ミノキシジルはなぜAGAに効くの?メカニズムを公開

薄毛に悩んでいる方であれば、「ミノキシジル」という治療薬を

聞いたことがあるかもしれません。

 

AGA(男性型脱毛症)に効くと言われている「ミノキシジル」は、

発毛の治療薬の中でも効果が高い治療薬なのです。

 

今回は、発毛効果が高いといわれている「ミノキシジル」

はなぜ効くのか、メカニズムについてお伝えいたします。

 

AGA治療薬ミノキシジルについて

ミノキシジルはもともと高血圧症の降圧剤として開発された成分ですが、

国内で脱毛している頭皮に塗布する外用薬は一般用医薬品として

承認されています。

 

ミノキシジルが使用された外用薬は一般用医薬品として、

薬局やドラッグストア、通販サイトなどで手軽に

購入することができます。

 

外用薬の価格は2000円〜10000円以内で市販されているので、

気軽に試すことができます。

 

参考:

https://www.dermatol.or.jp/uploads/uploads/files/news/G20181031_hatsumoyaku.pdf

 

血圧を下げる治療薬であるミノキシジルには、

血管を拡張して血液の流れをよくする働きがあります。

 

毛細血管を広げて血液の流れがよくなることで、

髪の毛に必要な栄養素や酸素が届きやすくなり

髪の毛が成長しやすくなると考えられています。

 

ミノキシジルには細胞を活性化する働きがある

ミノキシジルには血管を拡張する働きに加えて、

新しい髪をつくる毛母細胞を活性化させる働きがあります。

 

髪の毛は毛根にある毛母細胞が分裂をはじめて新しい髪が

生えはじめる「成長期」(2~6年)

髪の成長が止まる「退行期」(1~2週間)

毛母細胞の活動が休止して髪の成長が完全に止まる

「休止期」(3~4カ月)というヘアサイクルを繰り返しています。

 

AGAは男性ホルモンのテストステロンが

還元酵素である5αリクターゼと結びつき、

ジヒドロテストステロンという物質に変わって

毛母細胞に作用し、ヘアサイクルの成長期を短くしてしまいます。

 

成長期が短くなることで髪の毛が太く長く成長することが

できなくなり、短くて柔らかい髪の毛が抜け落ちてしまうのです。

 

ミノキシジルの作用によって毛母細胞の働きが活性化することで、

休止期に入っていた毛母細胞が分裂しはじめることで

髪の毛が生えはじめ、短くなった成長期を正常に戻して、

髪の毛を太く長い髪の毛に成長させるようになると考えられています。

 

AGA内服薬との違いは?

ミノキシジルには液剤の「外用薬」とタブレットの「内服薬」があり、

医薬品として国内で承認を受けている外用薬のみで、

内服薬として承認された医薬品はありません。

 

頭皮に塗る外用薬と比較して、内服薬はミノキシジルが口から

全身へと血流にのって成分が全身に届いて作用するため、

外用薬より高い発毛効果が望めます。

 

参考:https://customlife-media.jp/minoxidil-effect

 

医療用医薬品のAGA内服薬として認められている「フィナステリド」は、

5αリダクターゼの働きを阻害し、DHTの生成を抑制する作用があります。

 

フィナステリドは皮膚科などの病院で医師に処方してもらう必要があり、

国内では市販されてないためドラッグストアなどで

購入することはできません。

 

AGA治療薬は保険適用外(全額自己負担)なので、

薬の価格は病院によって異なります。

 

フィナステリドとミノキシジルを併用することで発毛効果が

高まるとも言われています。

 

ミノキシジルにはこんな副作用も

ミノキシジル外用薬を使用した約8%の人に副作用が起こると

報告されています。

 

ミノキシジルには、動悸、胸痛、頭皮のかゆみやかぶれ、

頭痛、めまい、多毛症、浮腫などの副作用が報告されています。

 

ミノキシジル内服薬の場合成分が血液にのって全身に届いて

作用するため、外用薬よりも副作用が起こりやすいと言われています。

 

参考:

https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-10601000-Daijinkanboukouseikagakuka-Kouseikagakuka/0000023431_1.pdf

 

ミノキシジルは発毛の効果が高い治療薬ですが、

効果が持続するのは使用期間のみで、使うことをやめると

髪の毛は抜けはじめ元に戻ってしまうので、

髪の毛が生えた状態を維持したいのであれば

「一生治療薬を使い続けることが前提」になります。

 

長期間にわたって薬を使うことになるので

副作用が起こる可能性があるのです。

 

AGA改善の為にミノキシジルを使わない方法とは?

薄毛の治療はたくさんの方法がありますが、ミノキシジルを使わないで

自分の体が持っている育毛する力をアップして薄毛を改善する方法は

いかがでしょうか。

 

治療薬で無理やり髪の毛を生やすことは、

体の生理的なリズムを崩してしまっているので、

気づかないうちに自律神経が乱れてしまい育毛する力も

低下してしまいます。

 

いいねヘアケアラボでは薬を使わずに「体質」というところから

見直して、鍼やお灸、整体といった施術で自律神経を整えることで

育毛を促進しています。

 

体質改善を行って髪の毛が「勝手に生えてくる」体を手に入れたい場合は、

全国に名古屋院、東京院、大阪院と3ヵ所あるいいねヘアケアラボまで

まずはご相談ください。

 

まとめ:ミノキシジルはなぜAGAに効くの?メカニズムを公開

ミノキシジルを主成分とした治療薬が数多く販売されており、

高い発毛効果が報告されていますが、

副作用がでる可能性があり、髪の毛が生えた状態を持続させるためには

使い続けなくてはいけないのです。

 

ミノキシジルを使わずに「体質」というところから見直して、

体に負担をかけない方法で自分の持っている髪の毛を生やす力を

アップさせてはいかがでしょうか。

 

 

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この記事を書いた人

いいねヘアケアラボ院長 成田峻輔

 

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