円形脱毛症に年齢は関係ない!何歳でも発症する可能性が

円形脱毛症になりやすい年齢は?子供?大人?高齢者?

実は円形脱毛症は、

子供でも、若い人でも、高齢の方でも、

年齢に関係なく発症する可能性がある脱毛症です。

そのため「自分だけは大丈夫」と、過信しないことが大切です。

今回は、円形脱毛症の発症と年齢の関係についてご紹介します。

 

円形脱毛症は高齢の方に多い病気だと思っていませんか?

円形脱毛症は高齢者に多く発症する病気だと思っていませんか?

コインくらいの丸い脱毛斑ができる円形脱毛症は、

脱毛症という名前はついていても、

加齢による薄毛や男性型脱毛症(AGA)とは

全く違う種類の脱毛症です。

自分でも気付かないうちに突然脱毛するため、

見つけたときは誰もが驚くことでしょう。

 

円形脱毛症は、

高齢の人ほど発症するタイプの病気ではありません。

もちろん高齢の方でも発症するケースはありますが、

年齢による発症頻度の差はないのです。

また、発症に男女の差もみられません。

参考:

https://www.dermatol.or.jp/uploads/uploads/files/AA_GL2017.pdf

 

どの年齢の人でも円形脱毛症にかかる可能性がある

どの年齢の人でも円形脱毛症にかかる可能性はあります。

この病気は、免疫機能の異常によって発症する

自己免疫疾患の一つといわれています。

本来は体を守るはずのリンパ球が、

正常な毛根を攻撃してしまった結果、

毛根がダメージを受けて髪の毛が抜けてしまう。

これが円形脱毛症による脱毛のメカニズムと考えられています。

 

免疫細胞の異常がなぜ起こるかは、今のところわかっていません。

しかし、自己免疫疾患を持っている人やアトピー性疾患のある人、

家族に円形脱毛症の発症歴がある人は、

発症する確率が高くなることがわかっています。

 

年齢による発症の差はないものの、

合併する可能性の高い疾患の有無や家族歴を調べることで、

円形脱毛症にかかる可能性が高いかどうかを

判断することができるのです。

 

ストレスによって年齢が若い女性であっても発症するケースも

ストレスを受けることにより、

年齢の若い女性でも発症するケースがあるといいます。

丸い脱毛斑ができると「ストレスが原因?」と思う方は多いですが、

ストレスが円形脱毛症の直接的な原因である

という科学的根拠はありません。

 

しかし、ストレスが引き金となるケースもあるため、

全く無関係とは言い切れないのが現状です。

強い精神的ストレスを受け続けると、

自律神経のバランスが崩れてしまいます。

 

ストレスを受けると交感神経が強く働き、

血管を収縮させます。

血管が収縮すると頭皮の血行が悪くなり、

それが脱毛を招くこともあるのです。

 

職場の人間関係や仕事にストレスを感じている女性、

仕事と家庭の両立で毎日大変な女性も多いですよね。

仕事も子育てもしている主婦などは、

四六時中休む暇もありません。

 

このように若い女性も、

日々さまざまなストレスを抱えて過ごしています。

ストレス過多の生活がキッカケとなり、

円形脱毛症を発症するケースもあります。

日頃からストレスをためないように心がけ、

適度にストレス発散することも大切ですね。

参考:https://www.enkei-datsumou.com/enkei/genin/

 

幼い年齢・小児の円形脱毛症も非常に多い

幼い年齢の子供など

小児の円形脱毛症も非常に多いことをご存知でしょうか?

円形脱毛症を発症する頻度は年齢には関係なく、

人口の1~2%といわれています。

つまり、100人のうち1人か2人は

円形脱毛症を発症する計算になります。

円形脱毛症はどの年齢でも発症する病気なのですが、

発症した患者さんの4分の1は15歳以下の小児

というデータもあるくらい、

幼い年齢の子供や小児での発症も非常に多いといわれています。

 

また、子供の円形脱毛症には

「全頭型」や「全身型」という重症タイプも多いので、

ご家族や親御さんは注意深く経過を観察しておくことが大切です。

 

円形脱毛症にはいくつかの種類があり、

患者さんの多くは「通常型」と呼ばれる軽症タイプです。

しかし、「通常型」から脱毛が進み、

重症タイプに移行するケースもあります。

頭全体の毛が抜けてしまう「全頭型」や、

全身の毛が抜けてしまう「全身型」は、

数か月のうちに急速に進行することもあるので注意が必要です。

 

重症化してしまうと完治が難しくなるため、

症状が悪化する前に治療を行うようにしましょう。

参考:

https://www.ebm.jp/disease/skin/03datsumo/guide2.html

 

年齢が若いうちから薄毛や円形脱毛症の予防はしておこう

年齢が若いうちから薄毛や

円形脱毛症の予防をしておくことも大切です。

単発的に脱毛斑ができる「単発型」は、

円形脱毛症の中では最も軽症タイプです。

単発型であれば、

8割の方は1年以内に自然に治るといわれています。

 

しかし、アトピー素因や自己免疫疾患を持つ人は、

重症化したり再発したりするケースも少なくありません。

いつ発症するかわからない病気を予防するのは難しいものです。

発症のリスクとなる要因を持っている人は、

円形脱毛症になる可能性が高いことも

意識しておくことが大切ですね。

 

また、発症のキッカケとなる

ストレスや自律神経の乱れを招く生活習慣は、

若いうちから見直すことをおすすめします。

そして、正しい頭皮ケアを心がけ、

頭皮環境を整えておくことが、

薄毛や円形脱毛症の予防につながるでしょう。

 

まとめ:円形脱毛症に年齢は関係ない!何歳でも発症する可能性が

誰にでも、どんな年齢でも発症する可能性のあるのが

円形脱毛症です。

発症の原因など解明されていないことも多いですが、

自律神経の乱れやストレスの多い生活

脱毛を招くケースもあるようです。

 

若いうちから生活習慣を見直し、

ストレスを溜め込まないように心がけることも、

薄毛や円形脱毛症の予防につながるでしょう。

また、15歳以下の子供が発症すると

重症化して治りにくくなるケースが多いので、

お子さんが円形脱毛症を発症したときは、

早めに治療することをおすすめします。

 

 

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この記事を書いた人

いいねヘアケアラボ院長 成田峻輔

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