高校生でも円形脱毛症になる?子供が円形脱毛症となるケースも

円形脱毛症は、

突然髪の毛が抜けて丸い脱毛斑ができる病気です。

発症するのは大人だけというイメージがありますが、

中学生や高校生といった子供が

円形脱毛症になることもあるのでしょうか?

 

何の前触れもなく突然、髪の毛が抜ける病気ですから、

自分にできても驚きますが、

我が子にできたとしたら、

そのショックは計り知れないことでしょう。

 

そこで今回は、

中学生や高校生などの子供にも起こり得る

円形脱毛症について薄毛専門のいいねヘアケアラボが解説します。

円形脱毛症は中学生や高校生を含む若い層にでも起こり得る

円形脱毛症は中学生や高校生など若い層にも

発症することがあるといいます。

 

どのような人種の人でも、

年齢や男女差なく

起こり得るのが円形脱毛症の特徴です。

 

つまり、子供であっても大人であっても

円形脱毛症になることはあるのです。

いつ誰が発症してもおかしくない、

誰にでも発症する可能性がある病気だと

覚えておきましょう。

 

円形脱毛症の方に最も多いのは、

1箇所だけ脱毛する「単発型」と呼ばれるタイプです。

 

単発型の多くは、

1年以内には自然に治癒するといわれています。

しかし、アトピー素因自己免疫疾患、遺伝的要素があると、

重症化する傾向が高くなるので注意が必要です。

 

円形脱毛症の方の40%以上

家族を含めると54%の方に

アトピー素因があったというデータがあります。

 

本人や家族に

アトピー素因を持つ人がいないかどうか確認してみましょう。

 

アトピー素因とは、

アトピー性皮膚炎アレルギー性鼻炎、気管支炎

などのアレルギー疾患のことをいいます。

 

アトピー素因を持っている場合、

重症化する可能性や再発のリスクも高くなるので、

注意するようにしましょう。

 

参考:

https://www.dermatol.or.jp/uploads/uploads/files/AA_GL2017.pdf

 

小学生~高校生など若い層で円形脱毛症になってしまう原因は

小学生や中学生、高校生などの若い層の人でも

「円形脱毛症」になる可能性があります。

その原因は何なのでしょうか?

 

円形脱毛症はストレスが原因と思われていますが、

実は自己免疫疾患の一つであると考えられています。

 

自己免疫疾患とは、

本来自分の体を守るべき免疫細胞が、

何らかの異常をきたすことによって起こります。

外から入ってきた異物を攻撃するはずの免疫細胞が、

正常な自分自身の細胞を攻撃してしまうのです。

 

円形脱毛症の場合は、

毛根が攻撃されてしまうことで髪の毛が抜ける病気です。

 

しかし、なぜ免疫細胞に異常が

起こるのかは解明されていません。

 

遺伝的要素アトピー素因

他の自己免疫疾患を持っていたりすると、

発症する確率が高くなるようです。

 

また、ストレスも発症するきっかけになるといわれています。

強い精神的ストレスを長時間受けていると、

自律神経やホルモンバランスが乱れ、血行不良を招きます。

 

頭皮の血行が悪くなると、

髪の毛に十分な栄養が届かなくなり、

それが脱毛につながると考えられているのです。

 

大人ばかりではなく、

今は子供もさまざまなストレスを抱えています。

 

中学生や高校生ともなると学校だけでなく、

習い事や塾でのストレス、

部活や友人関係、受験や進学でのストレスなど、

親が知らないことで悩んでいる子供も少なくありません。

 

特に、子供から大人になる思春期の中学生や高校生の場合は、

悩みが深刻化するケースも。

 

子供がSOSのサインを出していないか、

親は常に見守ってあげることも大切ですね。

 

さまざまなことが原因となって起こる円形脱毛症ですが、

抱え込んでいるストレスが発症の引き金となることもあります。

 

小学生などの子供や中学生、高校生といった

若い層で円形脱毛症になってしまった場合、

ストレスが関係していることも多いので、

子供の様子や変化には普段から気をつけるようにしましょう。

 

子供が円形脱毛症となった時に親はどのような対応をすればいい?

子供が円形脱毛症になったとき、

親はどのように対応すればいいのでしょうか?

 

脱毛部分が小さく1つだけのときは、

それほど神経質になる必要はありませんが、

急に大きく広がってきたり、

脱毛箇所が増えてきたりしたときは要注意です。

 

放っておくと脱毛斑が複数できる

「多発型」に移行してしまうこともあるので、

注意しましょう。

 

中学生や高校生は、本来はげる心配などない年代ですから、

子供が「このままでは、はげてしまうのでは…?」と

不安になるのも無理はありません。

 

これ以上、はげない方法はないかと悩んでいる子供も

多いでしょう。

 

はげない方法は見つからないとしても、

髪の毛が生えやすい環境づくりはできます。

 

円形脱毛症の中学生・高校生の子供に

親がしてあげられることは、

髪に必要な栄養がバランスよく摂れる食事や

髪に優しいアミノ酸シャンプーへの切り替え、

落ち着ける生活環境を整えることなどです。

 

健康な髪のためには、適度な運動を取り入れることや、

上質な睡眠をとることも大切だということ

伝えてあげましょう。

 

空いた時間に、髪によいツボ押しなどをやってあげるのも

いいかもしれません。

 

また、頭の髪の毛が全部抜けてしまう「全頭型」や、

髪の毛以外の体毛も抜けてしまう「汎発型」になると、

完治するのは難しくなり、対策期間も数年以上と長期に及びます。

 

脱毛部分が広範囲になると、

髪型などでは隠しきれなくなってしまいますよね。

 

円形脱毛症ができたことを

明るく笑い飛ばせる子なら良いですが、

おそらく脱毛部分が目立つことにストレスを感じ、

周りの目が気になってしまう子供の方が多いでしょう。

 

そんなときは、一番近くにいる親が

愛情深く接してあげることも重要です。

 

円形脱毛症は

重症タイプになると治るまでに時間がかかるため、

期間中のケアも大切になります。

 

いくら明るい子供であっても、

円形脱毛症のストレスを感じながら

毎日学校に通うのは、本人も辛いものです。

 

とくに中学生や高校生など思春期の子供にとっては

容姿が気になるもの。

 

広い範囲で脱毛しているときは、ウィッグなどを利用して

少しでもストレスを軽減できるように、

サポートしてあげられるといいですね。

 

症状がひどいときは学校などにも連絡し、

いじめられていないか見守ってもらうように

お願いしてみましょう。

 

また、脱毛部分が目立たないような髪型を一緒に考えたり、

オシャレ感覚で帽子やウィッグなどを試してみたり、

対策にも前向きに取り組めるよう工夫してあげることも大切です。

 

中学生や高校生の円形脱毛症はどこに相談すればいい?

中学生や高校生が円形脱毛症になったときは、

どこに相談すればいいのでしょうか?

 

中学生や高校生に限らず、お子さんが

円形脱毛症になったときは、

薄毛の専門家に相談するのが一般的です。

 

最近は薄毛やAGA専門のクリニックなども増えていますが、

子供の円形脱毛症は

大人の薄毛やAGAとは原因も対策法も異なりますので、

専門家に相談するのが良いでしょう。

 

専門家を探すときは、円形脱毛症の症例を扱っているか

確認してから行かれることをおすすめします。

 

いいねヘアケアラボは名古屋、東京、大阪の3院で全国から円形脱毛症に悩まれるユーザー様の相談にのっています。

お薬やステロイドを使わず体質から整えるアプローチを行なっています。

よければ円形脱毛症の専用ページをご覧ください。

https://名古屋薄毛治療.com/stcat/円形脱毛症-2/

 

まとめ:高校生でも円形脱毛症になる?子供が円形脱毛症となるケースも

円形脱毛症は小さい子供や中学生、高校生でも、

誰にでも起こり得る病気です。

 

自己免疫疾患の一つといわれていますが、

本人や家族にアトピー体質の人がいる場合は、

重症化する傾向があるので注意が必要です。

 

また、子供の円形脱毛症は、

ストレスが原因となっていることも多いものです。

様子に変化はないか、

普段から気をつけておくことも大切ですね。

 

自分の子供が円形脱毛症になると、

親としては「本当に治るの?」と心配になりますよね。

 

しかし、親以上に子供も不安になっているはずなので、

はげない方法を探すというよりも、

髪が生えやすい環境づくりを目指して

愛情深くサポートしてあげるようにしましょう。

 

 

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この記事を書いた人

いいねヘアケアラボ院長 成田峻輔

 

 

 

 

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