薄毛は初期のうちに対策することが大切!早期の対策のやり方とそれが重要な理由
「抜け毛が増えた」
「髪が細くなった」
「髪のボリュームが減ってきた」
もしこのような髪の状態に心当たりがあるとしたら、
薄毛の初期の可能性があります。
薄毛対策で結果を出すためのカギは、
「初期のうちに対策すること」です。
なぜ薄毛の初期に対策を始める必要があるのでしょうか?
今回は、早期の薄毛対策が重要な理由と、効果的な初期の薄毛対策
についてご紹介します。
ただの薄毛だと甘く見てはいけない
薄毛の初期と思われる症状が見られたとき、
あなたならどのように対処しますか?
もしかして薄毛かもと思いながらも、「まさか自分が…」と
信じようとしなかったり、
できるだけ目をそらして気にしないようにしたり…。
こういう反応って、男女問わず多くの人にありがちです。
しかし、
「ちょっと地肌が透けて見えるけれど、気のせい気のせい…」
と見て見ぬふりをすることはおすすめできません。
なぜなら何も対策をしなければ、薄毛が進行することはあっても
自然に治ることはないからです。
その理由を次で解説いたしましょう。
どうして初期段階での早期薄毛対策が大切?
薄毛の原因としては、ホルモンバランスの乱れやストレス、
偏った食生活、睡眠の質の低下、運動不足、間違ったヘアケアなど
さまざまなものが考えられます。
薄毛の兆候があらわれるということは、薄毛を引き起こす
何かしらの原因があるということ。
それも、原因は1つとは限りません。
複数の要因が重なって薄毛になるケースも多いのです。
何も対策をしなければこれらの原因もなくならず、
薄毛は少しずつ進行していきます。
薄毛を改善するためには適切な対策を行い、
原因を取り除く必要があります。
その場合、やはり初期の方が症状も軽く、改善しやすいです。
薄毛が進行すればするほど回復率も下がりますし、
結果が出るまで時間もかかります。
抜け毛が増えるなど薄毛の兆候があらわれたら、
すぐに対策を始めましょう。
ただし気を付けなければいけない点が1つあります。
女性に多い「びまん性脱毛症」は、頭全体が徐々に薄くなっていく
ために、初期のうちは自分が薄毛になりつつあることに
気がつきにくいのです。
ある日ふと鏡に映った頭を見たら、
つむじのあたりが薄くなっていた…なんてことも。
そんな事態を避けるには、ちょっとした髪の変化にも
敏感になることが大切です。
・抜け毛が増えた
・髪が細くなった
・髪のハリ・コシがなくなった
・髪のボリュームが減った
・髪がペタンコになる
これらの症状が見られたら、薄毛を疑ってみた方が
いいかもしれません。
次に紹介する3つの対策を早速始めましょう。
初期のうちにすべき薄毛対策1:育毛剤
初期におすすめの薄毛対策1つ目は、育毛剤です。
育毛剤には、頭皮環境を整えて抜け毛を予防し、
今生えている髪にしっかり栄養を与えて太く長く
成長させる働きがあります。
CMや広告を見ていると、育毛剤を使えば髪が
どんどん生えてくるように思えるかもしれませんが、
あくまでも「今生えている髪」を成長させるだけにすぎません。
発毛効果が期待できるのは、発毛成分「ミノキシジル」含有の
「発毛剤」だけなので、注意してくださいね。
薄毛がそれほど進行していない初期のうちに育毛剤を使えば、
ハリやコシを失い細くなった髪に栄養を送り届けることで、
しっかりした丈夫な髪に育てることができます。
また、頭皮環境を整えることによって、抜け毛を減らし、
新しい髪が生えやすい環境を作ることができるのです。
育毛剤は、まだ髪のある初期のうちでこそ効果のあるアイテムです。
お風呂上りの薄毛ケアとして、
育毛剤をプラスしてみてはいかがでしょうか。
初期のうちにすべき薄毛対策2:生活習慣の見直し
初期におすすめの薄毛対策2つ目は、生活習慣の見直しです。
生活習慣とは食生活・睡眠・運動・飲酒・喫煙などのことで、
薄毛には生活習慣の乱れが大きく関係しています。
薄毛を改善するためには、生活習慣の乱れを正す必要があります。
見直しのポイントをご紹介します。
■食生活
健やかな髪の生育のためには、必要な栄養素を確保できるように
バランスよく食べることが重要です。
とくに意識して摂りたいのが、
「たんぱく質」、「ビタミン」、「亜鉛」の3種類。
インスタント食品やジャンクフードは避け、
栄養バランスの整った食事を摂るように心がけましょう。
■睡眠
睡眠中に分泌される「成長ホルモン」には、頭皮を修復したり、
細胞を活性化させて髪の生育を促進する働きがあります。
眠り始めてから最初の3時間が最も分泌が増えるので、
最低でも4時間以上続けてぐっすり眠るようにしましょう。
■運動
毛乳頭に栄養がスムーズに運ばれるように、
有酸素運動によって血行促進を図りましょう。
ウォーキングやジョギング、サイクリングなど、
適度な運動を継続していくことが大切です。
■禁煙・お酒を控える
タバコは血行不良や活性酸素による細胞の老化、
栄養素の大量消費による栄養不足を引きおこし、
薄毛をまねきます。
髪のためには思い切って禁煙し、飲酒も休肝日を設けるなど
してなるべく控えるようにしましょう。
初期のうちにすべき薄毛対策3:頭皮マッサージ
初期におすすめの薄毛対策3つ目は、頭皮マッサージ。
薄毛の方は、頭皮が血行不良のために硬くなっているケースが
多々見られます。
血行不良になると髪に必要な栄養が行きわたらなくなるため、
髪が生えにくくなったり、成長できずに細くなったりするのです。
そんな頭皮の状態を改善してくれるのが、
毎日行うバスタイムの頭皮マッサージです。
頭皮マッサージのコツは、次の3つ!
・指の腹を使い、爪で頭皮を傷つけないように気を付ける
・下から上へ円を描くように、
もしくは上に持ち上げては離すようにマッサージする
・頭皮の上で指をすべらせるのではなく、
頭皮を動かすイメージで行う
頭皮マッサージ用のオイルを使えばマッサージしやすくなる
のはもちろん、頭皮の乾燥を防ぎ、汚れ落ちもよくなって
一石三鳥です。
マッサージが終わったら、そのままシャンプーをするだけ。
シャンプーとセットで毎日の習慣にしてしまうといいですよ。
まとめ:薄毛は初期のうちに対策することが大切!早期の対策のやり方とそれが重要な理由
薄毛対策のキーポイントは、初期のうちに対策を始めること!
その理由は、初期の段階なら改善効果が出やすいことと、
薄毛を放っておくと進行してしまうからです。
薄毛の早期対策には、次の3つがおすすめです。
・「育毛剤」で抜け毛を予防し髪を成長させる
・生活習慣の見直しで薄毛の原因を取り除く
・頭皮マッサージで頭皮の血行促進をはかる
徐々に髪全体が薄くなっていく「びまん性脱毛症」は、
初期だと気づきにくいので注意する必要があります。
抜け毛が増える、髪が細くなる、ボリュームが減るなどの
症状が現れたら薄毛を疑い、
早めに対策を始めるようにしてくださいね。
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この記事を書いた人
いいねヘアケアラボ院長 成田峻輔