睡眠不足は薄毛になる?睡眠時間と薄毛の関係を解説
睡眠不足は身体に様々な不調を引き起こすと言われています。
薄毛もその一つに含まれますが、睡眠不足がどう薄毛に繋がるのか、その理由をご存知でしょうか?
今回は「睡眠不足が薄毛に繋がる理由」「睡眠や生活習慣をどう変えれば薄毛が改善するのか」についてご紹介いたします。
睡眠不足が薄毛に繋がる理由とは
「22時から深夜2時までの間に眠っていないと、成長ホルモンが分泌されず薄毛になりやすい」という話を聞いたことはありませんか?
最近の研究によると、入眠時間は関係ないという結果が出ていて、睡眠が薄毛に繋がる理由は他にあるとわかってきました。
育毛に大事な成長ホルモンは、入眠してから3~4時間後に分泌されると言われているため、何時に寝るのかは関係ありません。
睡眠時間が関係し、睡眠時間が短いと成長ホルモンが分泌される時間が少なくなり、薄毛に繋がるのです。
参考: https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/web/15/403964/032000083/?ST=m_column
また他の理由としては、睡眠不足は疲労やストレスが溜まるため、血流が悪くなり薄毛に繋がります。
血流が悪くなると、頭皮まで血液や栄養が送られないため、睡眠不足は薄毛に繋がりやすくなるのです。
疲労回復、ストレス解消のためにも、睡眠時間はしっかり確保しましょう。
薄毛改善や予防に効果的な睡眠方法は、長時間寝ることだけではありません。
質の良い睡眠をとることで、さらに薄毛予防が期待できます。
薄毛予防に効果的な睡眠改善の方法
では薄毛改善に効果的な「質の良い睡眠」とはどうすれば良いでしょうか。
寝る直前にスマホやパソコンを見ていませんか?
スマホやパソコンから出るブルーライトは脳を覚醒させ、眠りが浅くなります。
深く眠らないと脳がリラックスせず、成長ホルモンも十分に分泌されません。
薄毛を改善したい方は睡眠30分~1時間前にはスマホを見るのはやめましょう。
また、就寝前の飲酒は眠りが浅くなり、消化活動で胃に血液が集中しやすくなります。
頭皮や髪の毛に必要な栄養が届かなくなる可能性もありますので、寝る前のお酒は控えましょう。
寝る時間がバラバラだと、寝付きも悪くなります。
生活リズムを整えて、毎日同じ時間に寝るようにすると深く眠れますよ。
適切な睡眠時間は個人差がありますが、朝起きて「ぐっすり眠れた」と感じる時間だと、ちょうど良い睡眠時間になります。
忙しくても最低6時間、寝るのに時間がかかる方は7時間くらい睡眠時間をとるのが理想です。
規則正しい生活をしていてもなかなか寝付けない方は、運動不足の可能性も。
適度な疲れは心地よい睡眠に繋がります。
普段あまり運動をしていないと感じる方は、日々の生活に運動を取り入れてくださいね。
生活リズムを整え、質の良い睡眠時間を確保することで、薄毛改善に繋がりますので、しっかりと睡眠時間を確保してください。
睡眠以外にも生活習慣を見直して薄毛予防を
運動やバランスの良い食事は、睡眠の質をさらに上げることができるので、薄毛予防のためにも生活習慣の見直しをすることもおすすめです。
ファーストフードやコンビニ弁当をよく食べる方は、栄養が偏っていて、頭皮や髪の毛に必要な栄養が足りていない危険があります。
タンパク質や亜鉛、ビタミン類は頭皮や髪の毛に必要で、薄毛予防に大切な栄養です。
普段食事メニューを気にしていない方は、タンパク質など頭皮に必要な栄養を摂るように心がけてください。
先ほどもご紹介しましたが、適度な運動もおすすめです。
日ごろ運動していない方がいきなり激しい運動をすると、身体にも心理的にも負担になります。
一つ前の駅で降りて歩く、エレベーターではなく階段を使うなど、負担の少ない運動を生活に取り入れ、徐々に運動量を増やしましょう。
睡眠に加え、生活習慣を整えることで、薄毛改善や薄毛予防の効果が期待できますよ。
生活をおろそかにしていると感じている方は、薄毛予防のためにも、今一度ご自身の睡眠や生活習慣で改善できるところはないか考えてみてくださいね。
まとめ:睡眠不足は薄毛になる?睡眠時間と薄毛の関係を解説
睡眠不足は、成長ホルモンの分泌が減り、ストレスも溜まるので、薄毛になりやすいということでした。
6~7時間、寝起きにすっきりするくらい睡眠時間をとると成長ホルモンも十分に分泌され、ストレス解消にもなり薄毛改善に繋がります。
「眠らなくてはいけない」と思うとプレッシャーとなり眠れなくなる方は、まずは同じ時間にベッドで横になるだけでも構いません。
生活リズムや生活習慣を整えると、すぐ眠れるようになってきますので、出来るところから始めてくださいね。
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この記事を書いた人
いいねヘアケアラボ院長 成田峻輔