円形脱毛症の治療期間ってどれくらい?症状の緩和を早くするためのポイントも解説!

円形脱毛症は10円玉くらいの大きさに脱毛することで

知られる脱毛症です。

 

すぐにでも治したいと思う方は多いですが、

一度抜けた髪の毛が再び生えて元通りになるまでには、

ある程度の時間がかかります。

 

では、どれくらいの治療期間が必要なのでしょうか?

 

そこで今回は、円形脱毛症の治療期間について、また、

症状の緩和を早くするためのポイントについても解説します。

 

円形脱毛症にかかれば誰もが早く治したいと思うもの

円形脱毛症にかかったら、誰もが早く治したいと

思うものですよね。

 

10円玉くらいのハゲができる円形脱毛症は、

できた場所によっては隠しきれないことも多いため、

一日でも早く治したいと思うのは当然のことでしょう。

 

円形脱毛症は何の予兆もなく突然できる脱毛症なので、

気付いたらできていたという方がほとんどです。

 

円形脱毛症は、正常な毛根細胞が免疫細胞の誤った攻撃により

ダメージを受け、その結果髪の毛が抜けると考えられています。

人種を問わず、男女差もなく、

どの年代でも発症することがわかっています。

 

また、家族内での発症率が高いことや、アトピー性疾患

自己免疫疾患と合併する可能性が高いことも知られています。

 

しかし、発症の原因は科学的には証明されておらず、

自己免疫機能の異常という説が最も有力とされています。

 

円形脱毛症で最も多いのは、脱毛斑が1つできる「単発型」

という軽症タイプです。

 

単発型の約8割の患者さんは、

1年以内に自然に治るといわれています。

 

しかし、単発型であっても2割前後の方は進行してしまうケースも

あるので、症状に変化があるときはすぐに専門家に相談しましょう。

 

参考:

https://www.dermatol.or.jp/uploads/uploads/files/AA_GL2017.pdf

 

円形脱毛症の治療期間はどれぐらい

円形脱毛症はどれくらいの治療期間が必要なのでしょうか?

 

円形脱毛症にはいくつかの種類があり、

タイプによって治療期間は異なります。

 

最も症状が軽い「単発型」であれば、特に治療をせずに

経過観察のみで良いケースも。

 

ただし、脱毛範囲が広がってきたり、別の場所にも

脱毛斑ができたりしたときは、

早めに治療を行うことをおすすめします。

 

脱毛斑が2つ以上できる「多発型」になると、

やはり治療が必要になります。

個人差はありますが、半年から2年くらい治療を行うケースが

多いようです。

 

脱毛斑が連なるように広がってしまう「蛇行型」になると、

さらに治療期間は延びてしまいます。

年単位での治療が必要になることもあります。

 

さらに脱毛が広がり、頭全体の髪の毛が抜けてしまう「全頭型」

になると、治療期間も数年以上とさらに長くなるだけでなく、

完治するのも難しくなります。

 

じっくりと腰を据えて治療を行っていかなければならないため、

ウィッグの使用も考えると良いでしょう。

 

全頭型がさらに進み、髪の毛だけでなく眉毛や体毛など

全ての毛が抜けてしまう「汎発型」は、最も重症のタイプです。

 

治療期間は全頭型と同じく、かなり長期間に及ぶことが予想されます。

 

治療期間が長いため、ストレスをいかにして軽減し、

生活の質を落とさないようにするかがポイントです。

 

参考:https://www.enkei-datsumou.com/enkei/syurui/

 

円形脱毛症は症状の重さによって期間が変わるので焦らないこと

円形脱毛症は症状の重さによって治療期間が変わります。

あまり神経質にならないようにし、

焦らずじっくり治療に取り組むことが大切です。

 

円形脱毛症の回復には個人差がありますが、

一般的に症状が軽ければ回復率も高く、治療期間は短くてすみます。

 

しかし、症状が重くなればなるほど、回復率は下がる傾向に。

脱毛面積が25%未満での回復率は68%、50%未満では32%、

それ以上になると8%とかなり回復率が低くなるというデータが

あります。

 

円形脱毛症は、脱毛面積が広くなればなるほど改善が

難しくなってしまいます。

そのため、早く見つけて早く治療を始めることが重要。

さらに、焦らず前向きな気持ちで治療と向き合うことも

大切なのです。

 

生活習慣を見直し、じっくり経過をみていこう

生活習慣を見直しながら、じっくりと経過をみていくことも大切です。

 

円形脱毛症の治療を始めたからといって、

すぐに元通りの髪に戻るわけではありません。

まずは生活習慣を振り返り

改善点がないかチェックしてみましょう。

 

睡眠不足や食生活の乱れ、疲れやストレスなどがたまると、

自律神経のバランスホルモンバランスが崩れやすく

なってしまいます。

 

自律神経の乱れやホルモンバランスの乱れは、

血行不良を招き、それが頭皮環境の悪化にもつながります。

 

髪の毛を生やすためには、髪が生えやすい頭皮環境が

整えることも大切です。

円形脱毛症の治療期間中は、生活習慣にも気をつけながら、

経過をみていくようにしましょう。

 

症状の緩和を早くするには?

症状の緩和を早くするには、どうすれば良いのでしょうか?

 

上記でも解説したとおり、円形脱毛症は科学的に

証明されていないことも多く、原因も詳しくは解明されていません。

 

しかし、何の治療もせずに放置しておくと、

症状が悪化してしまうケースもあるので注意が必要です。

早期発見、早期治療が、円形脱毛症には何よりも

重要なポイントです。

 

円形脱毛症の症状を早く緩和させたい気持ちはわかりますが、

適切な治療を行っても回復するまでにはある程度の時間が

必要なので、焦らず治療を行うしかありません。

 

症状の緩和を早くするためのポイントは、

頭皮環境や体の状態を整え、

自然治癒力を高めるように心がけること。

 

生活習慣やヘアケアを見直してみたり、

ストレスをためないようにしたり、

体の内側から整えることが症状の緩和にもつながるでしょう。

 

円形脱毛症の治療期間に疑問をもったらセカンドオピニオンという選択肢も

円形脱毛症の治療期間が長引くことに疑問をもった場合は、

セカンドオピニオンという選択肢も

考えてみてはいかがでしょうか?

 

円形脱毛症の治療は、

抗アレルギー剤やステロイド剤などの薬を使った方法が一般的です。

 

しかし、適切な治療を行っても、

なかなか回復がみられないケースもあります。

あまりにも変化がない場合は、

治療法が合っていない可能性もあります。

 

そんなときは、セカンドオピニオンを考えてみると良いでしょう。

 

まとめ:円形脱毛症の治療期間ってどれくらい?症状の緩和を早くするためのポイントも解説!

円形脱毛症は軽症であれば特に治療しなくても自然に治る方が

多いですが、重症になると治療期間は数年単位になるなど、

完治も難しくなるようです。

 

症状の緩和を早くするには、

症状が進む前に治療を始めることがポイントです。

 

また、治療期間が長くなっても焦らず、生活習慣を見直し、

ストレスをためないようにしながら、

じっくりと治療と向き合うことも大切ですね。

 

そして、なかなか回復しない場合は、

セカンドオピニオンも考えてみましょう。

ヘアサイクルが正常に戻るまでには時間がかかります。

円形脱毛症の治療に焦りは禁物ですね。

 

 

 

 

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この記事を書いた人

いいねヘアケアラボ院長 成田峻輔

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