AGAになりやすい年齢は?若ければならない?
薄毛になり、一気に老けた印象になるAGA。
いつ発症するのか、
若い男性でも不安に感じている人は多いのではないでしょうか?
実際のところ、AGAは何歳ぐらいで発症するのでしょうか?
若いうちは大丈夫なのか、中年になる前でも発症することはあるのか、
多くのAGA発症前の男性が疑問に思っている点について解説します。
発症年齢は何によって左右されるのか、
また気になる対策方法もご紹介しますね。
AGAは中年以降になりやすい
薄毛は男性にとって非常に身近な、頭を悩ませている問題。
多くの男性が実際に薄毛になって改善を図る努力をしていたり、
将来に頭髪が少なくなるのではないかと不安に思っていたりしています。
特にAGAは成人男性の3人に1人が発症する、
認知度・知名度も高い薄毛です。
発症に男性ホルモンが関係していることから女性よりも男性の方が
圧倒的になりやすく、男性型脱毛症とも呼ばれます。
男性ホルモンのひとつであるテストステロンが変性して、
発毛サイクルを乱すことで引き起こされる薄毛。
全体的に薄くなったり生え際が後退したり頭頂部から薄毛が
広がったりと、特徴的な進行の進み方をします。
AGAの特徴のひとつには、発症年齢もあげられます。
AGAは断然、中年以降に発症することが多い薄毛。
年齢が上がるにつれて発症率も高くなっていきます。
またAGAには枕やタオルに多くの抜け毛が付着するという特長も
あります。
中年以降でAGAが気になる男性は、チェックしてみましょう。
40代以降の年齢になると飛躍的に割合が上がる
中年以降でも、40代以降の年齢になると
AGAの発症率は格段に上がります。
30代では12%であった発症率が、
40代になると32%に跳ね上がるという調査結果も。
9人に1人から3人に1人へと、
AGAになる男性の割合が3倍に増えることになりますよね。
40代以降にAGA発症率が上がることの原因として考えられるのは、
やはりストレス。
40代以降になると仕事では役職に就くなど、
責任ある立場になりますよね。
プライベートでも子供の進路や老後の生活設計といった問題に
直面するようになります。
公私ともにストレスを抱えることになり、
その影響で体にさまざまな不調が生じます。
AGAも発症しやすくなるのですね。
AGAや他の脱毛症も年齢が若くても起こることがある
中年以降、とくに40代以降に発症することが多いAGAですが、
若いうちに発症しないわけではありません。
先述の調査では20代でも6%の男性が
AGAを発症しているという結果が出ています。
また10代でもAGA発症率は0%ではないので要注意。
若いからAGAとは無関係というわけではないのです。
またAGAではない他の脱毛症も、若いうちに発症することがあります。
AGAと同じように多くの男性を薄毛で悩ませている円形脱毛症は、
発症と年齢は無関係だとされています。
子供や赤ちゃんでも円形脱毛症を発症することがあるのが、その証拠。
薄毛の悩みは中高年者だけのものではないことを忘れると、
後で悔やむことになってしまうので気をつけましょう。
遺伝や生活習慣によって発症が早まることも
若いうちにAGAを発症してしまうのは、
どのような原因からなのでしょうか?
AGAを発症させる原因のひとつにはストレスがあると述べましたが、
遺伝もAGAになる原因のひとつ。
正確にはAGAになりやすい体質が遺伝することが、
AGAの原因のひとつになるとされています。
生まれつきAGAになりやすい体質であることで、
発症も早まる可能性が。
AGAの父親や祖父がいる男性は、十分に気をつけましょう。
また生活習慣もAGA発症に関係しています。
不規則な生活を続けていると自律神経などに乱れを生じさせ、
ホルモン分泌にも異常を引き起こします。
栄養を無視した食事、喫煙、アルコールの過剰摂取なども
NGな生活習慣。
AGAを引き起こしやすくし、発症年齢を低くする恐れがあります。
年齢が若いうちからAGA対策を始めよう!
若いうちでも発症することのあうAGAは、
対策も早めに始めることが肝心です。
まだ中年でないからと言って油断せず、
20代や30代前半のうちからスタートしましょう。
AGA対策として有効なのは、体に良い生活習慣を身につけること。
規則正しい生活をして、健康を維持しましょう。
食事ではAGA予防に役立つたんぱく質・ミネラル・ビタミンを
十分に摂取し、かつバランスにも注意することが大切です。
禁煙や節煙、節度のある飲酒にも努めましょう。
睡眠不足もAGA発症リスクを高めます。
十分な睡眠時間を確保すること、
睡眠の質を高めることにも取り組みましょう。
適度な運動も心がけて下さいね。
まとめ:AGAになりやすい年齢は?若ければならない?
AGAは中年以降に多く発症する男性の薄毛。
とくに40代以降になると発症割合が格段に高くなります。
しかし30代前半や20代という若狭でも発症する可能性はあるので、
要注意。
遺伝的要素を持っていたり不健康な生活を送っていたりする男性は、
十分に気をつけましょう。
AGAの発症を遅らせるためには、
生活習慣の見直し・改善が効果を発揮します。
生活リズムを整えたり食事内容に気をつけたりして、
若くしてAGAになることを防ぎましょう。
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この記事を書いた人
いいねヘアケアラボ院長 成田峻輔