AGAは病院の何科に相談したらいいの?

「生え際が後退して額が広くなってきた…」

「トップが薄くなって地肌が透けて見える…」

 

こんな症状が現れたら、

もしかしたらAGA(男性型脱毛症)かもしれません。

 

男性薄毛のAGAは、病院で対策することができます。

 

病院でAGA対策を受けるとき、何科を受診すればよいのでしょうか?

 

今回はAGAなどの薄毛は

何科に行けばよいのか、

どんな方法があるのか、

AGA専用外来とは何か?

などについて解説いたします。

AGAの為には病院の何科でみてもらう?

AGAとは男性型脱毛症のことで、男性に最も多い脱毛症です。

 

DHT(ジヒドロテストステロン)という強力な男性ホルモンが、

ヘアサイクルを狂わせてしまうことが主な原因です。

 

AGAには遺伝やストレス、生活習慣の乱れなども

影響していると言われています。

 

AGAは進行性の薄毛なので、

気になり始めたら早めに対策を始めましょう。

 

しかし、薄毛をみてもらうには、

何科に行けばよいのかわからない方も

いらっしゃるのではないでしょうか。

 

AGAなどの薄毛対策は、頭皮も皮膚の一部であることから

病院の皮膚科で受けることができます。

 

一般皮膚科ではAGAだけでなく様々な皮膚疾患を

扱っているため、薄毛対策で通院していることを

知られたくない方にとっては通いやすい場所と言えるでしょう。

 

ただし、AGAをはじめとする薄毛対策は保険適用外であるため、

皮膚科で対策をする場合も自費診療となります。

 

総合病院では、脱毛症外来が設置されているところもあります。

 

AGAや円形脱毛症、女性男性型脱毛症、抜毛症など脱毛症全般が

対象となっており、薄毛に詳しい皮膚科医が担当しています。

 

脱毛症外来がある病院なら、

何科に行くべきか迷う必要もありません。

 

より専門的な診断を求める場合は、

脱毛症外来のある病院を探してみるのもいいですよ。

 

一般病院、皮膚科のAGA対策の内容

一般病院の皮膚科では、日本皮膚科学会による

「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版」に

沿った薄毛対策が行われ、AGAの薬が使用されます。

 

ガイドラインで、推奨度AとされているAGAの薬は次の3つ。

 

■フィナステリド(プロペシア)

男性ホルモンのテストステロンは「Ⅱ型5αリダクターゼ」

という酵素によって、より強力な「DHT(ジヒドロテストステロン)」

という男性ホルモンに変換されますが、

これがAGAの原因となっています。

 

フィナステリドは、このⅡ型5αリダクターゼを阻害する内服薬です。

 

フィナステリドを服用すると、AGAの原因であるDHTが

作られにくくなるため、効果が得られるというわけです。

 

男性機能低下の副作用の可能性があります。

 

■ザガーロ(デュタステリド)

ザガーロもフィナステリドと同様に、

5αリダクターゼを阻害する内服薬です。

 

ザガーロの場合、Ⅰ型・Ⅱ型両方の5αリダクターゼを

阻害するため、より高い効果が得られます。

 

男性機能低下の副作用のリスクがあります。

 

■ミノキシジル

ミノキシジルは日本で唯一発毛効果が認められている成分で、

頭皮に直接塗布する外用薬として用いられます。

 

AGAだけでなく、ほかの男性薄毛にも使用されています。

 

ミノキシジル含有の外用薬としては、

大正製薬の「リゲイン」が有名で、

内服薬と併用するケースが多いようです。

 

頭皮のかゆみや頭痛、動悸などの副作用が生じる可能性があります。

 

AGA専門外来を利用する人も増加中

一般皮膚科以外でAGA対策が受けられるところとして、

AGA専門外来があります。

 

AGA専門外来とは、AGAを専門に扱っているクリニックのことです。

 

AGA専門外来では、一般皮膚科にはない薬や対策法もあり、

より専門的な処置を受けることができます。

 

■ミノキシジルタブレット

ミノキシジルの内服薬です。

日本で承認されているのはミノキシジル外用薬のみで、

内服薬は承認されていません。

 

しかし、AGA専門クリニックではミノキシジルタブレットを

処方してくれるところもあります。

 

内服薬は外用薬よりも効果が高いのですが、

その分副作用のリスクも高くなるため、

医師の指示を守り正しく服用する必要があります。

 

また重篤な副作用が生じた場合、

副作用被害救済制度の対象外となるので注意が必要です。

 

■HARG療法

HARG療法とは毛髪再生医療の一つで、

成長因子が含まれたHARGカクテルを頭皮に直接注入することで、

発毛を促す方法です。

 

■植毛

自分の髪の毛を毛根ごと、脱毛した部分に移植する方法です。

 

一度移植して定着すれば、髪が生え、成長し、抜けるという

正常なサイクルを繰り返すようになります。

 

脱毛症診療ガイドラインでは、

推奨度Bで「行うように勧める」とされています。

 

自分の薄毛がAGAかどうかわからないという場合は、

カウンセリングを受けてみるのもひとつの手。

 

その際、方法や内容などでわからないことがあったら

質問してみましょう。

 

鍼灸院などで頭皮ケアと並行するのもおすすめ

病院やAGA専門外来での薄毛対策と並行して、

鍼灸院を利用するのもおすすめ。

 

鍼灸は東洋医学の一つで、

ツボを刺激することで体の不調や様々な症状を改善する療法です。

鍼灸をすると、全身の血行がよくなります。

 

AGAの薬によってDHTの生成を抑制できても、

頭皮が血行不良の状態では必要な栄養が行きわたらず、

髪の生育に支障をきたしてしまうのです。

 

鍼灸によって血行が改善すれば、

毛乳頭に十分な栄養と酸素が供給されるようになり、

髪も生育しやすくなります。

 

より効果的なAGA・薄毛改善を目指して、

鍼灸も検討してみてはいかがでしょうか。

 

まとめ:AGAは病院の何科へ相談したらいいの?

AGAなどの薄毛対策は何科に相談すべきなのかというと、

病院の皮膚科か脱毛症外来です。

 

何科がいいのか迷ったときは、皮膚科に行けば間違いありません。

 

その他の選択肢としてAGA対策に特化したAGA専門外来もあり、

一歩踏み込んだ専門的な対策を求める人向きと言えるでしょう。

 

また、薄毛には血行改善効果のある鍼灸もおすすめ。

 

病院での対策と鍼灸を並行して受けることで、

より効果的なAGA・薄毛改善が期待できますよ。

 

AGAは進行性なので、薄毛が気になり始めたら

できるだけ早く専門家に相談するようにしてくださいね。

 

 

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この記事を書いた人

いいねヘアケアラボ院長 成田峻輔

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