女性でも生え際が薄毛になる?考えられる原因と対策

生え際が薄くなるのは男性というイメージがありますが、

女性でも鏡を見ながらメイクをするときに生え際の薄毛が気になり始めたりしますよね。

こちらでは、生え際が薄くなる原因と対策についてお伝えいたします。

女性の生え際が薄毛になる原因は?

働く女性が増えた現代では、

職場や家庭内での人間関係の悩み、ハードな仕事環境、

育児の悩みなどストレスを抱えている人が増えています。

 

ストレス睡眠不足が原因で自律神経が乱れ、

血管を収縮させる働きを持つ交感神経が活発に働くようになれば

頭皮への血行が悪くなってしまいます。

頭皮や髪に必要な栄養が行き届かなくなり、

薄毛を促進させやすくなるのです。

 

急激なダイエットや食生活の乱れ、運動不足などが原因で

栄養不足や血行不良になり薄毛につながりますが、

原因はひとつではなく様々な要因が絡み合っている場合も。

 

・髪型や生え際部分の洗い残し

女性の場合は髪の毛を結んだりする髪型や

メイクの洗い残しによる毛穴の汚れなどが原因で

生え際が薄くなってしまうことがあります。

 

ポニーテールや編みこみなどで前髪を引っ張るような髪型をしていると、

毛根に負担がかかってしまいます。

髪の毛根に負担がかかることで髪が抜けて薄くなってしまうことを

「牽引性脱毛症」といいますが、

生え際も同じように引っ張られている状態が長く続くと

薄毛になってしまうことがあります。

 

シャンプーや洗顔のときの洗い残しによる毛穴の汚れが生え際の薄毛の原因になります。

シャンプーをするとき、

額の生え際、頭頂部、耳の後ろ、えり足が意外と洗えていないことが多いのです。

女性の場合、ファンデーションなどが額の生え際の毛穴にも入り込みますよね。

メイクの洗い残しとシャンプーの洗い残しが加わって、

額の生え際の毛穴には汚れがたまってしまい

薄毛の原因のひとつになってしまうのです。

 

女性ホルモンの乱れ

女性ホルモンは卵巣から分泌され、

髪の毛の成長を促して髪にハリやツヤを与える「エストロゲン」と

髪の寿命を延ばす働きをしている「プロゲステロン」の2種類があります。

 

女性ホルモンが減少すると相対的に男性ホルモンが優位になることで、

生え際の薄毛につながります。

女性ホルモンの分泌量のピークは20代後半くらいで、

45歳くらいからエストロゲンが急激に減少し、ハリやツヤがなくなり、

髪の毛が細くなって生え際などの薄毛が目立ち始めてしまいます。

 

加齢によって減少していく女性ホルモンですが、

10代から20代の方でも精神的なストレス、睡眠不足、

無理なダイエットなどの生活習慣の乱れが影響して自律神経が乱れると、

女性ホルモンのバランスにも影響を及ぼしてしまうのです。

 

抜け毛を抑制する働きがある

女性ホルモンの分泌が活発な妊娠中は脱毛しにくくなりますが、

出産後は女性ホルモンが急激に減少することで、

一時的に髪の毛が抜け落ちてしまいます。

夜泣きや授乳などによる寝不足、慣れない育児のストレスも重なり、

ホルモンバランスがさらに乱れやすくなってしまうのです。

 

・生え際が薄毛になっているかをセルフチェック

最近生え際が薄くなってきたと感じたら、

まずは自然に抜けた髪の毛をセルフチェックしてみましょう。

健康的な髪の抜け毛であれば、髪の根元部分(毛根)は丸みがありボリュームがあります。

 

先が細く尖っていたり、毛根がなかったり、

よじれたり、ちぎれたようになっている場合や

細くて短い髪が抜けている場合は、

髪が太く長く成長する前に抜けてしまっている可能性があるので

薄毛対策をはじめてみましょう。

 

【対策】生え際までマッサージや育毛剤でケア

頭皮のマッサージは血流がよくなることで

髪に必要な栄養が頭皮に届きやすくなり

薄毛の改善につながると考えられています。

リラックス効果もあり、ストレス解消にも役立ちます。

 

もみながら洗うシャンプーでマッサージを行い、

生え際の毛穴の汚れをしっかり落とし、

頭皮の血行を促して頭皮環境を整えましょう。

泡立てたシャンプーを、

汚れが残りやすい額の生え際、頭頂部、耳の後ろ、えり足に分けてつけて、

頭皮全体を指の腹で頭皮をこすらずに円を描くように頭皮をもみながら洗います。

 

頭頂部の百会(ひゃくえ)や

額の中心の生え際より約1cm上から左右に約3cm離れたところにある

曲差(きょくさ)を刺激することで血流が改善され、

自律神経系の不調などを整える効果があるといわれています。

シャンプー後に湯船につかりながら、

指の腹で気持ちいいと感じるくらいの強さでツボを刺激して押してみましょう。

 

男性と女性の薄毛の原因は異なるので、

症状にあった成分が入っている女性向け育毛剤を選びましょう。

女性向けの育毛剤は、

ホルモンバランスに配慮した成分を配合しているものもあり、

医薬品、医薬部外品など種類も豊富で、

病院以外の薬局やドラッグストアでも購入できます。

育毛剤が合わない場合はすぐに止める、

良ければ3ヵ月~6ヵ月は毎日ケアを続けてみましょう。

参考:

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000129.000033417.html

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000327.000005157.html

 

どの育毛剤を選んでケアしたらよいのか分からないという場合は、

専門の医師に相談して育毛剤を処方してもらうとよいでしょう。

 

まとめ:女性でも生え際が薄毛になる?考えられる原因と対策 

女性の生え際の薄毛の原因は

加齢やストレス、食生活の乱れ、女性ホルモンバランスの変化や

長期間引っ張る髪型など様々です。

 

生活習慣を見直したり、ヘアスタイルを変えたり、

シャンプーの洗い残しをなくすことで改善することも期待できます。

頭皮マッサージや育毛剤でのケアなども試しながら、

薄毛のケアを3~6ヶ月ほど継続してみましょう。

 

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この記事を書いた人

いいねヘアケアラボ院長 成田峻輔

 

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