女性の薄毛が治るまでにはどのくらいの期間が必要?ケースごとに解説

男性よりも女性の方が薄毛は治りやすいといわれていますが、

薄毛って本当に治るの?

どれくらいで治るの?」と疑問に思っていませんか。

 

こちらでは、女性の薄毛をケースごとに治るまでに

どのくらいの期間が必要かご紹介いたします。

 

 

産後の薄毛は23ヵ月で治ることが多い?

健康な髪であれば、

髪の毛がどんどん伸びる成長期(2~6年)、

成長が止まる退行期(約2週)、

髪が抜けて発毛をお休みする休止期(数か月)を経て

新しい髪の毛が生えてきて、再びヘアサイクルを繰り返します。

 

参考:https://ladys.svenson.co.jp/trivia/hair-cycle-and-hair-removal/

 

妊娠中は抜け毛を抑制する働きがある

女性ホルモンの分泌が一時的に増えることで、

「退行期」や「休止期」に移行せず、

「成長期」状態が続くことで脱毛しにくくなります。

 

出産後は女性ホルモンが急激に減少し、

妊娠中に成長期で維持されていた髪が退行期・休止期に入るため、

一気に髪の毛が抜け落ちるのです。

 

髪の毛は、生えて成長したあと自然に抜け落ち、

再び新しい毛髪が生えてくるという

一定のサイクルを繰り返していますが、

髪が抜けてから産毛が生え始めるまでが

最短で2~3ヶ月ほどと言われています。

 

髪が成長し、太く、長くなるためにはさらに時間がかかるので、

抜け毛がおさまってから薄毛が目立たなくなるには

短くても半年ほどかかるでしょう。

 

産後1年経っても抜け毛がおさまらない場合は、

産後の育児によるストレスや生活習慣などの原因も考えられます。

 

夜泣きや授乳などによる寝不足、慣れない育児のストレスも重なり、

ホルモンバランスがさらに乱れやすくなり、髪の毛が抜けやすくなります。

 

疲れているなと感じたら頑張りすぎずに睡眠をとって体を休め、

バランスの良い食事を心がけましょう。

 

牽引性脱毛は治るまで期間が必要

牽引性脱毛症は、

長い期間髪を結んで髪が引っ張られたり、

髪の重みによって髪の毛根に負担がかかることで

髪が抜けて薄くなってしまう症状です。

 

髪を引っ張る強さ期間頻度

毛根の再生力などによって違いがでるようですが、

早ければ5~6年間、遅い場合10~20年間くらい引っ張り続けると

髪が生えてこなくなるケースがあるといわれています。

 

牽引性脱毛症に気づいたら、

以下のようなライフスタイルを早めに見直していきましょう。

 

・髪に負担がかかるがかかるヘアスタイルをしている

髪を引っ張りあげるポニーテールお団子

強く髪をまとめる編み込みなどは、

常に髪の毛が引っ張られている状態となり負担がかかりやすい髪型です。

緩く結ぶ、結ぶ位置を少しずつ変える、結ばない日をつくりましょう。

 

・分け目がいつも同じ

牽引性脱毛症は髪の重みによっても引き起こされるため、

ロングヘアーでいつも同じ場所で髪を分けることにより、毛根に負担がかかってしまいます。

髪の分け目を毎日変えたり、

ショートヘアにすると髪の重みも減るので毛根への負担を軽減できます。

 

・ブラッシングやヘアアイロンで引っ張る

ブラッシングしながら髪が絡まったりして強くひっぱってしまったり、

ヘアアイロンで挟んで髪を強く引っ張り続けることで髪が抜け、

毛根にも負担がかかります。

なるべく優しくブラッシングをして、髪を引っ張らないようにしましょう。

 

・エクステ

エクステは長い髪を地毛につけるため重くなり、

分け目が引っ張られることで毛根に負担がかかります。

 

牽引性脱毛は長年引っ張り続けている分、治るまでの期間もかかります。

今よりも牽引性脱毛を進行させないためには、

まず同じ場所に負担をかけ続けることと、

髪を強く引っ張ることを止めてみましょう。

 

びまん性やFAGAの薄毛は6ヶ月以上かかる

びまん性脱毛症は頭皮全体の髪が抜けて薄くなり、

特に頭頂部の分け目が目立ちます。

 

女性の薄毛の場合、

急激に脱毛するのではなく徐々に頭全体が薄くなるので、

「髪のボリュームが減ってきた」、「分け目が目立ってきた」など、

以前と違うと感じたらびまん性の薄毛かもしれません。

 

びまん性脱毛症の原因の一つにFAGA(女性男性型脱毛症)があります。

 

FAGAは、

成人男性に多くみられるAGA(男性型脱毛症)という脱毛症の一種で、

主に加齢ホルモンバランスの乱れ生活習慣などが原因でおこり、

全体的に髪が抜けて薄くなって地肌が透けて見えるようになり、

髪が柔らかく細くなります。

 

AGAはテストステロンという男性ホルモンが、

5αリダクターゼという酵素によってジヒドロテストステロンに変換され、

成長期が短くなることで抜け毛が増加し、薄毛へとつながります。

 

FAGAは、

加齢などで卵巣機能が低下すると女性ホルモン(エストロゲン)が減少し、

相対的に男性ホルモンが優位になることで影響を受けて発症します。

 

FAGAは、

女性ホルモンの減少が始まる40~50代の女性に多くみられる脱毛症ですが、

10代~20代の女性でもホルモンバランスが崩れて発症することがあります。

 

びまん性脱毛症やFAGAは、

原因を取り除くことで改善する可能性が高いといわれていますが、

様々な原因が絡み合って原因が分かりにくいので

治るまでに6ヶ月以上かかります。

 

まとめ:女性の薄毛が治るまでにはどのくらいの期間が必要?ケースごとに解説

女性の抜け毛の原因は、男性と違い、

加齢ホルモンバランスの乱れなど様々な原因が絡み合っています。

 

まずはバランスの良い食事をとり、ストレスをためず、

十分な睡眠をとるなど生活習慣を見直し

栄養状態や血行を促し、頭皮環境やホルモンバランスを整えることで

薄毛の改善につなげましょう。

 

 

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この記事を書いた人

いいねヘアケアラボ院長 成田峻輔

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