円形脱毛症を緩和させるのにどれくらいの期間が必要?

突然丸い形に脱毛症ができる「円形脱毛症」は、

脱毛斑があること自体がストレスとなることも多く、

見つけたら誰もが早く治したいと思うもの。

 

しかし、自然に治るものもあれば、なかなか治らないものもあるようです。

 

そこで今回は、

円形脱毛症を緩和させるため必要な期間について解説します。

 

 

円形脱毛症が改善するにはどれぐらいの期間が必要?

円形脱毛症が改善するには、どれくらいの期間が必要なのでしょうか?

 

円形脱毛症はいくつかのタイプに分かれます。

タイプによって治りやすいものもあれば、

なかなか治らないものもあるようです。

 

・単発型

円形脱毛症の中で最も多いタイプで、脱毛斑は1つのみ

脱毛斑ができる場所は、

頭髪だけに限らず、眉毛や体毛にできることもある

約80%の方は1年以内に自然治癒するが、

まれに多発型に移行してしまうケースもある

 

多発型

脱毛斑が2つ以上できるタイプ

できた脱毛斑が融合してしまうケースもある

完治するまでには半年から2年くらいかかることが多い

 

蛇行型

脱毛斑が結合し、

後頭部や側頭部の生え際を蛇行するように広がるタイプ

完治するまでには数年かかることもある

 

全頭型

脱毛斑が広がり、頭全体の毛が全て抜けてしまう重症タイプ

完治するのは難しく、治療期間は長期に渡る

 

汎発型

円形脱毛症の中で最も重症なタイプ

頭髪だけでなく、眉毛やまつ毛、体毛なども抜けてしまう

完治するのが難しく、長期間の治療が必要

 

円形脱毛症の中で最も患者数が多い「単発型」の場合は、

1年以内に自然治癒するケースが多いようです。

しかし、「多発型」「蛇行型」と脱毛面積が広くなるほど、

治りにくくなる傾向にあります。

また、「全頭型」「汎発型」のように重症なタイプになると、

完治が難しくなり、治療を行う期間も長くなります。

 

重症タイプの場合は、ウィッグ(かつら)などを使い、

円形脱毛症と上手く付き合っていくことも大切です。

 

参考:https://www.enkei-datsumou.com/enkei/syurui/

 

円形脱毛症の改善期間は人それぞれ

円形脱毛症の改善期間は人それぞれ。

改善するまでの経過や期間は個人差が大きく、

脱毛面積や症状の進行具合によっても異なります。

また、症状が軽くても完治しないケースもあったり、

急に進行してしまうケースがあったりと、

症状にも進行程度にも個人差があるので、素人判断は禁物です。

 

円形脱毛症は自己免疫疾患の一つと考えられていますが、

遺伝アトピー素因が関係していることもわかっています。

アトピー素因を持つ人や他の自己免疫疾患を持つ人、

15歳以下で発症した人などは、治りにくい傾向があるようです。

 

円形脱毛症は、少しでも早く治療を開始することがとても重要です。

円形の脱毛斑が見つかった段階では、

それが自然に治癒するタイプなのか、

進行して重症化してしまうタイプなのかの判断ができません。

 

少しでも脱毛斑が広がってきた場合や、脱毛斑が2か所以上できた場合は、

さらに進行する可能性があるため、

すぐにでも皮膚科などの専門家に診断してもらうことが重要です。

脱毛面積が広くなればなるほど、治りにくくなり、治療期間も長引きます。

脱毛斑を発見したら、できるだけ早く専門家に診てもらいましょう。

 

参考:https://port-medical.jp/media/articles/47

 

円形脱毛症の改善期間が長引いてしまう習慣とは?

円形脱毛症の改善期間が長引いてしまうのは、

ある習慣(生活習慣)が関係しているといいます。

自分自身の生活習慣を振り返り、

健康に悪影響を及ぼしている要素がないかチェックしてみてください。

 

円形脱毛症を改善するためには、

髪が生えやすい頭皮環境を整えることも大切です。

睡眠不足や栄養バランスの偏った食生活を続けていると、

自律神経が乱れ、体の血行不良を招いてしまいます。

これが頭皮の血行不良にもつながりますので、注意が必要です。

たっぷり睡眠をとり、栄養バランスの良い食事を心がけ、

体の調子を整えるようにしましょう。

 

また、自己免疫疾患の一つである円形脱毛症は、

ストレスがキッカケとなり発症するケースも少なくありません。

ストレス社会で生きている私達は、日々ストレスを感じながら生活しています。

ストレスをゼロにするのは難しいですが、

自分なりのストレス発散方法を見つけ、ストレスを溜め込まないようにすることも大切です。

 

円形脱毛症の期間があまりに長引く場合はセカンドオピニオンも検討しよう

円形脱毛症の期間があまりに長引く場合は、

セカンドオピニオンを検討した方が良いでしょう。

円形脱毛症を緩和させるためには、症状に応じた治療が必要です。

重症化してしまうと治療期間が長くなる傾向がありますが、

あまりにも長引く場合は、今の治療法が合っていない可能性もあります。

 

治療を行っているにもかかわらず改善がみられない場合は、

セカンドオピニオンを検討しましょう。

 

まとめ:円形脱毛症を緩和させるのにどれくらいの期間が必要?

円形脱毛症は、

緩和させるのに必要な期間や症状、進行具合などの個人差が大きく、

自然治癒するケースもあれば、完治が難しいケースもあります。

単発型の場合は1年以内に完治する人が80%と多いですが、

脱毛範囲が広がれば広がるほど完治が難しくなり、

治療期間も数年単位に及ぶなど長くなる傾向にあります。

 

円形脱毛症は誰にでも発症する可能性がある疾患です。

そして、早期発見、早期治療が改善につながる重要なポイントです。

脱毛斑を見つけたら、素人判断で放置せず、

早めに専門機関で相談するようにしましょう。

 

 

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この記事を書いた人

いいねヘアケアラボ院長 成田峻輔

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