薄毛対策に喫煙は大敵!頭皮に栄養が届かなくなるかも

喫煙が健康によくないことは広く知られていますが、

薄毛にも大きく影響していることはご存じですか?

 

女性の薄毛は年々増えており、

近年では1割近くの女性が薄毛で悩んでいると言われています。 

 

10人に1人となると人ごととは思えないですよね。 

 

さらに喫煙によって薄毛になる確率が高くなることも考えると、

喫煙について見直してみるのもいいかもしれません。

 

今回は、薄毛と喫煙がどのように関係しているのか、

その理由について解説いたします。 

 

喫煙は百害あって一利なし

厚生労働省の平成30年国民健康・栄養調査結果の概要」によれば、

女性の習慣的喫煙者の割合は8.9%となっています。 

 

男性にくらべると数は少ないものの、

女性の喫煙者率はほぼ横ばい状態のようです。 

 

参考: https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000615383.pdf 

 

よく「喫煙は百害あって一利なし」と言われますが、

それはタバコによって引き起こされる害が多いのに対して

メリットが何一つないからです。 

 

タバコの害としては癌や心筋梗塞、脳卒中、気管支炎などの病気

代表的ですが、それ以外も体に様々な影響を及ぼしています。 

 

たとえば、肌荒れやしみ、小じわ、生理不順、骨粗しょう症、閉経が

早まることなどは女性特有の影響と言えるでしょう。 

 

また、喫煙の影響は髪にも及んでおり

薄毛原因の一つになっています。 

 

薄毛につながる影響とはどのようなものなのか、

以下で解説いたします。 

 

喫煙が髪に与える影響1:血行不良が薄毛の原因に

タバコに含まれるニコチンには、血管を収縮させる作用があります。 

 

血管が収縮すると血液が流れにくくなるため

やがて血行不良が引き起こされます。 

 

血行不良は動脈硬化や狭心症、心筋梗塞などの病気のリスクを高める

だけでなく、髪の生育にも大きな影響を与えているのです 

 

頭皮には細い毛細血管が張り巡らされており、

血液によって栄養と酸素が運ばれています。 

 

毛根の一番下にある毛乳頭では、毛細血管から栄養と酸素を受け取り、

毛母細胞へと送り出しています。 

 

毛母細胞はこれらの栄養と酸素を使って細胞分裂を繰り返しながら、

髪の毛を作り出しているのです。 

 

ところが血行不良になると、頭皮の毛細血管の血流も滞りがちになり、

十分な栄養が行きわたらなくなります。 

 

もともと頭皮や手足のような体の末端は優先順位が低く、

栄養が行き届きにくい場所なので尚更です。 

 

原料が不足していては健康な生み出すことや

成長させることもできません。 

 

そのため次第に細くて弱い髪が多くなり、抜け毛が増えてきます。

その結果、薄毛につながるのです。

 

喫煙が髪に与える影響2:細胞の老化

タバコには様々な有害物質が含まれており、喫煙すると体内に入った

有害物質を除去するために大量の「活性酸素」が発生します。 

 

活性酸素には、体内に侵入したウィルスや細菌などから体を守ってくれる

働きがありますが、増えすぎると正常な細胞まで攻撃して

酸化させてしまうのです。 

 

この「酸化」とは体を錆びさせること=「老化」です。 

 

「スモーカーフェイス」という言葉をきになったことは

ありませんか? 

 

スモーカーフェイスとは

長年の喫煙によって生じる顔の老化現象です。 

 

喫煙者の顔は、非喫煙者の顔とくらべて、

肌のたるみ・シミ・しわ・くすみなどの老化が顕著にあらわれており、

これも活性酸素による弊害の一つです。 

 

活性酸素による細胞の老化は、髪の生育にかかわる

毛乳頭細胞や毛母細胞にも及びます。 

 

細胞が老化すると新陳代謝が低下し、活動も衰えてきます。 

 

髪は毛母細胞が分裂・増殖を繰り返すことで作り出されるので、

細胞の活動が衰えると髪の生成にも大きく影響してきます。 

 

人間は誰もが加齢による老化を免れませんが、喫煙によって老化を

早めてしまい、その結果薄毛をまねく可能性があるのです。 

 

喫煙が髪に与える影響3:栄養素の消費によって薄毛の原因に

喫煙は体内で大量の活性酸素を発生させますが、この活性酸素による

酸化を阻止する働きを「抗酸化力」と言います。 

 

私たちの体にはもともと抗酸化力が備わっており、体内で作られる

「抗酸化酵素」によって酸化を抑えていす。 

 

ところが抗酸化酵素は年齢とともにどんどん減少していくため、

体内にある抗酸化酵素だけでは対応し切れなくなってしまうのです。 

 

そこで抗酸化酵素とともに働くのが、

ビタミンA・C・Eなどの抗酸化ビタミン。 

 

抗酸化ビタミンの働きにより、活性酸素を抑え酸化を防ぐのです。 

 

しかし、喫煙者活性酸素抑制するために大量のビタミンが

消費されてしまうため、ビタミンが不足してしまいます。 

 

ビタミン類は髪の生成に必要な栄養素の一つです。 

 

とくにビタミンB2・B6、ビタミンC、ビタミンEは、

主成分ケラチンの生成に欠かせません。 

 

喫煙によってビタミンが消費されてしまい、

栄養不足により薄毛や抜け毛などをまねくのです。 

 

まとめ:薄毛対策に喫煙は大敵!頭皮に栄養が届かなくなるかも

喫煙は百害あって一利なしと言われるように、

癌などの病気をはじめ体に様々な影響を与えています。 

 

喫煙の影響は髪にも及び、次の3つの理由から薄毛の原因にも

なっています。 

 

■ニコチンによる血行不良 

■活性酸素による毛乳頭細胞・毛母細胞の老化 

■活性酸素の抑制によりビタミンを大量消費 

 

薄毛に悩む女性は10人に1人と言われていますが、

喫煙によって薄毛になる確率が高くなることは否めません。 

 

薄毛を予防・改善するには、

タバコをできるだけ控える必要があります。 

 

薄毛はもちろん、美容や健康のためにも、思い切って禁煙するのが

一番ですが、まずは少しずつ本数を減らすところからスタートして

みてはいかがでしょうか。 

 

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この記事を書いた人

いいねヘアケアラボ院長 成田峻輔

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