真菌繁殖の脂漏性皮膚炎による抜け毛や円形脱毛症など薄毛はさまざま

実際の年齢より老けて見られたり、

限られたヘアスタイルしかできなくなったりする薄毛。

 

いつまでも若々しく、また好きな髪型・アレンジを

楽しむためには改善が望まれますよね。

 

薄毛には様々な種類があり、それぞれに異なる特徴があります。

 

突然に薄毛になった場合にまず疑うべき脱毛症は円形脱毛症で、

悪化させないように注意する必要があります。

 

このように薄毛に対して正しい対応するためには、

どのような薄毛があるかをまず知っておくことが大切。

 

そこで今回は、薄毛の代表的な種類や特徴などについて

ご説明しますね。

 

そもそも真菌とは?真菌は抜け毛に関係する?

真菌はウイルスや細菌と同じように

感染症を引き起こす病原体の1つです。

 

ウイルスや細菌に比べて小さく、3つの病原体の中で大きさは

人の細胞にもっとも近いサイズになっています。

 

カビの一種とされ、よく知られている代表的な真菌には

白癬菌やカンジタなどが挙げられます。

 

白癬菌は水虫、カンジタはカンジタ症を引き起こします。

 

白癬菌に頭皮が感染すると、頭部白癬が引き起こされます。

 

楕円の形に脱毛することが頭部白癬の特徴。

 

かゆみはあまり起こらず、また大人より子供の方が

発症しやすい感染症でもあります。

 

またマラセチア菌も抜け毛に関係する真菌です。

 

真菌は脱毛の原因となったり頭皮トラブルを引き起こしたり、

抜け毛と様々な関わりを持っています。

 

参考:https://tokyo-agaclinic.com/column/scalp-trouble/

 

真菌が繁殖することと関係のある脂漏性皮膚炎による薄毛

マラセチア菌は皮脂を栄養に増殖する真菌です。

 

皮脂の過剰分泌によりマラセチア菌が増えると、

脂漏性皮膚炎が引き起こされます。

 

脂漏性皮膚炎はフケが発生し、

かゆみや赤みを伴うことを特徴とする皮膚トラブル。

 

頭皮のカサつきやフケが初期症状として現れ、

しだいにかゆみのある湿疹や赤みなどの

頭皮の異常が見られるようになります。

 

薄毛も脂漏性皮膚炎の症状の1つ。

 

皮膚炎を起こしている部位や周辺の毛が抜け落ち、

薄毛になります。

 

参考:https://www.hyogo.med.or.jp/health-care/…/

 

男性ホルモンが影響していると言われるAGA

AGA(男性型脱毛症)は男性ホルモンの影響により

発症する薄毛です。

 

男性ホルモンの1つであるテストステロンが5α-還元酵素により、

ヘアサイクルを乱れさせるジヒドロテストステロンに

変性することで薄毛になります。

 

髪の毛の成長期が短縮され、

十分に成長する前に抜け落ちて薄毛状態に。

 

発症に男性ホルモンが関係していることから男性、

年齢的には中年以降に多く見られる脱毛症です。

 

円形脱毛症のように急激には進行せず、

ゆっくりと時間をかけて進みます。

 

参考:http://www.aga-news.jp/secure/about_aga/index.xhtml

 

女性に考えられる牽引性脱毛症

牽引性脱毛症は無理な力をかけることで引き起こされる脱毛症です。

 

ポニーテールなど髪の毛を引っ張り上げる

ヘアスタイルが原因になるため、女性の発症が多く見られます。

 

いつも同じ場所を分け目にしていたり、

きついヘアアクセサリーを着けていたりすることも原因になります。

 

またブラッシングでの力の入れすぎ、

多くやりすぎでも牽引性脱毛症になることがあります。

 

突然髪の毛が抜ける円形脱毛症

円形脱毛症は一部分だけの髪の毛が抜け落ち、

丸い形の脱毛斑ができる脱毛症です。

 

発症が突然なこと、進行が早いことなどを特徴としています。

 

免疫機能の異常で、

自毛を異物として攻撃することで引き起こされると言われています。

 

軽症であれは早期・自然に治ることが多いものの、

悪化すると脱毛範囲が広がって重症化します。

 

女性に多いびまん性脱毛症

一部分だけ脱毛する円形脱毛症とは対照的に、

びまん性脱毛症では全体的に薄毛状態が引き起こされます。

 

頭部すべての場所で少しずつ髪の毛が抜け落ちるため、

円形脱毛症のような脱毛斑はできません。

 

どこが、と言うわけではなく、

頭全体の髪の毛のボリュームがダウンします。

 

びまん性脱毛症の原因には、

FAGA(女性男性型脱毛症)休止期脱毛症の2つのタイプ

があります。

 

FAGA(女性男性型脱毛症)は、女性がなるAGAです。

 

男性ホルモンは女性の体にも存在し、

男性がAGになるのと同じように女性の体でも

変性による薄毛を引き起こします。

 

休止期脱毛症はヘアサイクルが乱れることで起こる薄毛。

 

通常は10%程度である休止期の髪の毛が20%に増えることで、

薄毛になります。

 

参考:

https://www.aderans.co.jp/kamiwaza/haircare_female/bimanseidatumou/

 

どのような薄毛症状でも頭皮環境をきれいに保つこと

薄毛には様々な種類があり、それぞれに特徴があります。

 

原因や進み方もそれぞれで、

症状にあった方法での改善が必要。

 

専門家に相談することで早期回復が望めます。

 

どのような薄毛状態であっても、頭皮環境の改善は大切です。

 

きれいに保つことでスムーズな老廃物の排出が可能になり、

新陳代謝を活性化することができます。

 

ヘアサイクルも整い、発毛・育毛促進につながりますよ。

 

正しい方法でしっかりとシャンプーし、髪の毛、

そして頭皮を清潔に保つようにしましょう。

 

まとめ:真菌繁殖の脂漏性皮膚炎による抜け毛や円形脱毛症など薄毛はさまざま

薄毛には真菌を原因とする脂漏性皮膚炎によるもの、

免疫機能の異常で起こると言われている円形脱毛症、

男性ホルモンの影響で発症するAGAなど、

様々なものがあります。

 

早期回復のためにはどのような薄毛を発症しているのかを

正しく判断できることが大切。

 

薄毛の種類や特徴についての知識を身につけ、

突然に薄毛になった場合でも慌てずに

対応できるようにしておきましょう。

 

頭皮の清潔の維持はどんな薄毛に対しても共通して重要なので、

正しい方法でしっかりとシャンプーするようにして下さいね。

 

 

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この記事を書いた人

いいねヘアケアラボ院長 成田峻輔

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