薄毛改善にはタンパク質が効果的?育毛に良い食べ物とは
忙しいから、時間がないからといって、
食事をおろそかにしていませんか?
薄毛になる理由の1つとして、レバーなどに含まれるタンパク質や
ミネラルといった育毛するうえで大切な食べ物を摂取しておらず、
頭皮や髪の毛に栄養素がじゅうぶんに届いていない可能性が
あります。
今回は「薄毛改善にタンパク質が効果的な理由」や、
「タンパク質以外に薄毛に良い食べ物と悪影響を与える食べ物」
についてご紹介します。
薄毛改善にタンパク質が有効な理由
髪の毛の8割以上はケラチンというタンパク質で作られています。
ケラチンは18種類のアミノ酸の結合により出来ており、
ケラチンは食べ物から摂取し体内で合成することができます。
これが薄毛改善にはタンパク質の摂取が有効といわれる理由です。
タンパク質は生命維持に必要な内臓などに先に使われる栄養素なので、
十分摂っていないと髪の毛まで栄養が行き渡りません。
普段運動しない方は、
自分の体重× 100分の1gのタンパク質を摂取しましょう。
さらに普段運動をしている方は、
筋肉を作る際タンパク質が使われるので、
薄毛改善するためには通常の2~3倍のタンパク質が必要です。
食べ物だけで摂れないという方は、
プロテインなどでタンパク質を追加するなど工夫してください。
タンパク質には動物性タンパク質と植物性タンパク質があります。
動物性タンパク質は、例えば豚ヒレ肉では100g当たり22.2g、
マイワシ丸干しでは100g当たり32.8gほどタンパク質が摂れます。
レバーはタンパク質だけでなく育毛に不可欠な鉄分や亜鉛、
ビタミンなども含む食べ物なので、薄毛が気になり育毛したい方は
積極的に食べるようにしてください。
植物性タンパク質を摂るなら豆類や野菜類がおすすめです。
豆腐は100gあたり6g、アスパラガス100gあたり6gほどです。
動物性タンパク質の方が手軽に
たくさんのタンパク質を摂れる印象はありますが、
動物性タンパク質だけだとどうしても脂質が多くなってしまいます。
さらに動物性タンパク質と植物性タンパク質を同時に摂取すると
効率的に吸収してくれますので、一緒に摂るように心がけてくださいね。
参考:
https://www.fnn.jp/posts/000000129_000003705/201909021430_PRT_PRT
薄毛改善にはタンパク質以外の栄養素も必要
薄毛改善は一つの栄養素を摂れば大丈夫というわけではありません。
他にも必要な栄養素があります。
例えばミネラル。
ミネラルの中でも、
亜鉛はタンパク質を髪の毛に変えるときに必要な栄養素です。
亜鉛は柿や魚介類、アーモンド、レバーなどの食べ物に
含まれていますので、薄毛が気になる方は育毛のためにも
積極的に摂取してください。
しかし亜鉛は不足しがちな栄養素です。
必要量食べるのが難しいという方は、
サプリメントなどで補給してくださいね。
そしてビタミンも大事です。
ビタミンはタンパク質の働きを助ける栄養素もあります。
特に薄毛改善し育毛するため必要なのが、ビタミンA、C、D、Eです。
ビタミンAは肌の老化を抑え、健康な頭皮を保ってくれます。
ビタミンCは
髪の毛や丈夫な血管を作るので薄毛に効果的とされている栄養素です。
ビタミンDは髪の毛が成長するときに効果的な栄養素のため、
減らさないように気をつけましょう。
血行の流れを良くしてくれるビタミンEは
毛細血管を丈夫にしてくれます。
ビタミンはレバーや緑黄色野菜、魚介類、果物といった食べ物や
植物油などに含まれており、タンパク質と一緒に摂ることで
吸収率を高めてくれるので育毛効果がさらに期待できますよ。
このように、薄毛改善のためにタンパク質以外のミネラルや
ビタミンといった栄養素もバランスよく食事に取り入れて
くださいね。
薄毛に悪影響を与える食べ物は?
レバーなど薄毛を改善し育毛効果が期待できる食べ物がある一方で、
悪影響を及ぼす食べ物もあります。
脂や糖の多い食べ物は、血管が詰まりやすく、
薄毛改善に必要なタンパク質などの栄養素が少ない傾向にあります。
ファストフードは満腹になりますが、
炭水化物や脂質がほとんどです。
脂質が多いと血液がドロドロになりやすく、
栄養が頭皮に届かないだけでなく、
皮脂が過剰になり毛穴を詰まらせる危険性もあります。
塩分の取りすぎは腎機能の低下や高血圧を引き起こし
血行が悪くなりやすいので、
ラーメンは汁まで全部飲まない、
料理の味付けは薄くするなど工夫しましょう。
薄毛に悪影響な食べ物は禁止する必要はありませんが、
食べる頻度を減らし、
タンパク質などの必要な栄養素が摂れる食事を増やすことを
目指してくださいね。
まとめ:薄毛改善にはタンパク質が効果的?育毛に良い食べ物とは
薄毛改善にはタンパク質が効果的という理由は、
髪の主成分のケラチンがタンパク質に含まれるためでした。
育毛のためには、
血行を整え頭皮や髪の毛に十分な栄養素を考えて食べる習慣を
つけることが大切です。
タンパク質だけでなく、
亜鉛などのミネラルやビタミン類が含まれた食べ物を
バランスよく食べ、薄毛改善を目指しましょう。
レバーはタンパク質だけでなく亜鉛や鉄分、ビタミンなどを含み
薄毛改善が期待できる食べ物なので育毛したい方は
積極的に食べてください。
さらに薄毛に悪影響の食べ物も減らすことで血行もよくなり
薄毛改善効果が期待できますよ。
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この記事を書いた人
いいねヘアケアラボ院長 成田峻輔