AGA・・・?自分でできる症状チェックと自分でできる対策について
髪のコシがなくなったり、髪が細くなったと感じているけれど、
本当にAGAなのか気になりますよね。
病院を受診して検査を受けようと思っても、
もし違ったら恥ずかしいと躊躇していませんか。
AGA(男性型脱毛症)は男性の頭頂部や前頭部・生え際の髪の毛が
どんどん薄くなる特徴があり、ゆっくり症状が進んでいくので、
気づかずに気になりはじめた頃には進行してしまっていることも
多いようです。
こちらでは、自分でできるAGAの症状チェックと
自分でできるAGA対策について解説いたします。
これってAGAかも?と思ったらまずは自分でチェックしよう
自分では症状に気づきにくいこともAGAの特徴ですが、AGAかも?
と思ったら、まずは自分でできる症状チェックをしましょう。
下記の質問でいくつ該当するのかチェックしてみましょう。
・両親や兄弟、親族に薄毛の人はいますか?
・頭皮がべたついたり、フケが多いですか?
・最近髪のハリやコシがなくなってきたと感じていますか?
・髪のボリュームが減って、以前よりスタイリングしにくくなった
・最近抜け毛が増えたと感じていますか?
・抜け毛にうぶ毛や細く短い毛が混じっていますか?
・額の生え際が後退しておでこが広くなったと感じていますか?
・つむじあたりの髪の毛が薄くなったと感じていますか?
該当する項目が何個ありましたか。
該当した項目が多いほど、AGAである可能性が高いです。
AGA症状の特徴1.軟毛化してきた
軟毛化とは髪の毛が柔らかく細くなってしまった毛のことで、
AGAだからといって必ず軟毛化するわけではないのですが、
AGAの初期症状の特徴のひとつとして可能性があります。
男性ホルモンである「テストステロン」と、前頭部や頭頂部に
多く存在する「5αリダクターゼ」が結びつき
「ジヒドロテストステロン(DHT)」に変換され、髪の毛の成長を
阻害されることによって、ヘアサイクルが乱れて髪の毛が
軟毛化してしまいます。
たとえば、髪の毛を立ち上がらせた髪型にならないと感じたら、
髪の毛が軟毛化しているかもしれません。
前頭部や頭頂部に軟毛化した髪の毛が増えてくると、
髪の毛が立ち上がりにくく、ボリュームのあるヘアアレンジが
しにくくなってしまうのです。
AGA症状の特徴2.弱い抜け毛が増えた
正常な髪の毛は男性の場合、2~5年で抜け代わるのに対し、
AGAはヘアサイクル(毛周期)が乱れることによって髪の毛が
十分に成長できずに抜け落ちてしまうのです。
ヘアサイクルが乱れて、成長する期間が短くなると髪の毛は
太く成長できないので、弱い抜け毛が増えてきてしまうのが
AGAの特徴です。
AGA症状の特徴3.生え際・頭頂部が薄くなってきた
AGAは薄くなる部分が、額の生え際から後退してくるM字型や
つむじあたりの頭頂部が薄くなっていくO字型、
髪の毛の生え際全体が後退していく前頭部型、
これらの複合型など、抜け毛がはじまるパターンがあります。
AGAの抜け毛の原因となるDHT(ジヒドロテストステロン)が
頭頂部・前頂部・生え際に多くあるので、軟毛化になりやすく
髪の毛が細くなって薄くなってしますのです。
自分でAGAの完全な判断はできないので専門家に相談すること
こちらで紹介した自分でできるAGAの症状チェックをしながら、
もしかしたら本当にAGAの可能性が高いかもと思っても
完全な判断はできません。
自己判断で思い込むよりも、放置すると徐々に進行してしまうので、
AGAかもしれないと思ったら早めに専門家に相談しましょう。
自分でできるAGAケアについて
AGAが発症しやすい体質には遺伝が関係していますが、
遺伝子を持っているからといって必ずAGAになるとは限りません。
まずは、バランスの良い食事、質の良い睡眠、適度な運動などの
生活習慣をととのえながら、適切なAGAケアを行いましょう。
・適切な洗髪で頭皮を清潔にする
フケや痒み、抜け毛の原因になる皮脂膜にたまった汚れを、正しい洗髪で
しっかり汚れを落として、頭皮を清潔にしましょう。
洗いすぎると頭皮の脂を落としすぎてしまい頭皮の乾燥につながるので、
シャンプーは1日1回にしましょう。
洗髪の手順としては、洗う前にクシを使ってブラッシングでホコリや汚れを
落としてから、指の腹を使って優しく頭皮をマッサージするように汚れを
揉みだして洗いましょう。
頭皮マッサージは頭皮の血行促進にもなるのでおすすめです。
爪を立てて頭皮を傷つけたり、洗いすぎて必要な皮脂も落として頭皮が
乾燥しないように気をつけましょう。
ワックスなどの洗い残しがないように洗ったら、
シャンプー剤をしっかりすすぎます。
すすぎ終わったら、優しく水気を吸収させるようにタオルドライします。
髪の毛は濡れている状態のときはキューティクルも開いているので、
刺激でダメージを受けないように、ドライヤーは頭部から適度に
離して、同じ場所に長く当てすぎないように根元から毛先へと
乾かしましょう。
・ツボを刺激して抜け毛予防
マッサージと併せて抜け毛を予防するツボを押してみましょう。
たとえば、頭頂部にある百会(ひゃくえ)抜け毛予防に
効果的なツボです。
指の腹を当てるようにしてツボを気持ちいいと感じるくらの強さで
押しましょう。
・紫外線対策
帽子をかぶるなどして紫外線による刺激、乾燥から
頭皮をまもりましょう。
まとめ:AGA・・・?自分でできる症状チェックと自分でできる対策について
髪の毛に対して即効性があるわけではないのですが、
AGA対策の効果を高めるためには、こちらで紹介したようなAGAケアを
行って頭皮環境をととのえたり、血流をよくしたり、体調をととのえて
本来持っている自分の治癒力をあげることは大切です。
自分でできるAGAの症状チェックをしても
AGAかどうかの正しい判断はできません。
いろいろ自分でできることを試したけど上手くいかない、
不安ばかり募るようであれば、専門家へ相談することをおすすめします。
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この記事を書いた人
いいねヘアケアラボ院長 成田峻輔