亜鉛が不足すると円形脱毛症になりやすくなるかもってホント?

亜鉛は健康を維持するために

必要な必須ミネラル16種のうちのひとつで、

皮膚や粘膜の健康を守る免疫細胞の働きや

タンパク質エネルギー代謝を助ける働きを持っています。

 

亜鉛が不足すると

健康を維持できずに様々な体の不調が現れます。

 

今回は、

名古屋・東京・大阪で薄毛専門で体質を整える施術をおこなう

いいねヘアケアラボが、

亜鉛と円形脱毛症の因果関係や亜鉛不足によって

髪の毛の成長に及ぼす影響について解説いたします。

 

円形脱毛症と亜鉛因果関係は解明されていない?

亜鉛不足が原因である

「亜鉛欠乏症」では、

 

皮膚炎、脱毛、味覚異常、貧血、口内炎、

感染しやすくなる易感染症、

骨が弱くなる骨粗しょう症

 

などの症状があります。

 

円形脱毛症と亜鉛の因果関係は

はっきりしてないこともありますが、

亜鉛不足による皮膚の

「炎症」が「脱毛」と関係していると考えらえています。

 

亜鉛が不足すると皮膚の炎症が起きやすくなり

頭皮で炎症が起きると

抜け毛の原因となって円形脱毛症につながると考えられています。

 

日本臨床栄養学会がつくっている

「亜鉛欠乏症の診療ガイドライン」には、

亜鉛が不足すると脱毛の症状が起こるとされています。

 

参考:http://jscn.gr.jp/pdf/aen2018.pdf

 

亜鉛不足は髪が抜けやすくなることも

 

亜鉛不足

髪の毛が抜けやすくなる原因のひとつになります。

 

髪の毛の主成分はケラチンというタンパク質です。

 

タンパク質はアミノ酸に分解、

再合成されてケラチンになりますが、

ケラチンへ再合成するときに

亜鉛ビタミンB群が必要になります。

 

再合成に必要な亜鉛が足りなければ、

たんぱく質があっても髪の毛が

作り出せないということですね。

 

亜鉛が不足すると髪の毛のハリやツヤがなくなったり

髪の毛が抜けて

新しい髪も作られにくくなるため

薄毛につながってしまうのです。

 

サプリや食品で亜鉛や鉄分を摂取しよう

亜鉛は体内にとどめておくことが難しく

体内でつくることができない栄養素なので、

毎日食事でとる必要があります。

 

亜鉛を多く含む

貝類肉類、豆類、卵、チーズ、アーモンドなどを

食事に取り入れましょう。

 

食品100gあたり含有量で、

牡蠣(13.2mg)、煮干し(7.2mg)、豚レバー(6.9mg)

などの食品に多く含まれています。

 

髪の毛にいいと分かっていても、

毎日牡蠣や豚レバーを食べたり、

煮干しからだしを取るのは難しいですよね。

 

仕事の合間などに亜鉛を手軽に補給したいという場合には

サプリメントがおすすめです。

 

亜鉛が髪の毛にとって良い栄養素だとしても、

摂り過ぎると嘔吐、頭痛、食欲不振、下痢などの症状や

免疫力の低下を

引き起こしてしまうことがあるので注意しましょう。

 

亜鉛の1日の推奨摂取量は、

成人女性の場合は8mg、妊婦は10mg、授乳婦は11mgです。

 

参考:

亜鉛を含む食品

 

髪の毛に必要な栄養分を頭皮へ送る働きがある

鉄分も食事に取り入れましょう。

 

全身に酸素と栄養を運ぶ働きをしていてヘモグロビンは、

鉄を含む「ヘム」

たんぱく質でできている「グロビン」からできています。

 

鉄分不足になると頭皮へ栄養が送られなくなり、

細胞分裂を繰り返して

毛髪を作り出す毛母細胞に栄養分が届かなくなると、

髪の毛が成長できず、

やがては細くなって抜け毛になってしまうのです。

 

女性の場合、月経周期妊娠中

産後の際は特に鉄分不足になることが多いので、

亜鉛が頭皮へ届くように鉄分も摂るようにしましょう。

 

亜鉛だけではない!髪に良いとされている栄養素とは?

たんぱく質や亜鉛、鉄のほかにも、

髪の毛を太く成長させるために必要な栄養素があります。

 

ケラチンへ再合成するときに

必要な亜鉛の吸収率をあげてくれるビタミンB6ビタミンC

ビタミンB6をサポートするビタミンB2など、

血行や新陳代謝、抗酸化作用のはたらきを持つ

ビタミン群も同時に食べるようにしましょう。

 

参考:http://www.tmu-ph.ac/recovery/02.php

 

逆に亜鉛の吸収を妨げてしまう栄養素もあります。

 

植物性食品に多く含まれる

食物繊維全粒粉のパンシリアル類

豆類に多く含まれるフィチン酸

加工食品に多く含まれる食品添加物などは

亜鉛の吸収を妨げるので食べ過ぎには注意しましょう。

 

女性にとっては、

抜け毛にも関係している女性ホルモンの調整や

頭皮の老化を防ぐ抗酸化作用がある栄養分を摂るとよいですね。

 

抜け毛が増える原因のひとつとして、

女性ホルモンのエストロゲンが減少することがあげられます。

 

女性ホルモンの髪にハリやツヤを

与えるエストロゲンに似た作用を持つ栄養素である

大豆イソフラボンを摂るようにしましょう。

 

納豆、豆乳などの大豆飲料、

豆腐、油揚げ、大豆に、きな粉、味噌などを

食事に取り入れると良いでしょう。

 

豆類に含まれるサポニンレシチン

抗酸化作用がある以外にも、サポニンは、

悪玉コレステロールや中性脂肪などを下げ、

血流を促す作用もあります。

 

レシチンは乳化作用によってコレステロールを減らし、

血行促進作用、保水作用などがあり、

油に溶けやすい性質のビタミン類の吸収も助けてくれます。

 

抗酸化作用や血行促進、

女性ホルモンの分泌を調整してくれるビタミンE

豊富に含まれる

ナッツ類アボカド、カボチャなどもおすすめの食材です。

 

まとめ:亜鉛が不足すると円形脱毛症になりやすくなるかもってホント?

亜鉛不足は抜け毛の原因のひとつでもあり、

円形脱毛症にもつながります。

 

亜鉛は、髪の成長を助ける

ビタミン、タンパク質、ミネラルなどと

一緒に食事でバランスよく摂取するよう心がけましょう。

 

仕事が忙しくて食事だけで

亜鉛を摂るのは難しいという場合は、

用法容量を守ってサプリメントを上手に活用しましょう。

 

薄毛専門のいいねヘアケアラボの症例紹介はコチラをチェックしてみてください。

https://名古屋薄毛治療.com/record/

 

 

 

 

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この記事を書いた人

いいねヘアケアラボ院長 成田峻輔

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