その薄毛もしかしたら思い込みかも?気になる薄毛の定義
なんだか、最近、髪型が決まらない。
これって、薄毛のはじまり?
昔は、薄毛=男性というイメージでしたが、
近年は、女性でも薄毛に悩む人が増えてきています。
女性用ウィッグのCMを目にする機会も増えてきていますし、
女性の薄毛もめずらしいことではありません。
でも、本当に薄毛がはじまっているのでしょうか。
素人判断で、間違った薄毛ケアをしていると、
かえって髪の毛や頭皮にダメージを与えることにもなりかねません。
そもそも薄毛とは何か?どういう状態が薄毛なのか?
病院に行くべきタイミングはいつなのか?
知っておくと安心な薄毛の知識について解説いたします。
薄毛の約3割は思い込み!?
シャンプーや朝のブラッシング時に、髪の毛が多めに抜けると、
ちょっと不安になりませんか?
若い頃には気にしていなかった抜け毛が、
最近気になってしょうがない。
なんだか、髪のボリュームも減ってきたような気がする。
そういえば、女性のウィッグも最近増えてきているし、
もしかして、私も薄毛のはじまり?
こんな風に考えれば考えるほど、不安に陥りそうですね。
でも、実は「薄毛」と思い込んでいる人の3割は、
「薄毛」ではないというデータがあるのをご存知でしょうか?
薄毛クリニックなどによると、治療に訪れる人の約3割は
「薄毛」ではなく、健康な頭髪の持ち主だそう。
なぜ、こんな間違った思い込みが起きるのでしょうか。
そもそも「薄毛」ってどういう状態のこと?
近年、AGAの薬の開発が進み、薄毛も治療できる時代になりました。
また、ウィッグの技術も進歩し、男性だけでなく、女性用ウィッグも
おしゃれなものが増えています。
それだけ、薄毛に悩む人が確実に存在しているのです。
特に更年期を迎えた女性は、女性ホルモンの分泌の減少とともに、
薄毛が進行するというデータもあり、年齢を重ねるごとに、
薄毛対策を講じる必要性がありそうです。
でも、本当に今のあなたは薄毛でしょうか?
そもそも、薄毛は何を目安に判断したらいいのでしょうか。
まずは、以下の項目をチェックしてみてください。
1.頭皮が赤くなっている。硬い。かゆいなどの症状がある。
2.抜け毛の量が多い。
3.抜け毛に短い毛がある。
まず、1の頭皮が赤い、硬い。こういった症状があれば、
血行不良のおそれがあります。
栄養は血管で運ばれているので、頭皮の血流がスムーズでないと、
栄養が行きわたらず、髪の成長が妨げられます。
また、かゆみやフケなどは、老廃物が毛穴にたまって皮膚を
刺激していると考えられます。
2.抜け毛の量が多い。
人の毛は、毎日50本から100本は抜けていきます。
これは正常の範囲以内ですが、朝起きた時に、
枕に数十本抜け毛がある時は、要注意です。
4~5月、9~10月ごろは、抜け毛の量も増える時期なので、
あまり神経質に考えなくてもいいでしょう。
抜け毛の本数を数えるのは現実的ではありませんので、
抜けた毛の形状に着目しましょう。
根元が白く、丸みを帯びていれば、健康な抜け毛。
根元が細く、ふくらみがない場合は、髪の毛の栄養不足と
ヘアサイクルに乱れが起きているかもしれません。
3.抜け毛に短い毛がある。本来、短い毛は、抜けません。
もし、抜け毛の中に、短い毛が混ざっているようであれば、
髪の寿命が短くなっている可能性があります。
薄毛かも!?過度に思い込んで心配しすぎるのは×
一度、気にしだすと少しの変化でも不安になるものです。
見た目に大きな変化がないようであれば、過度な心配をするのは
かえって、キケンです。
薄毛は、「遺伝」「ホルモンバランスの乱れ」「生活習慣」とともに、
「過度なストレス」が原因と言われています。
ストレスがなぜよくないのか。過度なストレスは、筋肉が収縮して、
血行が悪くなるおそれがあります。
また、自律神経の働きも鈍くなり、髪に必要な栄養分が
十分に行き届きかなくなる心配もあります。
薄毛を心配することで、薄毛を引き起こしてしまっては、
意味がありません。
病院にかかった方がよい場合について
考えすぎない方がいいとは言っても、
病院に行った方がいいケースもあります。
円形脱毛症を発症している人や頭皮トラブルがある人、
過度なストレスを抱えている人は病院で治療を受けましょう。
円形脱毛症や頭皮トラブルの場合は、皮膚科を受診しましょう。
過度なストレスを抱えている人は、心療内科や精神科などに
相談してもいいでしょう。
薄毛を思い込むより、現状頭皮環境はどうなっているかを毛髪診断士に確認してもらおう
それでも自分が薄毛なのかどうか、専門家に確認してもらいたい。
そんな時は、毛髪診断士が在籍する薄毛専門院に相談しましょう。
毛髪診断士は、毛髪のプロ。頭皮環境を確認してもらうことで、
現状がわかれば、対策が立てられますし、薄毛ではないと分かれば
安心です。
素人判断で間違った薄毛ケアをすると、
かえって薄毛を進行させることになりかねません。
薄毛かも、と不安に感じたら、
毛髪診断士のいる薄毛専門院に相談しましょう。
まとめ:その薄毛もしかしたら思い込みかも?気になる薄毛の定義
薄毛を心配して、クリニックに駆け込んだ人の3割は、
健康な髪の毛の持ち主だったというデータがあります。
薄毛は、ゆっくりと進行していくので、
パッと見た目でわかりにくいので、
なかなか自分では判断しにくいですね。
薄毛を判断する目安は、以下の3つ。
1.頭皮が赤くなっている。硬い、かゆみがある。
2.抜け毛の量が多い。
3.抜け毛に短い毛がある。
1.は頭皮の血行不良の可能性があります。
栄養は、血管で運ばれるので、血行不良だと髪を育てる栄養が
行きわたっていない可能性があります。
2.は毛は、1日に50本~100本抜けるのは正常なので、
あまり気にしなくていいのですが、朝、枕に数十本の抜け毛が
あるようであれば、要注意。
また、抜け毛の根元が細く、ふくらみがない場合は、
ヘアサイクルの乱れが起きている可能性があります。
3.は本来、短い毛は抜けません。抜け毛の中に、
短い毛が混ざっているようであれば、
髪の寿命が短くなっているかもしれません。
あまり心配しすぎるのは、かえってキケンです。
薄毛は、過度のストレスも原因の一つと言われています。
円形脱毛症や頭皮トラブル、過度なストレスの場合は、
病院にかかりましょう。
それ以外で、薄毛の心配がある場合は、毛髪診断士のいる
薄毛専門院で頭皮環境をチェックしてもらうと安心です。
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この記事を書いた人
いいねヘアケアラボ院長 成田峻輔