女性でも薄毛で悩んでいる方は多いですが、食事や育毛剤を使用しても改善が見られないなら、原因は血行不良かもしれません。

薄毛の血行不良で薄毛が進行している場合、頭皮ケアをすることにより薄毛の改善が期待できます。

そこで今回「血行不良でどのように薄毛に関係するのか」「習慣にしたい頭皮ケア」をご紹介します。

薄毛の原因は血行不良？

女性の薄毛の原因は様々ですが、その一つとして血行不良が考えられます。

普段から肩や首など凝っていませんか?

デスクワークなど長時間同じ姿勢でいると首や肩が凝ります。

凝っていると溜まった老廃物が血管を圧迫しているので、発毛に必要な「新鮮な酸素」や「栄養」が血液を通して頭皮や髪の毛に届きません。

さらに会社や自宅でパソコンやスマホを長時間見ていると、目の周りの筋肉が酷使され、筋肉が緊張して固くなります。

すると血管が委縮し、頭皮の血行不良が起こりやすくなります。

ただでさえ頭皮は身体の末端で、血流が届きにくくなっている場所です。

血行不良で栄養などが届かない頭皮や髪の毛は、細くなり抜け毛も増えて薄毛の原因になるので注意が必要です。

あなたの頭皮は大丈夫？頭皮の血行不良チェック

あなたの頭皮が血行不良かどうかのチェック方法がありますので、頭皮を確認してみてくださいね。

まず頭皮をボールを掴むように鷲掴みにして前後左右に動かします。

掴んだときに、「痛い」「頭皮があまり動かない」「掴んでいる感覚があまりない」状態なら、頭皮が固く血行不良を起こしている可能性が高いです。

薄毛改善には肩や首のマッサージが必要ですが、頭皮のマッサージも重要で、適切なケアが必要になります。

薄毛の原因は血行不良だけじゃない

血行不良の他に薄毛の原因はいくつかあります。

運動不足も薄毛の原因の1つです。

筋肉は血液を全身へ運ぶ、ポンプの役割をしています。

運動不足だと、そのポンプが動かず、心臓から送りだされた血液が末端部分の頭皮まで届きません。その為運動不足は薄毛が進行しやすくなります。

他にも薄毛が気になったからといって、シャンプーのときに力強く頭皮を洗ってしまっている方は要注意です。

髪の毛や頭皮にダメージを与えることによって、発毛しにくくなっている可能性も。

パーマやカラーリングも同様に頭皮や髪に負担をかけ、頭皮が固くなり薄毛の原因になります。

このように血行不足だけが薄毛の原因ではありませんが、運動不足も間違ったヘアケアも、血行不良と関わってきます。

複数の原因が重なっている場合、正しい頭皮ケアをすることで薄毛が改善されることもあります。

髪の毛や頭皮を正しくケアし、血行促進しましょう。

頭皮への刺激が発毛を促す？

薄毛を気にしている方に、頭皮への適度な刺激は効果的です。

頭皮へ刺激を与えることにより、頭皮の毛細血管を刺激し血流増進させる上に、毛穴に詰まった汚れも落として発毛しやすい頭皮になります。

マッサージは頭皮のみ刺激しても効果はありません。

首のあたりで血流が滞りやすいので、まずは首の後ろからマッサージを始めましょう。

つむじに向かって優しく頭皮を刺激します。

強い力でマッサージをすると頭皮に負担を与え、発毛しにくくなります。

マッサージするときは、指の腹を使って小さな円を描くように優しく行いましょう。

薄毛改善のための頭皮ケアのやり方

先ほどご紹介した頭皮マッサージはお風呂に入った時とき、シャンプー前がおすすめです。

温かいお風呂での頭皮マッサージは、毛穴に詰まった汚れをやさしく浮かせることができます。

その浮いた汚れをシャンプーで洗い流すことで上手に頭皮ケアでき、薄毛の改善がより期待できます。

シャンプーは刺激の強いものではなく、髪の毛を作っているタンパク質に近い成分のアミノ酸シャンプーがおすすめです。

シャンプーで意識してほしいポイントは、髪の毛ではなく「頭皮を洗う」こと。

爪ではなく指の腹を使って優しくマッサージしてください。爪で頭皮を洗うと傷がつき、発毛しにくくなります。

シャンプーのしすぎも頭皮の皮脂を落としすぎて薄毛の原因になりますので、1日1回が頭皮にちょうど良い回数です。

まとめ：女性の薄毛を改善する鍵は血行にあった！習慣にしたい頭皮ケア

女性の薄毛を改善するためのポイントは血行促進でした。

「育毛剤を使用や栄養バランスを整えても薄毛が改善しないな・・・」と感じているなら、頭皮マッサージで頭皮を刺激し、正しい頭皮ケアで血行促進させることが薄毛改善の鍵です。

月1回より週1回頭皮ケアする方が、薄毛改善効果が高いです。

頭皮ケアを習慣にすると血流の流れも良くなってきますよ。

頭皮マッサージや頭皮ケアは、正しいやり方でこそ効果があります。

今回ご紹介した頭皮マッサージやシャンプーの使用方法で血行促進し、薄毛を改善してくださいね。

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この記事を書いた人

いいねヘアケアラボ院長　成田峻輔