症の局所免疫療法はどこで受けられる?

円形脱毛症の局所免疫療法は、

どこで受けることができるのでしょうか。

 

病院だと、脱毛外来か皮膚科専門医で受診が可能です。

 

あた、脱毛症の専門外来を設けている病院もあります。

 

円形脱毛症の症状が進行していると感じた場合は

早めに専門医の診察を受け、適切な対策をとるようにしましょう。

 

また、円形脱毛症は心にも大きな負荷がかかります。

 

どんな小さなことであっても、悩みや不安があり、

それがしんどいと感じたら

すぐに専門家に相談することをお勧めします。

 

まとめ:円形脱毛症に用いられる「局所免疫療法」ってなに?

円形脱毛症の改善に有効とされている「局所免疫療法」について、

今回解説してきました。

 

これまで当ブログでも円形脱毛症の対策法などについて

ご紹介してきましたが、

円形脱毛症の症状は多様で、人によって違いがあり、

その分たくさんの対策方法があります。

 

局所免疫療法は、円形脱毛症の処置の中でも高い有効性があると

言われていますが、メリットがある反面、デメリットも

もちろんあるので、内容をしっかりと理解した上で、

ご自身の症状にあった方法が見つけることが大切です。

 

対策は長期に渡ることが多いので、

根気よく続けていき円形脱毛症の症状が回復することを期待したいですね。

 

当ブログでは、局所免疫療法以外にも、

さまざまな円形脱毛症の対策や日常のケアについて

お伝えしています。

 

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