円形脱毛症による抜け毛について解説!

急に抜け毛が増えたとき、

皆さんならどうしますか?

 

少し増えたかな…

という程度なら、

様子を見ながら対応策を探っていけばよいのですが、

問題は突然ゴッソリ抜けたときです。

 

急激な抜け毛や多量の抜け毛は、

円形脱毛症の可能性も考えられます。

 

もし円形脱毛症なら早めに対処する必要があるため

見分けることが大切になります。

 

そこで今回は、円形脱毛症の抜け毛について、

その特徴や見分け方のポイントなどをご紹介いたします。

ただの抜け毛と思っていたのが円形脱毛症である場合も

円形脱毛症とは、

突然コインのような丸や楕円形に髪が抜ける病気です。

 

まれに頭皮にかゆみなどを感じることもあるようですが、

大半は何の前兆もなく、

ある日突然髪が抜け落ちてしまいます。

 

後頭部など自分では見えない場所に脱毛が起きた場合、

人に指摘されるまで気づかないことも…。

 

何となく抜け毛が多いと思っていたら、

実は円形脱毛症だったという

ケースも少なくありません。

 

円形脱毛症であっても脱毛が1箇所だけなら、

放置しておいても自然に症状が落ち着くことも中にはあります。

 

しかし、脱毛がいくつもある場合や、

脱毛箇所がどんどん広がっているような場合は、

すぐに専門医に診てもらい適切な対策を受ける必要があります。

 

ただの抜け毛だと思って放置していたら、

知らないうちに円形脱毛症がかなり進行していた…

という事態を避けるためには、

早期発見が肝心です。

 

「急に抜け毛が増えた」

ときは、

要注意!

 

異変を感じたら、

目立つ脱毛箇所がないか自分で鏡を使ってチェックしたり、

家族に見てもらったりして、

早期発見に努めましょう。

 

円形脱毛症における「抜け毛」について

では、円形脱毛症が疑われる

「抜け毛」とはどのようなものなのでしょうか?

 

注意すべきポイントをご紹介します。

 

1.突然抜け毛が増える

円形脱毛症の抜け毛の特徴の1つが、

抜け毛の増加が「突然」起こること。

 

「シャンプー後の排水口が髪の毛で真っ黒…」

「枕に抜け落ちた髪がいっぱい…」

「ブラッシングしたら大量に髪が抜けた」

 

こんなときは、急に抜け毛が増えるきっかけが

何かあるかを考えてみましょう。

 

頻繁なブリーチ、過度なダイエット、出産なども

きっかけの1つ。

 

気をつけなければならないのは、

病気による抜け毛です。

 

円形脱毛症のほかに、

甲状腺機能疾患脂漏性皮膚炎なども、

急に抜け毛が増えることがあります。

 

何もきっかけがないのに、

突然抜け毛が増えた場合は円形脱毛症や

その他の病気を

疑ってみた方がいいでしょう。

 

2.脱毛部分がくっきりしている

円形脱毛症は、

抜け毛が生じた部分がくっきり見えるという

特徴があります。

 

AGA(男性型脱毛症)など他の脱毛症は

髪が細くなり徐々に抜け毛が増えて薄くなっていくのですが、

円形脱毛症は脱毛部分の地肌が見え、

境目がはっきりとわかります。

 

このような脱毛が見られた場合は、

注意する必要があります。

 

3.脱毛部分のまわりの髪が抜けやすい

円形脱毛症が進行しているときは、

脱毛している箇所の

まわりの髪を引っ張ると簡単に抜けることがあります。

 

逆に症状が落ち着いているときや、

回復に向かっているときは、

髪を引っ張っても簡単に抜けません。

 

円形脱毛症が疑われる脱毛があり、

まわりの髪が簡単に抜けるときは、

すぐに皮膚科を受診することをおすすめします。

 

円形脱毛症による抜け毛の毛根はどうなっている?

円形脱毛症なのか見分けるためには、

抜け毛の毛根を確認してみましょう。

 

円形脱毛症は、

Tリンパ球が毛根を異物とみなして攻撃し破壊してしまう

自己免疫疾患であると言われています。

 

そのため、抜け毛の毛根にはいくつかの特徴的な症状が

見られます。

 

どのような点に注意すればよいのか、

ポイントをご紹介しましょう。

 

■毛根が細くなっている

正常な抜け毛は毛根が丸みを帯びていますが、

円形脱毛症の場合、

毛根が細くとがった抜け毛が多く見られます。

 

「!」に似ていることから、

このような髪を「感嘆符毛」と言い、

非常に抜けやすくなっています。

 

■毛根の上で切れている

円形脱毛症は、

根元付近でちぎれた「切れ毛」

多く見られます。

 

頭皮に残った毛は新たに生えてきたように見えますが、

よく観察すると切れ毛だとわかります。

 

■髪が折れている

円形脱毛症になった髪の毛はもろく

途中で折れてしまうこともあります。

 

この折れた部分がちぎれて、切れ毛になるのです。

 

■黒点

毛穴に髪が埋まった状態の「黒点」が見られますが、

これも円形脱毛症の特徴の1つです。

 

ここでご紹介したような抜け毛や切れ毛等が見られるときは、

円形脱毛症である可能性が高くなります。

 

とくに何ヵ所も脱毛していたり、

脱毛面積が大きかったりするときは、

できるだけ早く皮膚科で診てもらった方が安心です。

 

円形脱毛症の改善で産毛がでてきたら?

円形脱毛症になると、

髪がどんどん抜けていく「進行期」から、

抜け毛がある程度止まり症状も落ち着いてくる「停滞期」

そして髪が生えてくる「回復期」へと変化します。

 

産毛が生えてくるのは、

停滞期の終わりから回復期に入る頃。

 

最初は肉眼では見えないほどの、

細くて白っぽい産毛が出てきます。

 

やがてこの産毛が黒く太く成長していくのですが、

たまに白髪のまま成長するケースも…。

 

この頃には抜け毛もほぼ止まり、

脱毛した部分のまわりの髪を引っ張っても

簡単には抜けなくなります。

 

こうなれば、回復期にあると考えてもよいでしょう。

 

しかし、中には産毛からなかなか成長しなかったり、

少し成長したらまた抜けるというのを繰り返したりすることもあります。

 

円形脱毛症が重度であるほど、

この傾向が強いので注意しなければなりません。

 

「順調に回復していると思っていたら、急にまた抜け毛が増えてきた…」

 

こんなときは、早めに医師に相談した方がよいでしょう。

 

まとめ:円形脱毛症による抜け毛について解説!

円形脱毛症による抜け毛には、

いくつかの特徴があります。

 

·急激に抜け毛が増える

·抜けた箇所がくっきり目立つ

·脱毛部分のまわりの髪が抜けやすい

·毛根が細くとがった感嘆符毛や切れ毛、折れ毛、黒点が多い

 

抜け毛が増えて少しでも怪しいと感じたら、

頭皮をくまなくチェックしてみましょう。

 

もしも上記のような特徴が見られるときは、

円形脱毛症の可能性が高いため、

早めに専門医に相談することをおすすめします。

 

円形脱毛症は早期発見がカギとなるので

日頃から髪や頭皮の状態に注意を払うことが大切です。

 

 

 

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この記事を書いた人

いいねヘアケアラボ院長 成田峻輔

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