薄毛対策の救世主?増毛エクステのメリットとデメリット

薄毛を緩和するために育毛剤や頭皮マッサージなどの対策をしても、

満足のいく結果が出るまで時間がかかるもの。 

 

しかしそんなに長く待てない、今すぐ薄くなったところをカバーして

目立たなくしたいと考えている方もきっと多いですよね。 

 

そんな方に最適なのが、「増毛エクステ」です。 

※一時的に対策としてです。

 

増毛エクステとは、自毛に2~6本の人工毛を結びつけて

ボリュームを出し、薄毛をカバーするエクステによる増毛のこと。 

 

「他のエクステと増毛エクステは何が違うの?」

「増毛エクステにはどんなデメリットがあるの?」

「増毛エクステには人工毛を使うメリットは?」

 

といった疑問にお答えすべく、増毛エクステのメリットやデメリット、

エクステの着脱方法や使用上の注意点についてご紹介します。

 

薄毛を隠すのに使えるエクステについて

一般的なエクステには、三つ編みでつけるタイプ、シールタイプ、

金属チップでつけるタイプ、超音波でつけるタイプなどがあります。 

 

皆さんの中にも、こういったエクステをファッションとして

利用したことのある方もいらっしゃるかもしれませんね。 

 

これらのエクステは装着部分が目立つため、

表から見えないように髪の内側につけるようになっています。 

 

シールタイプのエクステは装着部分が比較的薄いので、

前髪にもつけられますが、

その他のエクステはサイドや後頭部で使用します。 

 

薄毛を隠すというよりもサイドや後頭部のボリュームや長さ

を出すのに向いており額の生え際や分け目、つむじなど髪の表面の

薄毛のカバーには使えないというデメリットがあります。 

 

外から見える部分の薄毛を隠すには、増毛エクステが適しています。 

 

薄毛対策に使える増毛エクステとは?

増毛エクステとは、薄毛を隠しボリュームアップさせる効果のある

エクステです。 

 

1本の自毛に2~6本の人工毛を結び付けて装着します。 

 

増毛エクステに、人毛ではなく人工毛が使われている理由は、

人工毛の方が軽量で耐久性に優れているという

メリットがあるから。

 

増毛エクステは、

エクステを結び付けた自毛が自然に抜け落ちるまで、

長期間つけっぱなしになります。

 

そのため、人工毛より重さのある人毛を使用すると、

その分自毛に大きな負担がかかってしまうのです。

 

増毛エクステは髪の根元で結びますが

結び目はごく小さく目立たないので、

装着部を髪で隠す必要がありません。 

 

女性の薄毛は髪の分け目やつむじが目立つ場合が多く、

増毛エクステはこういった前頭部や頭頂部の薄毛を隠すのに

最適なのです。 

 

増毛エクステのメリット・デメリット

増毛エクステを利用する前に、

知っておきたいメリットとデメリット。

 

どのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか? 

 

【増毛エクステのメリット】 

■エクステをつけていることがほとんどわからない 

増毛エクステは髪の根元で結んで装着します。 

 

結び目が非常に小さいため目立たず、エクステをつけている

とは思えないほど自然な仕上がりです。 

 

ウィッグのようにズレたり、はずれたりする心配がなく、

安心してつけられるのもメリットのひとつです。

 

■しっかり薄毛を隠す 

薄毛対策の結果が出るまでの間、薄毛をカバーして見た目の悩みを

解消します。 

 

薄毛の度合いに応じて本数を増やすことで、

しっかり薄毛を隠せるのがメリット。

 

ぱっくり割れた分け目やつむじ、うっすら地肌が透ける頭頂部など、

場所を選ばずに使えるのも嬉しいですよね。

 

■軽くて髪への負担が少ない 

増毛エクステに使われているのは、ファイバー毛という人工毛です。 

 

ファイバー毛は1本0.02g、6本つけても0.12gという

軽さで髪に負担をかけません。 

※ただ少なからず自毛を引っ張ってしまいます。

 

■普段のヘアケアがラク 

装着部を気にせずに、シャンプーやブラッシングができます。 

 

増毛エクステは長期にわたって装着することになるので、

普段のお手入れがラクなのは大きなメリットと言えます。

 

■パーマ・カラー・アイロンも可能 

エクステ自体は染まらず、パーマもかかりませんが、

パーマやカラーも可 

 

また形状記憶加工により、

ドライヤーやアイロンでスタイリングすることもできます。 

 

■リペアで長く使える 

増毛エクステは髪が伸びて持ち上がった結び目を、

再び髪の根元に戻す「リペア」をすることで長く使えます。 

 

1~2ヶ月ごとにリペアすれば、自毛が抜けるまで使えお得です。 

 

【増毛エクステのデメリット】 

■極端なカラーチェンジは不可 

カラーをしてもエクステは染まりません。 

 

そのため、エクステの色とかけ離れた色を選ぶと、

エクステだけ浮いてしまうというデメリットがあります。 

 

■ストレートパーマ・縮毛矯正ができない 

増毛エクステは耐熱性がありますが、

耐熱温度が180℃までの場合が多いようです。 

 

そのため、高温になるストレートパーマや縮毛矯正が

できない場合があります。 

 

普段からストレートパーマや縮毛矯正が

欠かせないという方にとっては、

デメリットとなるかもしれません。

 

■取り外せない 

一度自毛に結び付けたら、はずすことができません。

 

自毛が自然に抜けるまでつけたままになります。 

 

シールエクステは薄毛を隠すのにいいの?

シールエクステは装着部分にシールがついており、

薄くとった毛束をシールではさんで装着するエクステです。 

 

シールエクステは、シールが見えないように髪の内側につける

必要があります。 

 

そのため、女性に多い分け目や頭頂部、

つむじの薄毛を隠すのに向かないというデメリットも。

 

女性が薄毛になるときは、全体的に薄くなりボリュームが減るので、

トップには増毛エクステ、サイドや後頭部のボリュームアップには

シールエクステを併用してもいいでしょう。 

 

エクステの着脱方法

■増毛エクステ 

増毛エクステは、美容院でつけてもらいます。 

 

エクステの根元にループがあり、

これを自毛に通してしっかり根元で結んで装着します。 

 

増毛エクステは一度装着したら、外せません。 

 

■シールエクステ 

髪をブロッキングして、バーコードのように薄く、

シールの幅より少し少な目の幅の髪をとります。 

 

とった髪の裏側にシールを置き、

折って髪をはさむように装着します。 

 

外すときは、ベビーオイルを使うと便利。 

 

シール部分にベビーオイルをたっぷりつけたら、

ストレートアイロンで熱を加え、その後くしの歯を

シールの上に差し込み下にゆっくりとおろして外します。 

 

のりが残っている場合は、ベビーオイルをなじませてとります。 

 

エクステによって髪が引っ張られて逆に薄毛の原因になってしまうも(牽引性脱毛症)

エクステの種類によっては、エクステの重みで常に髪が

引っ張られた状態になり、髪や毛根に負担がかかってしまう

場合があります。 

 

頻繁にエクステを使用していると、

「牽引性脱毛症」を引き起こすことも…。 

 

牽引性脱毛症とは髪型やエクステ、ブラッシングなどで

髪が常に引っ張られることで、毛根がダメージを受けて

髪が抜けてしまう脱毛症です。 

 

牽引性脱毛症を防ぐためには、髪や毛根への負担を

極力減らすようにすることが大切。 

 

エクステが重くなりすぎないように、

つける本数や長さはできるだけセーブしましょう。 

 

また、エクステを外してすぐにつけるのはやめて、

しばらく間をあけて頭皮を休ませるようにします。 

 

まとめ:薄毛対策の救世主?増毛エクステのメリット・デメリット

増毛エクステとは、1本の自毛に2~6本の人工毛を結び付けるタイプの

エクステです。 

 

軽量な人工毛を使っているため、

髪や地肌への負担も少なく、

自然に見えるのもメリットのひとつ。

※牽引生脱毛には注意

 

他のエクステが髪の内側にしか装着できないのに対して、

増毛エクステは髪の外側につけられるのが最大の特徴 

 

増毛エクステは女性に多い分け目やトップ、

つむじの薄毛を隠すのに最適です。 

 

ストレートパーマや縮毛矯正ができない、外せないというデメリットは

ありますが、薄毛による見た目の悩みを今すぐ解決できるメリットは

大きいですよね。 

 

薄毛を緩和するための対策を一つとして参考にいかがでしょうか 

 

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・薄毛が気になるならウィッグを有効活用しよう

 

 

 

この記事を書いた人

いいねヘアケアラボ院長 成田峻輔

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