薄毛のメカニズムは症状によって違う?毛周期が乱れる原因

薄毛になったら、育毛剤でも使えば改善するだろう

思っていませんか? 

 

薄毛対策は、ただやみくもに行っても結果につながりません。 

 

「なぜ薄毛になるのか?」というメカニズムや、

毛周期が乱れる原因を正しく理解しなければ、

自分に必要な対策もわからず、成果に結びつきにくいのです。 

 

まずは、それぞれに異なる薄毛の原因とメカニズムを

理解することが大切。 

 

今回は、さまざまな薄毛のメカニズム、

薄毛と毛周期との関係について解説いたします。 

 

女性の薄毛のメカニズムには色々な要因がある

薄毛のメカニズムというと、

「このタイプの薄毛は〇〇が原因で、こういうメカニズムで薄毛になる」

と明確に説明できるものと思われるかもしれません。 

 

しかし実際は、同じ種類の薄毛であっても人によって原因が

っていることもあります。 

 

とくに女性の薄毛は、複数の要因が重なり合っている場合が

多いのです。 

 

たとえばFAGA(女性男性型脱毛症)の女性が2人いたとします。 

 

2人とも「ホルモンバランスの乱れ」が関係しているところは

共通していても、一方「ストレスから来る血行不良」

もう方は「睡眠不足」の影響を受けているというケースも

あるのです。 

 

こういった場合、ホルモンバランスの乱れという要因だけに

着目して対策を行っても、他の要因は解消されていないわけ

ですから、結果も出にくくなります。 

 

女性の薄毛のメカニズムにはさまざまな要因があり、

それらが複数重なって薄毛を引き起こしている場合が

多いことを覚えておきましょう。 

 

ホルモンバランスの乱れや加齢による部分も大きい

ホルモンバランスの乱れ加齢

女性薄毛のメカニズムの大きな要因となっています。 

 

このホルモンバランスの乱れや加齢と関係しているのが、

「FAGA」です。 

 

FAGAとは女性男性型脱毛症のことで、

AGA(男性型脱毛症)の女性版です。 

 

20~30代で発症することもありますが、

多くの場合は40代以降に発症します。 

 

その理由は、40~50代になると

加齢によるホルモンバランスの乱れが生じやすくなるからです。 

 

女性には「エストロゲン」「プロゲステロン」という

2つの女性ホルモンが分泌していますが

そのうちエストロゲンは「美のホルモン」と呼ばれており

女性らしい体や健やかで美い髪肌を作っています。 

 

ところが、女性ホルモンの分泌は20代後半から

30代前半がピークで、それ以降は減少していく一方です 

 

とくに40代に入ると分泌量が急激に減ってい

ホルモンバランスの乱れを引きおこします。 

 

徐々にエストロゲンの恩恵を受けられなくなるにつれて、

やせ細ってコシを失い、抜け毛の増加や薄毛へと

つながるのです。 

 

また、女性ホルモンが減少したことによって、

これまでよりも男性ホルモンの影響を受けやすくなることも

薄毛の要因となっています。 

 

ホルモンバランスの乱れは、加齢以外にも「妊娠・出産」、

「過度なダイエット」、「ストレス」、「生活習慣の乱れ」

などによっても起こりやすくなります。 

 

加齢の影響を受けにくいはずの20~30代で

FAGAを発症する女性がいるのは、このような理由からです。 

 

毛周期が乱れてしまうメカニズム

薄毛のメカニズムを理解する上で欠かせないのが、

毛周期(ヘアサイクル)です。 

 

毛周期とは髪が生え、成長し、やがて抜け落ちるという

一連のサイクルのことを言います。 

 

毛周期には、「成長期」・「退行期」・「休止期」の3つのステージ

があり、女性の場合は4~6年で1周します。 

 

このうち「成長期」は、髪が太く長く成長する重要な時期で、

毛周期の中で最も長く2~6年続きます。 

 

ところが、何らかの原因によって毛周期が乱れ、

成長期が短縮してしまうことがあります。 

 

成長期が短くなると髪は十分に成長できなくな

徐々にやせ細ボリュームが減っていきます 

 

さらに抜け毛が増加、新しい髪がなかなか

生えてこなくなるため、薄毛が進行していくのです。 

 

毛周期の乱れを引き起こす原因は、

次のようなものがあげられます。 

 

・ホルモンバランスの乱れ 

・加齢 

・ストレス 

・生活習慣の乱れ 

・頭皮の血行不良 

・季節 

 

この中で、加齢や季節のように自分ではどうしようもないものも

ありますが、それ以外は見直しや改善を行うことで毛周期の乱れを

防ぐことも可能です。 

 

「髪が細くなった」、「ハリ・コシがなくなった」、

「抜け毛が増えた」などの症状があるときは、

毛周期が乱れていると考えられるので、

思い当たる原因を解消できるように対策を行いましょう。 

 

ダイエットや誤った頭皮ケアにも注意

女性に多く見られる薄毛の原因の一つに、

「ダイエット」があります。 

 

バランスよく食べて運動するダイエットなら問題ありませんが、

極端に食べる量を減らしたり、特定のものだけ食べ続けたり

するような過度のダイエットは薄毛をまねきます。 

 

そのメカニズムを解説いたしましょう。 

 

私たちの髪の毛は、食べ物から得た「栄養素」を

原料として作られています。 

 

髪の主成分である「ケラチン」の合成に必要なのが、

「たんぱく質」や「亜鉛」、「ビタミン」です。

 

食事でこれらの栄養素を摂取できなければ

原料が足りないわけですから健康な髪を作りだせなくなります。

 

髪が生えても太く長く成長できないためやせ細ってしまい、

抜け毛が増えるのです。 

 

また、鉄分が不足すると血液中のヘモグロビンが作れ

酸素の運搬が滞るため、全身の細胞に酸素が

行きわたらなくなります。 

 

すると毛母細胞も酸素不足の影響を受けて髪の生育に

支障をきたし、薄毛になってしまうのです。 

 

健康で丈夫な髪を保つためには、

栄養バランスのとれた食事が欠かせません。 

 

過度なダイエットや栄養の偏った食生活による栄養不足は、

薄毛の原因となるので注意しましょう。 

 

もう一つ、知っておきたいのが「誤った頭皮ケア」

薄毛の原因になり得るということ。 

 

とくに薄毛の方に多く見られるのが、

合成シャンプーによる頭皮環境の悪化です。 

 

CMや広告でよく見かけるシャンプーや、ドラッグストアに

置いてあるものの大半は、「合成界面活性剤」

使用した合成シャンプーです。 

 

合成シャンプーは洗浄力が非常に強く、皮脂をとりすぎる傾向が

あるため、頭皮の乾燥をまねきます。 

 

また、シャンプーに含まれている合成界面活性剤は刺激が強く、

頭皮の炎症やかゆみ、フケなどを引き起こすこともあります。 

 

頭皮は髪が生えて成長していく土台となる場所なので、

このような頭皮環境の悪化は髪の生育に悪影響を及ぼし

抜け毛の増加や薄毛へとつながります 

 

髪のためには、髪と同じ成分を使用した

「アミノ酸系シャンプー」がおすすめ! 

 

アミノ酸系シャンプーは皮脂をとりすぎることもなく、

髪と地肌優しく洗い上げることができます。 

 

シャンプーはつけ過ぎず、よくすすいですすぎ残しが

ないようにしましょう。 

 

また、シャンプー後はドライヤーで乾かすのが鉄則。 

 

髪を濡れたままにしていると、頭皮の蒸れや雑菌の繁殖をまねき

薄毛につながることもあるので注意してくださいね。 

 

まとめ:薄毛のメカニズムは症状によって違う?毛周期が乱れる原因

薄毛にはさまざまな原因があり、

それによって薄毛になるメカニズムも異なるもの。

 

そのため、対策をする前にまずは薄毛に関して正しい知識を

得ることが大切です。 

 

女性の薄毛によくある要因「ホルモンバランスの乱れ」は、

加齢だけでなく、ストレスやダイエット、

生活習慣の乱れなどもきっかけになり得ます。 

 

薄毛になる要因を作らないように心がけて生活することは、

健康や美容にもよい影響を与えるはずです。 

 

栄養バランスのとれた食事や生活習慣の見直し、

髪によいシャンプー選びなどを実践し、

薄毛の予防・改善に努めましょう。 

 

 

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この記事を書いた人

いいねヘアケアラボ院長 成田峻輔

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