AGAに悩みはじめると、日々、髪の毛の状態が気になりますね。

 

鏡で生え際を毎日チェックしてしまうという人も

いるのではないでしょうか。

 

髪の毛の成長は、1日で0.3㎜～0.4㎜と言われているので、

毎日鏡で生え際を眺めていても、髪の毛が伸びたかどうかは、

ちょっとわかりにくいかもしれません。

 

AGAの対策をしていると、

生え際に生えた産毛を見つけることがありますが、

それは、AGA改善の兆しととらえてもいいのでしょうか。

 

また、産毛はほうっておいても、

太くて長い健康な髪に成長するのでしょうか。

 

細くて長さもほとんど無い産毛を育て、

伸ばすにはどうしたらいいのか。

こちらから詳しく解説します。

 

AGA対策後産毛が生えてきたのはなぜ？

薄毛が気になると、生え際の状態をチェックしては

一喜一憂してしまうという人も多いです。

 

なぜ、AGAになってしまったのかと考え、

気持ちが沈んでしまうということはありませんか？

 

AGAを発症する原因は、

男性ホルモンのテストロンがⅡ型5αリダクターゼという酵素により、

ジヒドロテストステロン（DHT）に変化することにあると

考えられています。

 

このジヒドロテストステロン（DHT）は、

毛母細胞の働きを抑えることが知られており、

薄毛を進行させる原因となっています。

 

そのため、AGAの対策は、ジヒドロテストステロン（DHT）

を抑える薬を処方することが一般的です。

しかし薬もメリットやデメリットがあるので注意が必要です。

 

 

AGAの対策を進めると、産毛が生えてくることがあります。

これは、眠っている状態の休止期の毛根が活動をはじめて、

成長期に入り、新しい髪の毛が地肌から顔を出したものです。

 

この産毛が健康に育つと太く長い髪の毛になるのです。

 

太く長い髪の毛を伸ばすことで、薄毛が目立たなくなっていきます。

 

乱れていたヘアサイクルが正常に戻ったから

髪の毛の発毛と脱毛には、一定のサイクルがあります。

 

「成長期」、「退行期」、「休止期」の３つの期間を

繰り返すことによって、新しい髪の毛が生え変わっていくのです。

 

「成長期」とは、新しい髪が生えて成長する期間で、

通常は３～7年と言われています。

 

健康な髪の毛は、5年以上伸び続け、

髪全体の約9割が成長期にあたります。

 

「退行期」は、髪の成長が弱まる時期で、約２週間続きます。

 

「休止期」は、毛の成長が完全にストップして、自

然に髪が抜け落ちる時期です。

 

大体3カ月程度で、その後は、次の成長期をむかえて、

新しい髪の毛が生え変わっていくと言われています。

 

AGAの人は、ジヒドロテストステロン（DHT）の働きによって、

このヘアサイクルが乱れてしまい、髪の毛が十分成長しないうちに、

抜け落ちてしまいます。

 

もしくは、大半の毛が細く短いままで成長が止まってしまうため、

徐々に薄毛の状態が進んでいってしまうのです。

 

新しい産毛が生えるということは、AGA対策によって、

乱れていたヘアサイクルが正常に戻りつつある証と考えていいでしょう。

 

産毛が生える前に初期脱毛が現れることも

「AGAの対策をはじめたのに、髪の毛が抜けてきた」

せっかく対策を始めたのに、かえって抜けることがあるの！？と

産毛が生えるどころか、脱毛症状があるなんて、衝撃ですね。

 

ただ、髪の毛が抜けることも、髪の成長の一過程ですので、

安心してください。

 

健康な髪の毛は、「成長期」「退行期」「休止期」を繰り返して、

生え変わっていくので、髪の毛が抜けることも自然なことです。

 

一喜一憂せずに、コツコツ継続していきましょう。

 

産毛が生えた後もケアを続けて育毛しよう

細くて、短い、産毛。この産毛は放っておいても、

しっかりとした太さの髪の毛に成長するのでしょうか。

 

実は、AGAは、髪の毛の大半が産毛のまま成長しないために、

薄毛になってしまうことも中にはあるのです。

 

では、産毛を育てるためには、どのような方法があるのでしょうか。

 

産毛を育てたい方は、次のことを意識してみてください。

 

・食生活の改善

身体は食べ物からできています。髪の毛も同じことです。

 

どんな食べ物を摂取するかで、

産毛の状態も変わるといっていいでしょう。

 

髪の主成分はたんぱく質ですので、産毛を育てたい人は、

たんぱく質を意識した食事を心がけましょう。

 

中でも、必須アミノ酸と呼ばれる「トリプトファン」や「メチオニン」

は体内では、生成できないので食べ物から摂ることが大切です。

 

必須アミノ酸は、牛乳、チーズ、卵、レバーに含まれています。

 

産毛がしっかりと育つよう、意識して

食べ物を選ぶといいでしょう。

 

・良質な睡眠

人は深く眠った時に、

成長ホルモンがたくさん分泌するといわれています。

 

成長ホルモンは、細胞の増殖や正常な代謝を促進させ、

皮膚や筋肉などを育成、メンテナンスする物質です。

 

成長ホルモンは、髪の毛の成長にも欠かせません。

 

できるだけその日のうちに、入眠するのがベストです。

 

まずは入眠時間を規則正しくすることから

はじめてもいいかもしれませんね。

 

良質な睡眠が産毛をしっかりと成長させるといわれています。

 

睡眠の見直しはぜひ取り組むようにしましょう。

 

・頭皮マッサージ

産毛を成長させるには、さまざまな栄養素が必要です。

 

そのためには、血流をよくして、栄養素を髪に行きわたらせることが

大切です。頭皮マッサージをして、血行を促しましょう。

 

頭皮マッサージは、リラックス効果も期待できます。

 

頭皮の血行を促し、

リラックスしてストレス緩和を促す頭皮マッサージは、

産毛を育てるためにもぜひ習慣として

取りいれてみてください。

 

産毛をしっかりした髪の毛に育てるには、

日常生活を見直し、生活リズムを整えることが大切です。

 

根気強く継続して習慣化させることを心がけ、

産毛が育ちやすい環境をつくりましょう。

 

育毛剤やお薬などに頼らず、あなた自身の身体を整えていくことも大切です。

いいねヘアケアラボの体質を整える技術ってどんなもの？と気になる方は

まずはこちらのページをご覧ください。

https://名古屋薄毛治療.com/man/difference/

 

AGA対策後の産毛・髪の毛を太くしていこう！

AGA対策を続けていき、産毛が生えてきたら、改善の兆しと考えられます。

 

せっかく生まれてきたこの産毛を、

太くて長い髪の毛にして伸ばしましょう。

 

産毛を伸ばすには、たんぱく質を意識した食事、良質な睡眠、

そして頭皮マッサージが有効です。

 

自分だけで取り組むのが難しいと感じた場合は、

薄毛専門院などに相談するのもおすすめです。

 

 

まとめ：産毛が生えてきたらAGA改善の兆し？なぜ産毛が生えてくるのか？

AGAの対策は、ジヒドロテストステロン（DHT）の

生成を抑制することを主眼に行われます。

 

ジヒドロテストステロン（DHT）の生成を抑えることにより、

ヘアサイクルを正常に戻します。

 

そのことにより、眠っている状態の休止期の毛根が活動をはじめて、

成長期に入り、新しい髪の毛が地肌から顔を出します。

 

これが産毛です。産毛が生えてくるのは、AGA改善の兆しと考えられます「。

 

まれに、

産毛が生える前に、脱毛の症状が一時的に出ることがありますが、

髪の毛の成長の一環ですので、一喜一憂せずに対策に取り組みましょう。

 

産毛を太くて長い毛に育て伸ばすためには、

食生活の改善、良質な睡眠、頭皮マッサージなどが有効です。

 

一人で取り組むことが難しいよう

であれば、薄毛専門院などに相談してみましょう。

 

いいねヘアケアラボでは、

お薬や育毛剤を使わず、独自の鍼灸や整体の技術で体質を整えていく薄毛専門の施術をおこなっています。

もし身体の根本の体質から整えていきたいとお考えでしたら

まずはお気軽にご相談ください。

 

 

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この記事を書いた人

いいねヘアケアラボ院長　成田峻輔