20代女性の抜け毛対策におすすめなケアをご紹介!
20代女性の髪の悩みで、パサつきや傷みと並んで上位に来ているのが「抜け毛」です。
あなたもシャンプー後の排水口を見て、抜け毛の多さに驚いたことはありませんか?
抜け毛が増えているのに何もせずに放置しておくと、薄毛のリスクが高くなってしまいます。
若いからと油断せずに、しっかりケアをして美髪をキープしましょう!
そこで今回は、20代女性におすすめの抜け毛対策ケアをご紹介します。
20代初めの抜け毛ケアは「健康」が鍵
20代の女性はまだ「加齢」による影響は少ないはずなのに、なぜ抜け毛が増えてしまうのでしょうか?
主な原因は、以下のようになります。
■無理なダイエット
■ストレス
■生活リズムの乱れ
■頻繁なヘアカラー・ブリーチ・パーマ
■間違ったヘアケア
若いうちは、食べないダイエットや置き換えダイエットのような無理なダイエットを選んでしまう女性も多いですよね。
しかし、このようなダイエットを続けていると体が栄養不足に陥り、髪が十分に成長できずに細くなったり、抜け落ちてしまったりします。
また、抜け毛など髪のトラブルに直接関係してくる原因として、「ホルモンバランスの乱れ」があげられます。
もともと女性は、髪の成長を促進する「エストロゲン」という女性ホルモンが多いため、男性よりも薄毛になりにくいのです。
しかし、ダイエットやストレス等でエストロゲンが減少すると、抜け毛や薄毛などの髪のトラブルが多くなります。
ストレスや生活リズムの乱れから、「血行不良」になる場合もあります。
血行不良になると髪に必要な栄養素が毛母細胞に届かなくなり、抜け毛や薄毛を招きます。
このように、抜け毛等の髪のトラブルと体の健康には密接な関係があります。
「健康な体をつくること」が、20代女性の抜け毛対策の鍵と言ってもよいでしょう。
そのために気をつけたいのが、次の5つのチェック項目。
1.栄養バランスを考えた食事をとる
2.質の良い睡眠をとる
3.適度な運動をする
4.早寝早起きして生活のリズムを整える
5.ストレス解消法を見つける
「いつも夜更かししている」「外食が多い」など、気づいた点があれば重点的に改善していきましょう。
繰り返すブリーチも抜け毛の原因に
20代の女性ならブリーチで明るいヘアを楽しんだり、ダブルカラーで好みの髪色に近づけたりと、おしゃれにブリーチを取り入れている方も多いでしょう。
しかしその一方で、ブリーチによって抜け毛や切れ毛、パサつきなど、髪や地肌がダメージを受けてしまうこともあります。
そもそもブリーチとは、脱色のことを言います。
薬剤によってキューティクルを開き、内部のメラニン色素を破壊することで色を抜き、髪色を明るくする仕組みです。
ブリーチをした後の髪は、髪の主成分であるケラチンや内部の水分が流出し、髪がスカスカになってしまいます。
弱く脆くなった髪は抜けたり切れたりしやすく、パサつきがちになります。
さらにブリーチを繰り返すと、ダメージはもっと深刻になり、最悪髪が溶けてしまうことも…。
ダメージは髪の毛だけではありません。
ブリーチの刺激によって、頭皮が炎症を起こして赤くなり、かゆみや痛みを感じることもあります。
このようなダメージも、抜け毛や薄毛を招く原因の1つです。
ブリーチは髪や頭皮に大きな負担をかけることになるので、避けたほうが無難です。
どうしてもという場合は、アフターケアも含めて美容師と相談しながら行うことをおすすめします。
その際は、シャンプーも刺激の少ないアミノ酸系シャンプーに変える等、できるだけ髪をいたわってあげてくださいね。
インスタント食品は減らそう
髪の毛は、毛母細胞が細胞分裂を繰り返して作り出されます。
そのとき必要なのが、栄養素。
栄養素は血液によって毛乳頭まで運ばれ、毛母細胞へと送り出されます。
しかし、肝心の栄養が不足していると、毛母細胞は髪の毛を作り出すことができなくなります。
すると、ヘアサイクルが乱れて抜け毛が増えたり、うまく成長できないまま細くて短い髪が増えて薄毛になったりするのです。
抜け毛を予防して健康で美しい髪を保つには、食生活を整えていく必要があります。
次のようなポイントに気をつけながら、食生活を改善していきましょう。
1.栄養バランスを考える
髪に必要だからと言って、タンパク質ばかり摂るというような偏った食事はよくありません。
ビタミン類も一緒に摂ることで、タンパク質を効率よく吸収することができます。
ランチが外食で野菜が少なかったときは、夕食を野菜たっぷりのメニューにするなど、1日のトータルで栄養のバランスがとれるように工夫しましょう。
2.インスタント食品は避ける
インスタント食品や加工食品、コンビニ弁当、ジャンクフードは、塩分や脂質、添加物が多く含まれています。
これらの食品を摂りすぎると、コレステロール値の上昇や血行不良を招き、頭皮環境が悪化します。
抜け毛を防ぐためにも、できるだけ避けましょう。
3.髪に必要な栄養素を意識して摂る
■タンパク質
髪の主成分はケラチンというタンパク質です。
脂の多い動物性タンパク質よりも、赤身の肉や魚、大豆などがおすすめ。
■イソフラボン
女性ホルモンのエストロゲンと似た働きをするといわれる「イソフラボン」も積極的に摂りたい食品です。
イソフラボンは大豆や豆腐、納豆、豆乳などの大豆製品に含まれています。
■亜鉛
牡蠣や牛肉、卵黄、パルメザンチーズなどに含まれている「亜鉛」は、タンパク質を合成する働きがあるため、髪の毛の生成に欠かせません。
■ビタミン
健康な体にはビタミン類が欠かせませんが、特に髪の毛に必要なのがビタミンB2とビタミンB6です。
ビタミンB2はレバー・うなぎ・牛乳・卵に、ビタミンB6はカツオ・マグロ・鮭・バナナなどに多く含まれています。
まとめ:20代女性の抜け毛対策におすすめなケアをご紹介!
20代女性の抜け毛対策は、「健康」がキーポイント。
抜け毛の増加は、ホルモンバランスの乱れや自律神経の乱れ、血行不良など、体の不調から来ている場合が多いからです。
食事や睡眠、生活リズムなどを見直して、体の中から健康になれば髪のトラブルも改善されていくはず。
20代から始めれば薄毛予防にもつながるので、日頃から心がけてみてくださいね。
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この記事を書いた人
いいねヘアケアラボ院長 成田峻輔