円形脱毛症になりやすい性格ってあるの?

円形脱毛症は髪の毛が突然抜けて、

脱毛の数や大きさ、範囲はさまざまで、

年齢や性別に関わらず誰でも発症する可能性がある病気です。

見た目が変わる病気なので、

人の目を気にしすぎたり悩み過ぎたりすること自体が

ストレスとなって悪循環を引き起こし、

脱毛を悪化させることにつながってしまうこともあります。

 

こちらでは、円形脱毛症になりやすい性格や気にしすぎないように

息抜きをする方法について薄毛専門いいねヘアケアラボがお伝えいたします。

 

円形脱毛症の原因は解明されていないもののストレスがひとつの要因として考えらえる

円形脱毛症になる原因は

精神的なストレスのためだと思われていたのですが、

脱毛が起きている組織を調べてみると、

Tリンパ球が毛根部を攻撃していることが認められ、

現在では円形脱毛症は免疫機能の異常

原因として考えられて対策がすすめられています。

 

私たちの体には、細菌やウイルス、

ほこりや汚染物質などの外部からの侵入物を

攻撃する働きがある「Tリンパ球」が異質なものを攻撃して、

体を守ってくれる「免疫」と呼ばれる機能があります。

 

円形脱毛症は、

Tリンパ球が髪の毛がつくられている毛母細胞を攻撃してしまい、

毛根がダメージを受けることで成長が止まり、

突然健康な髪の毛が抜け落ちてしまうと考えられています。

しかし、正常な毛母細胞を

異物と勘違して攻撃してしまう免疫機能の異常が起こるのかは

解明されていません。

 

現在ではストレスは円形脱毛症になる直接的な原因ではなく、

誘発するきっかけのひとつと考えられています。

過度なストレスが続くと自律神経のバランスを崩し、

結果として円形脱毛症を誘発する可能性があるのです。

 

円形脱毛症になりやすい性格とは?

ストレスを感じやすい性格には、

競争心が強くせっかちで、

イライラしやすいタイプと真面目で几帳面、

何でも我慢しがちなタイプがあります。

 

円形脱毛症を発症する人の性格は後者の傾向が強いタイプで、

真面目で几帳面な人が多く、

ストレスをためやすいと言われています。

 

ストレスをためやすい人は、

他人の目を気にしすぎて自分のことを悪く評価してしまい、

自分の感情を抑え込んでしまう傾向があります。

一方、自分の意見や感情を適切に表現できて

何事もなかったかのようにマイペースな人

ストレスを感じにくいのです。

 

ストレスをためこみやすい性格だと感じているならば、

まずは自分の考え方の癖や感情を意識してみましょう。

参考:

https://style.nikkei.com/article/DGXNASFK0800Q_Y1A201C1000000/

 

気にしすぎない・悩み過ぎないようにしよう

朝起きると枕にたくさんの髪の毛が抜けていたり、

シャワーを浴びるたびに髪の毛がたくさん抜けたりすると、

さすがに気になってしまいますよね。

 

しかし、脱毛のことを気にしすぎたり、悩み過ぎたりすると、

病気自体がストレスとなって悪循環になってしまい、

脱毛を加速させることにつながるのです。

 

自律神経は内臓や呼吸などの活動を調整するために

24時間働き続けている神経で、

昼間や活動しているときに活発になる交感神経と

夜間やリラックスしているときに活発になる

副交感神経があります。

 

交感神経は、全身を興奮させる神経で血圧を上げたり、

血管を収縮させたりする働きがあり、

副交感神経は体を回復させる神経

免疫機能を正常にする作用があります

 

過度なストレスを感じ続けると

自律神経のバランスが崩れて交感神経が優位になってしまうため、

血管を収縮させて頭部への血流が悪くなったり、

免疫機能が低下してしまったりします。

 

「なんだか眠れない」

「眠っているのに疲れがとれない」

「胃の調子が悪い」

「なぜか胸が苦しい」などの不調を感じているのであれば、

自律神経が乱れて免疫力が低下しているかもしれません。

 

性格はすぐに変えられるものではないので適度な息抜きを

気にしすぎる性格を変えて悪循環を断ち切りたいけれど、

すぐに変えられるものではないですよね。

 

脱毛のことばかり考えこんでしまったら

考え方や行動を少しだけ変えて、楽しいこと、

好きなことを頭に思い浮かべて副交感神経を働かせてみましょう。

脳は自分の頭の中で、

楽しいことや好きなことを思い浮かべると、

自分が今実際にやっていることだと勘違いしてくれるので、

体をリラックスすることができるのです。

 

運動には、副交感神経を高めて免疫力を上げる効果があります。

リズミカルな運動は、副交感神経の働きを高めて

自律神経のバランスをとる作用がある

セロトニンを増やす効果があるので、

ウオーキングはおすすめです。

深呼吸や瞑想など、深く呼吸することもリラックスできます。

 

今の状況を変える小さな変化を起こして行動を変えて、

息抜きをしてみてはいかがでしょうか。

たとえば、「多発性脱毛症」を患ったことをきっかけに

ヘッドスカーフ開発の事業を始めた角田さんは、

苦しかった状況を変えるために

「オシャレをもっと楽しみたい」という小さな変化から

ヘッドスカーフを作るという行動につながったのでしょう。

参考:

髪を失っても、おしゃれを楽しみたい。多発性脱毛症をきっかけに肌に優しいシルクでヘッドスカーフをつくる角田真住さん

https://www.asahi.com/articles/ASK5M5472K5MUHNB00V.html

 

かつらやスカーフ、バンダナ、

帽子を着用したり、メイクの方法を変えるなどで

おしゃれを楽しむこともおすすめです。

おしゃれをして気の合う友人や家族と

ランチやおしゃべりをしたり、

買い物を楽しんだりしてみてはいかがでしょうか。

脱毛を気にしすぎて消極的な生活を送り、

脱毛を加速しているのであればもったいないですよね。

 

まとめ:円形脱毛症になりやすい性格ってあるの?

気にしすぎを減らしてストレスを解消することは、

自律神経を整えて免疫力をアップすることにつながるので、

円形脱毛症を緩和するために効果的です。

 

ストレスをためこみやすい性格はすぐには変えられないので、

脱毛のことを思い出す暇もないほど趣味に没頭する、

楽しいことを考える、軽い運動をする、

おしゃれを楽しむなど息抜きをしましょう。

 

ストレスを溜めないために、体質から対策をすることも大切です。

https://名古屋薄毛治療.com/stcat/円形脱毛症-2/

 

 

 

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この記事を書いた人

いいねヘアケアラボ院長 成田峻輔

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