ドライヤーで育毛?スカルプケアができるアイテムが増加中!
ドライヤーは濡れた髪を乾かしたり、スタイリングしたり
するときに使うものですが、実はスカルプケアまでできる
育毛に効果的なドライヤーがあることをご存じですか?
育毛のためには、シャンプー後にドライヤーで
きちんと髪を乾かすことが基本です。
ヘアドライのついでに、頭皮に刺激を与えるスカルプケアが
できたらとても便利ですよね。
ここでは、育毛におすすめのドライヤーをご紹介するとともに、
正しいドライヤーのかけ方や注意点、について解説いたします。
スカルプケア用の育毛ドライヤーが続々登場
「ドライヤーでどうやってスカルプケアをするの?」
そんな疑問にお答えすべく、
スカルプケア用の育毛ドライヤーの特徴をご紹介します。
1.遠赤外線と低温風で乾かす
スカルプケア用の育毛ドライヤーには遠赤外線が搭載されており、
約60度の低温風で髪を乾かします。
ドライヤーの温風は一般的に100℃以上なので、
髪や頭皮がダメージを受けやすく、
また乾かし過ぎによる髪のパサつきなども起こりやすいのです。
ところが、スカルプケア用のドライヤーは60度と温度が低く、
さらに遠赤外線の効果により髪の内部から乾かすことができます。
そのため、髪が傷みにくく育毛に最適と言えます。
2.頭皮を温めながら振動で刺激する
スカルプケア用のドライヤーには2種類のアタッチメントが
付属しており、その片方を取り付けると赤外線でじっくり
温めながら、振動によって頭皮に心地よい刺激を与えます。
このケアで硬くなった頭皮を柔らかくほぐし、
血行を促進する効果が期待できるのです。
ヘアドライのついでに頭皮の育毛ケアまでできてしまうなんて、
嬉しいですよね。
髪に優しいドライヤーも人気
ドライヤーの選び方や使い方によっては、髪が乾燥して
パサついたり、熱でダメージを受けたりすることがあります。
髪の乾燥やダメージを防いで育毛効果を上げるには、
搭載機能をチェックしてドライヤーを選びましょう。
育毛に効果的な機能をご紹介します。
■マイナスイオン機能
マイナスイオンとは、マイナスに帯電した
微細な水分の粒子のこと。
髪はわずかにプラスに帯電しやすく、そのままでは静電気が
起きやすいのですが、マイナスイオンドライヤーを使うと
プラスとマイナスが結びついて中和され、
静電気を防ぐことができるのです。
また、マイナスイオンが髪の表面に吸着されることで、
髪がサラサラになります。
■温風冷風を交互に切り替える機能
髪を乾かすときは、髪が熱くなりすぎないように温風と冷風を
交互に切り替えると、髪のダメージも抑えられ、
艶のある髪が手に入れられます。
この温風と冷風の切り替えを自動で行う機能のついた
ドライヤーもあるので、利用してみるのもよいかも
しれませんね。
ドライヤーをするときの注意点
シャンプーなどで髪が濡れると、
髪の表面のキューティクルが開きます。
そのままでは髪に必要な水分や栄養などが抜けだしてしまい、
パサつきの原因になります。
また、濡れた髪はちょっとした摩擦でキューティクルが
はがれたり、ダメージを受けたりしてしまいます。
そのため、濡れた髪を放置せずにドライヤーで手早く乾かし、
キューティクルを閉じてあげる必要があるのです。
髪を傷めないドライヤーのかけ方のポイントをご紹介しましょう。
1.短時間で乾かす
ドライヤーの熱によるダメージを減らすために、
できるだけ短時間で乾かすようにします。
そのためには、事前にタオルでしっかり水分を
拭きとっておくことが大切。
また、ドライヤーを選ぶときは風量が大きいかも
チェックしてくださいね。
2.根元から乾かす
最初に乾かし始めるのは髪の根元から。
髪の根元に風があたるように軽く持ち上げ、
ドライヤーを小刻みに揺らしながらかけます。
3.上から下へキューティクルを整える
キューティクルは下向きに鱗がかさなったような形状を
しているので、上から下に向かって風をあてて
キューティクルが閉じるように整えます。
4.髪に近づけすぎない
熱ダメージを減らすために、
ドライヤーを髪から20㎝ほど離してかけましょう。
髪が熱くなったと感じたら、途中で冷風に切り替えて
温度を下げるようにします。
5.仕上げに冷風で艶のある髪に
最後は冷風に切り替え、手ぐしで髪を整えるようにすると
髪に艶が出ます。
髪が濡れたまま寝るのは危険!
シャンプーの後、ドライヤーで乾かさずに濡れたまま
寝るのは危険です。
髪が濡れたままということは、キューティクルも
開きっぱなしの状態です。
キューティクルが開いていると、摩擦などによって
キューティクルが剥がれたり、傷ついたりしやすくなります。
睡眠中に頭を動かすたびに寝具で髪がこすれ、
キューティクルが深刻なダメージをうけてしまう可能性も…。
さらに、開いたキューティクルから水分や栄養が逃げてしまい、
髪がスカスカになったり、乾燥してパサついたりします。
また、濡れた髪を長時間放置していると、頭皮が蒸れて
雑菌が繁殖し、それによって炎症やかゆみが生じる恐れが
あります。
このような頭皮環境の悪化は、
抜け毛や薄毛の原因になるので注意が必要です。
育毛のためには、シャンプー後にドライヤーで髪を乾かして
キューティクルを閉じ、頭皮を清潔に保つように心がけましょう。
育毛をしている人におすすめのドライヤーの仕方
育毛をしている方には、スカルプケア用のドライヤーがおすすめ!
「スカルプケア用ドライヤーのここが優れている!」
という3つのポイントをご紹介しましょう。
1.髪のダメージを軽減
シャンプーでキューティクルが開いた髪は、手早く乾かして
キューティクルを閉じることが重要。
髪の傷みを防ぐ60℃の低温風と、素早く乾かせる遠赤外線が
このドライヤーのポイント。
健康な髪を保つことが、育毛の基本です。
2.頭皮マッサージ効果で血行促進
遠赤外線の熱と振動によって、凝り固まって硬くなってしまった
頭皮をほぐして柔らかくすることができます。
その結果、頭皮マッサージをした後のように、
頭皮の血流が格段によくなり、この後のミノキシジルなどの成分を
浸透しやすくしてくれるのです。
柔軟性があり血行の良い頭皮になると、育毛効果も高まります。
また、スカルプ用の温度設定が可能で、
頭皮のダメージを防ぐタイプのドライヤーも◎
これは、髪の根元のドライ用に60℃に設定できるドライヤーです。
髪の根元を乾かすときは、どうしても頭皮に温風が
あたる時間が長くなります。
高温の温風で乾かすと頭皮が乾燥してしまう恐れがありますが、
このタイプのドライヤーならその心配もいりません。
育毛のためには、髪の根元までしっかり乾かすことが大切。
スカルプ用の温度設定なら頭皮を乾燥させることなく、
根元まで乾かせるので良い頭皮環境を保つのに最適です。
このタイプのドライヤーは通常の乾かし方と逆で、
最初に全体をある程度乾かしてから、
温度を下げて根元を乾かすようにしましょう。
まとめ:ドライヤーで育毛?スカルプケアができるアイテムが増加中!
育毛効果を上げたいときは、
毎日使うドライヤーもこだわって選びましょう。
育毛には頭皮の乾燥を防ぐ、血行を良くする、
柔軟性を保つなど、頭皮環境を整えることに
着目したスカルプケア用ドライヤーが最適です。
また、ドライヤーをかけるときは髪や頭皮が
ダメージを受けないように、
できるだけ短時間で済ませるように心がけてくださいね。
高機能ドライヤーを上手に利用して、賢く育毛していきましょう。
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この記事を書いた人
いいねヘアケアラボ院長 成田峻輔